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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

我侭

2013年10月08日 | 日記
彼の入院に際し、お義父さんと私でヒアリングを受けた。

初耳なことも多かったが、特に印象深かったのが彼の性格について。

看護師さんが、

「ご本人はどんな性格ですか?」と聞いたときに

私は、

「わがままです。」と即答。

自分のことだけ考えて、自分の主張だけを通そうとする。

その主張が通らなければ、不機嫌になる。

これぞ、わがまま!って感じ。

が、お義父さんは違った。

「気が小さくて、責任感がある。」だって。

気が小さいのはわかる。

気も小さいが、器も小さい。

が、責任感って何?

仕事の話?

だったら、家庭における夫としての、親としての責任感は???

まぁ、そこで質問するわけにも、反論するわけにも行かないので
黙ってはいたが、「責任感」「責任感」って言葉が出るたびに
苦笑するのをなんとか我慢していた。

あとは、初婚時代の奥さんのことを偉く責めていたお義父さん。

自営業家の一人娘に婿入りしたので、完全に取り込まれ、どんなときも
親側について、息子をいじめて、病気にしたって。

まぁ、親が言うのだからしょうがないけど、きっと譲歩できない彼の
性格も災いしたんだろうし、何より、それがわかっていながら20歳
そこそこの息子を婿にやるなよ…って。

何を言っても、あとの祭りなわけだが…。


入院した翌日、最初の電話が来た。

電話口の様子を探るように出ると

「外出許可取ったから、本屋に行く。」って。

出たよ、またわがまま病…と思いながら

「本屋に行くって、あれだけ本持って行ったじゃん。

 昨日の今日で、おっかなくて私には無理。」と言うと

「大丈夫だよ。今朝看護師さんにも謝ったし。」と言う。

「いやいや…、もうちょっと落ち着くまで待てば?」と言うと

「じゃ、お父さんと変わって!」って。

お父さんに代わると、結局出かけることになったらしい。

私が、

「大丈夫なの?」と聞くと

「本人が大丈夫って言っているから…。」って。

そりゃ~言うでしょうよ~~~って思ったけど黙っておいた。


さじを投げるってことで、私はそのまま出社した。

外出したところで、電話がきたけどまぁまぁ、普通な感じでおとなしく
病院に帰るらしかった。


翌日、土曜日。

朝10時ぐらいに電話があった。

「今日来る?」って。

まぁ、車で5分だしね、そう思うのも無理はない。

が、そう簡単な話じゃない。

まず、娘が行きたがらなかった。

私も、この1週間の反動で疲れきり行きたくない。

加えて、そうそうこの入院を軽く考えてるんじゃないよ!って
気持ちがある。

娘にももう一度確認してみる。

「病院行く?」と言うと

「ううん、行かない。」って。

彼に、

「○○が行きたくないって。」と言うと

「何で?」と言う。

「何でって…。色々気持ちの整理が付かないんじゃない?」と言うと

「何で?」って。

そこんとこ、よく考えろよ!って思う。

「なんかあるの?」と聞くと

「お菓子とコーラが持ってきて欲しくて…」だって。

どうやら、あとからお義父さんに確認すると病院においてこれないお菓子を
餓鬼のように食べ、2Lのペットボトル4本持っていったとのこと。

ってことは、2日で4本飲んでるってことでしょ。

まして、自販機にZEROはないけど、コーラあったし。

お菓子は、病院食でお腹が膨れないのはわかるけど、そうそう家でも
食べていたわけじゃないし。

結局、わがままなだけじゃん…と黙っていると

「だったら、いいよ。」って切ってしまった。


家族のサポートを当たり前のように考えて、病気でUP・DOWNするたび
振り回すだけ振り回して、自分のわがままだけを押し付ける。

もうね、そんなんに疲れたんだよって。

CLOSEして回線切りたいのはこっちだよって。


時間が必要なのは、きっとお互い様ってことだろう。