鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

義姉

2013年10月31日 | 日記
彼には3歳違いのお兄さんがいる。

今は他県に住まれていて、奥さんと、子供3人。

この奥さんって人が私には義姉にあたるわけだ。

とはいっても、私よりも2つ年下なんだけど。

バッリバリのワーキングウーマンで(民間ではないので
キャリアって感じではない)子供3人を実母に預けて
毎年海外出張もこなすくらい。

仕事はもちろん、すごいって思うけど、何より
子供3人ってのがすごい。

だって、お義兄さん全然家のことも、子供のことも
手伝わないんだもの…。

このお義兄さんも、彼同様変わっていて、家では
家族で一緒にご飯を食べない。

一家団欒もない。

一人、部屋にこもってネットなり、ゲームなりをしている
らしい。

まったく、彼と一緒。

お仕事はされているけれども。

あと、以前脳血栓だか、脳溢血だかをしているうえに
睡眠障害があり、アルコールを飲んではいけないはずなのに
つい最近まで飲むことがどうしても辞められなかった。

これも、まったく、彼と一緒。

どうどう?こんな兄弟。

親に問題があるって思わない?

どう育てたら、こんなになるんだろう?って。

とことん甘やかすお義父さんと、放任主義のお義母さん。

ともに40歳を超えたおっさん兄弟だけど。

ただ、唯一彼と違うのは、お義兄さんは

「親には心配掛けたくない」って思ってて必要以上に何も言わない。

彼は、

「甘えるのも親孝行のうち」って思ってて必要以上に親をこき使ってる。

どっちも、どっちだけど…彼の方が性質が悪いわね。


うちは、まだ病気なのにも関わらず、あーしろ、こーしろって
私が彼に言うけれど、お義兄さんちは諦めて何も言わないって。

もう、何言ってもきかないから、面倒くさいって。

その気持ちもよくわかる。


その義姉から、メールが来て。

彼のことを心配してくれてて。

あまり、これまで彼のこと説明してこなかったんだけど、おばあちゃん
(彼の実家の)が入院したこと言ってなかったら、

「家族なんだから、大事なことは教えていただかないと。」

ってお義父さん怒られたらしくって。

確かにね…って思って、入院前に私からメールして。

すっごく、心配いただいて。

それで、そろそろ入院1ヶ月になるころだからってまたメールもらって。


ありがいな…って。


お互いに分かり合えることも多いしね…。

バカな旦那と、親バカな親と…。

ありがたい身内だなって。





納得

2013年10月30日 | 日記
最近、またHPで病気のことを探している。

改めて、双極性障害って病気を取り巻く環境って
変わったんだと思う。

彼がそう診断されたのが、4年くらい前だけど、
その当時探しても探しても、加藤先生のHPや患者さん
もしくは患者さんのご家族の書かれたブログとか
まぁまぁ、個人ベースのものが多かった。

が、今や厚労省やら学会やら製薬会社やら…はては
NHKやらなんだかこぞって取り上げてて…。

それだけ、注目されるってことは、この病気に病む人が
多くなったってこと?

潜在的には多かったのかもしれないけれど、鬱病として
診断される人が多かったってことかしら?

それともメンタルヘルス全体がクローズアップされてる?

新しく認可された薬もあるし、認知も上がればきっと
プラスな面も多いんだろうと思うんだけど…。

ただ、ちょっと納得行かないって言うか、頭では理解できる
んだけど、腑に落ちて行かないっていうか…。

例えば、日本イーライリリーさん
なんかのHPだと

*「躁」の症状のときの言動を後々まで責める

ってことは家族はしては行けないことになっていて。

確かにね、本人は覚えていないこともあるだろうし、本人がやっている
ってよりも、病気がやらせているって考えるほうが正しいらしいんだけど。

でもね、どうであれ、傷つくわけですよ。

こっちも。

生身の人間ですから。

覚えてない?

病気のせい?

何都合のいいこと言ってんだ~~~~!!!

って思っちゃうわけですよ。

これがダメってことなわけでしょ。

やってらんねぇよ~~~~!ってね。

先日も「離婚する!」って言われたけど、これだってね。

お前が言うな~~~~!でしょ。

これだけ傷つけられて、これだけ裏切られて、挙句にって…。

まぁ、どうもそう言い出す人多いみたいだけど。


確かにね、鬱にあ~だこ~だ、躁エピをあげつらうのは
どうかと思う。

でも、責めるんじゃないにして、こういうのは困るっていうか
こういうのはもう二度としないで欲しいって話すのもいけないのかしら?

だったら、いつ反省してくれるのかしら?

反省しなかったら、改善もないんじゃないのかしら?


どうもねぇ…、病気でしんどいのはわかるし、きっと私がわかる
ってよりもしんどいことも想像できるんだけど、なんかこっちが
割り食ってるようで納得いかない…って思うことがあるわけだ。




信頼

2013年10月29日 | 日記
先週末、外出して家に戻った彼に約束させたことがある。

朝、TELすること。

感情がたまりにたまってから、TELをかけてくると
対応が大変だし、こちらもずーっと心配しているのも
疲れるし、1日の始まりのリズムを作るためにも
朝ごはんが終わったら、TELをかけて「おはよう」を言う
ってのを約束した。

別にこれと言った話をしなくても、朝挨拶をする。

基本だと思うってことで。

帰った翌日の日曜日にはTELが来た。

ちょっと怒りっぽかった。

携帯の充電がないってことで、面倒くさそうな感じも
あり、さっさと切り上げた。

月曜日、TELは来なかった。

ほっておこうかと思ったが、日中LINEを送ってみた。

すると、それを見てTELが来た。

やっぱり、携帯繋いでいるんじゃん…って思ったけど。

話始めると、また泣き始めた。

愛して欲しいんだって…。

愛されているって感じたいんだって。

思い切って、

「私は、神様でも○○(彼)のお母さんでもないから無償の愛は
 あげられないよ。」

って言ってみた。

愛して欲しい。

理解して欲しい。

そうやって、Give!Give!Give!だけじゃ成立しない。

自分の都合だけ、自分の感情だけ押し付けられても困る。

私には私の都合があり、感情がある。

それを、病気だから、弱っているからって一方的に押し付けられても
享受できない。

それを、フェアじゃないとか、ワンサイド過ぎるとか、何度も何度も
話しているけれど、彼には伝わらない。

夫婦って対等じゃないとね…。

彼は普通の夫婦、普通の夫婦って連呼するけれど、うちのどこが普通
なんだろうって思う。

何一つ普通のことがないのに、それだけ普通を求められてもね。


それから、家で泣きながら、

「家族に尊敬されたいし、家族を守りたい。」って。

正直、遠い道のりだね…って思ったけど。

そうなりたいって思うこと自体は、間違っていないと思うから
スルーしたけど、やっぱり私の中で違和感があって。

「家で、尊敬されたいって言ってたけど、私は、尊敬よりも先に
 家族に信頼されることが大事だと思うよ。」って言ってみた。

何起こすかわかんないとか、言ってもどうせ無理とか…
そんなんばっかりだから。

「信頼できるようになってから、帰ってきてね。」と言うと

「わかった…。」って言ってTELを切った。


やっぱり、遠い道のり感が半端ない…。



週一

2013年10月28日 | 日記
土曜日、彼が外出してきた。

なんか、ヘンな日本語だな。

病院から外出し、家にやってきたってことで。


家のネット契約を移行して、その手続き上作業が
必要とかで、9時には家にいられるようにと、8時半に
迎えに行った。

今回は最初から外出で、と決めていたので病院でもめる
こともなくすんなり出てくることができた。

が、やはり、薬の受渡とか書類とか、彼の支度ができていない
とか結構時間はかかるのだけれど。

ギリギリで9時前に家に戻る。

が、書類がないと彼が騒ぐ。

面倒くさいので、ネット関係の書類は全部彼に任せている。

だから、一切の書類に目を通していないし、その所在も知らない。

が、彼が分けておいた書類が見当たらないと騒ぐ。

段々、機嫌が悪くなり、怒り出す。

誰が悪いわけじゃない。

自分が置いた場所がわからないだけだ。

「病院に持っていったかも!」と突然言い出し、

病院に戻ると言い出す。

わけがわからない。

「持っていってないって。」と言っても聞かない。

しょうがないので、送ろうかと思ったら、娘が嫌がり
またお義父さんにお願いする。

娘は、書類がないと喚く彼に向かって、

「おじいちゃんや、ママを怒らないで!
 自分が悪いんでしょ!!」

と至極当然なことを言っていた。

結局、書類は家にあった。

もちろんなんだけど。

NTTかどこだかにTELしながら、作業がようやく始まった。

私と娘はこれ以上あおりを受けたくないので、さっさと小児科へ
行くことにした。

インフルエンザの予防接種をしなければ…。

途中で、買い物をし、お昼を作って食べる。

が、彼は作業が終わらず、一緒に食べない。

作業が終わるって、やっと食べたかと思ったら、今度は出かけたい
っと言う。

DOCOMO と新しくオープンしたUNIQLOだって。

DOCOMOは待ち時間が長くて嫌だし、UNIQLOは混んでて嫌だと言っても
譲らない。

ついでに本屋にも行きたいって。

そりゃ~、1週間も病院に缶詰であちこち行きたい気もわかるが、一人で
行かせるわけにも行かず、付き合うほうが面倒くさい。

ひとまず、頭痛がするので、1時間休憩!と言って横になる。

その間に、彼は娘とオセロをしたり、キャッチボールをしたり。

楽しそうと言えば、楽しそう…が明らかに、無理やり感が漂う。

彼と娘どっちにも…。

しかし、そもそも体力のない彼はそれで疲れ切ってしまい、お出掛けは
しないことになる。

しめしめ…。

家にゆっくりすることにして、お茶したり、娘の引くピアノを聴いたり
って、その間もずーっと携帯いじっていたけど。

が、夕方になり、そろそろ夕飯の支度を…と思っていると彼がビールを
持ってきた。

「飲まないほうが、いいよ。」と言うと

「なんで?別にダメって言われているわけじゃないよ。」と言い出す。

そして、

「だって、最後のビールだと思うから…。」と言った途端

感情が崩壊した。

泣きながら、話し出した。

前の会社のうらみつらみから始まり、自分は本当はこうなりたい、
こうしたいと話しながらも娘が隣にいたので、口には出せず、
タブレットのメモに、「死にたい」と書く。

こうなりたい、こうしたいという願望と今現在の自分が乖離し過ぎて
いて痛々しい。

こういうときに、反論したり、口を挟んではいけない…と思いながら
黙って聞いていた。

涙も文句も、願望も彼の中にたまりにたまった思いであり、それを
デトックスすることは必要だと思ったから。

が、その毒素は排出されるに付け、こちらのテンションは下がりっぱなし
なわけだが。

全てが以前に聞いた内容だった。

上がっているときに、現状をまったく考えず、彼の思いだけで発せられた
言葉と同じ内容だった。

結局、またここから始めないといけないのか…と絶望に近い気になった。

何度も何度も繰り返される、彼の症状。

一歩進むどころか、入院しても、まったくかわらない症状。

一体どうすれば、彼は変わり、症状は落ち着くのか…。


彼が、少し落ち着いたタイミングを見て、夕飯の支度を始めた。

病院に帰る時間もあるので。

結局、ビールを1杯飲んで、娘と2人で作ったカレーを食べて送って言った。


先週、今週…2週にわたって、彼と過ごした時間。

彼なりに娘には気を使っているようではあるが、
私には酷い1日にしかならない。

で、また来週もなわけだ。

週に1回くらい、外に出たいと言う彼の気持ちはよくわかる。

が、その負担は私には大きい。


頭痛

2013年10月25日 | 日記
頭痛が半端なく、昨日はあえなく早退してしまった。

私の場合、肩凝りが酷くなると頭痛になる。

原因は、ストレスと疲れか…。

まぁ、更年期って可能性もあるけどぉ。

あとは運動不足か…。

彼が入院する前は、朝のウォーキングと週一のプールに
行けていたけど、朝は娘が寂しがるので出かけられず
プールは土曜日彼が一時帰宅したり、娘の用事やらを
お義父さんに頼むのも気が引け、ずーっと行っていない。

整体に通うのも、会社帰りだと遅くなるので、前みたいな
頻度では行けない。

あ~~~~、どれもこれも彼の入院騒ぎから~~~~って
文句のひとつも言いたくなるってわけだ。

彼からの連絡はまた途絶えた。

明日、9時には家にいないといけないって言ってたし、
何時に迎えにこいと言うのやら…。

娘のインフルエンザの注射も行かないとだし、また
忙しい週末になる…。

頭痛に限らず、体調が悪い。

今週の初めは、生理痛を引きずり、朝げーげーなるし、食事も不味い。

夜もよく寝れない。寝ても疲れが取れない。

あと、不意に泣きそうになる。

仕事しながら、泣いているわけにもいかないが、自分が壊れているって
自覚がある。

そんなところから、やっとちょっとづつ浮上中。

まだ頭は痛いけど、昨日一人でゆっくりしたからか。

彼が入院してから、娘が常にべったりふっついていたし、
お義父さんにあれこれ気を遣うことが多かったから。

大丈夫、大丈夫、大丈夫。

そう、自分に言い聞かせる。

私はまだ、大丈夫、大丈夫、大丈夫。



そう言えば、このブログがこんなHPに乗っていた。

日本の闘病記

こんなのあったんだぁ…と感心しつつも、ちょっと怖い。

本気で探したい人には検索機能も充実していていいんだろうけど。

世の中、悩める人は多いんだって…ことだわね。