
先月完成したWE407Aをパラプッシュでパワーアンプ、数日前に気が付いたんですが、右から音が出ていませんでした。私は左耳が全く聞こえないので(でもステレオにはこだわっています)、スピーカーを触って初めて右側が振動していないことがわかりました。
前段を2SK30Aの差動増幅&反転、後段は少しでもパワーを稼ぐためにWE407Aの自己バイアスパラレルプッシュプルの構成としました。(407Aのかわいさを出すために前段真空管を乗せたくなかったのもあります)
早速、各部電圧を調べてみると無入力時の差動出力値が右が異常であったため、FETの故障と判断。実は、電源も簡素化の結果、220Vから24Vを抵抗で生成しているため、安定するまでに一瞬高電圧がかかってしまうのは判っていたのですが、電流が流れないので良しとしてました。
こんなこともあろうかと、FETはソケット挿しにしておいて助かりました。案の定、片CHあたり2個のうち1個がゲート破壊してました。
電源保護は12Vのツェナーダイオードを手に入れたので、これを2個とダイオードの保護に2.2KΩの抵抗を直列に入れ、電圧が安定するまでこちらの保護回路の方で電圧を強制的に下げるようにしました。
よしこれでOKと、電源を入れたところ全く変化ありません。差動出力の電圧もアンバランスのままです。
これはいったいどういうことかとよくよく見ると、FETのソケットは汎用IC用の1列のものを穴5つ分にして使用して、ソース、ゲート、ドレイン間を1個空けるようにしていたのですが、肝心のゲートに入れる信号を1個ずれてハンダ付けしていたのです。
つまり最初から右側は鳴っていなかった訳で、自分の耳に情けなさを感じながら、1個横にハンダしなおすと、無事鳴り始めました。
本アンプは、使用している電源トランスが絶縁タイプでなかったため、アースはシャーシから浮いており、スピーカー出力も感電を恐れアースにつないでいません。そのため、NFBもかけていません。
でも、ハム音は全く聞こえず、音も低域、高域共に十分伸びており、且つ出力も2W近く出ているのではないでしょうか。(計測器が無いのでわかりません)
苦労したけど、やっと回路図が完成しました(電源に当初の設計から相当手が入りました)。写真は、球をWEからGE製に変えてあります。
前段を2SK30Aの差動増幅&反転、後段は少しでもパワーを稼ぐためにWE407Aの自己バイアスパラレルプッシュプルの構成としました。(407Aのかわいさを出すために前段真空管を乗せたくなかったのもあります)
早速、各部電圧を調べてみると無入力時の差動出力値が右が異常であったため、FETの故障と判断。実は、電源も簡素化の結果、220Vから24Vを抵抗で生成しているため、安定するまでに一瞬高電圧がかかってしまうのは判っていたのですが、電流が流れないので良しとしてました。
こんなこともあろうかと、FETはソケット挿しにしておいて助かりました。案の定、片CHあたり2個のうち1個がゲート破壊してました。
電源保護は12Vのツェナーダイオードを手に入れたので、これを2個とダイオードの保護に2.2KΩの抵抗を直列に入れ、電圧が安定するまでこちらの保護回路の方で電圧を強制的に下げるようにしました。
よしこれでOKと、電源を入れたところ全く変化ありません。差動出力の電圧もアンバランスのままです。
これはいったいどういうことかとよくよく見ると、FETのソケットは汎用IC用の1列のものを穴5つ分にして使用して、ソース、ゲート、ドレイン間を1個空けるようにしていたのですが、肝心のゲートに入れる信号を1個ずれてハンダ付けしていたのです。
つまり最初から右側は鳴っていなかった訳で、自分の耳に情けなさを感じながら、1個横にハンダしなおすと、無事鳴り始めました。
本アンプは、使用している電源トランスが絶縁タイプでなかったため、アースはシャーシから浮いており、スピーカー出力も感電を恐れアースにつないでいません。そのため、NFBもかけていません。
でも、ハム音は全く聞こえず、音も低域、高域共に十分伸びており、且つ出力も2W近く出ているのではないでしょうか。(計測器が無いのでわかりません)
苦労したけど、やっと回路図が完成しました(電源に当初の設計から相当手が入りました)。写真は、球をWEからGE製に変えてあります。
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