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【真空管アンプ】真空管の王様300Bアンプがやってきました(^O^)

2011-01-23 18:21:58 | 盆栽
真空管の王様がやってきた♪やってきた♪やってきたぞ~♪(”裸の王様”に合わせて歌ってください)
真空管アンプマニアとして一度は手に入れたいアンプは、やはり300Bを使用したアンプでしょう。
とは言え、予算の関係もあり、前のアンプを売ったお金で買える範囲というと、中国製のアンプになります。
手に入れようと決めてから、オークションを覗いてみると、フムフム大体4万円以下で買えそうだな、ということで、\37,000くらいで落とせる機会を待つことにしました。
同じ物が何度か出品されていますが、終了時刻が夜中のため、あとは自動入札ソフトに任せて寝て朝を待つこと何度か。
ある朝、起きてみると、おお~落札できてる。しかし、いくら中国製と言えど、真空管だけで\15,000はする物を、\37,000で買えてしまうのはすごいですね。

ちょっと発送に時間がかかったけど、無事到着し、確保してあった場所に置き、真空管を挿していきます。
GT管のソケットは、真ん中にガイドがあり、一方向にしか挿さらないようになっています。
しかし、真空管をぐるぐる回しても当たりがない。どうやらソケットの精度が悪いようです。
しょうがないので、ちゃんと切りかきの位置を見て強めに押し込んで入れました。

さて肝心の300Bは、ヒーターのピンは太い4ピンなので見ればすぐにわかりますが、あれ!?マークが後ろ向いてしまうぞ。
どうやらヒータ線を真ん中に這わせて、信号線を手前に持ってきているようです。
普通、ヒーターがもし交流点火なら、外側を通すだろう(-_-)
真空管アンプは見た目も大事。
マークが反対側なんて、ちょっと配慮が足りないな。

早速点火式。こんな感じです。




入力は3系統ありますが、手前のスイッチにレタリングがないので、どれに対応しているのかわかりません。
ここまで凝っていて、音楽ソースはNASに入っているCDから落としたWAV、もしくはレコードをキャプチャーしたものです。
無線LANで繋いであるSONY VAIO U50(このためだけに使用)とONKYOのUSBプロセッサを使用してます。

さて、肝心の音ですが、同じスピーカに繋いでいるLUXMANのMQ80(6336A プッシュプル、ただし今は6336Bを使用)との比較になります。
最初、聞いたときの印象は、思ったより現代的な音がするな、です。割と明るめで高域が伸びています。かといって低音が出ていないわけではない、柔らかな音です。
MQ80はもっと緻密で堅い音をぐいぐい出してきますが、そういう感じはしません。
クラシック、ボーカル、ジャズ、ロックと一通り聞いてみた感想です。

さて本日は、予てより入手してあったなす形メッシュプレートの300B(メーカは一緒の曙光電子)に差し替えてみました。
電源を入れると、おお~、管面が青く光っている(~o~)
これは、真空度が高い時、ヒーターから放出された電子がプレートで加速され、ガラス面にあたると起こる現象で、他の真空管でもプレートに穴や隙間があれば少し起きます。
しかし、管全体が青く光る姿は神々しい感じすらします。



さて音はというと、さらに繊細さが加わった感じがします。ただ、低域は少し弱いかな。
さらに気になるのは、時々発振しているような”ボ~”という音が入るときがあります。
シャーシを指でとんとんすると、スピーカーから音が出てきます。
初段の6N8Pを爪でそっとコツコツとすると”ビ~ンビ~ン”と響きます。

どこかで300Bは発振しやすいと書かれていたような気はしますが、どうも初段の影響が大きそうです。
6N8Pは、6SN7の中国版の名称なので、メジャーな6SN7のいいやつを与えてみて、それでもだめなら裏を開けて回路対策が必要かもしれません。

あと初段の6N8Pもそうですが、プレートの方向は合わせて欲しいですね。ばらばらでは見た目が今一です。
目の前にあるEHのKT88はさすがにマーク共々揃っているな。

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