前回せっかく病院に行ったのに、診察に立ち会えなかった。(
通院)
で、本日リベンジ。
さすがに彼も学習したのか、診察券を出す時点で
「家族がもうじきくるので…」とひと言添えたらしい。
だが…また頓服を忘れたらしく、冷水を飲んで辛そうなのをしのいでいた。
まっ、確かにほとんど外に出ない生活を続けているし、出てもコンビニに
タバコ買いに行くくらいだから、しんどいのはしんどいんだろう…。
でも、もう頓服取りに家には帰らないから…。
番号が呼ばれ、診察室へ。
「ん~っと?誰?」と聞かれたので、
「はい、配偶者です。」と答える。
すると、彼を一瞥し私に向かって
「どうですか~?」と聞かれたので、
「う~ん、ダメです。」と答える。
彼は今の病院に移る前にクリニックでサインバルタとデプロメールを
飲んでいた。
で、今の先生にザッパリと切られ、切られて今に至るのだが前回
50→75mgに戻していた。
でも、やっぱり無理っぽい。
その話をすると先生が
「う~ん、私もねぇ~公式通りに減らしてきたからね~。」と言った。
ん?公式通り?
つまり双極性障害に抗鬱剤を出すのは公式に反するから、本人の
様子や意向は取り合えずにして減らしてきたってことがいいたいの???
さらに
「まぁ、こういう気分障害の人に抗鬱剤を出すってのはよくないしね。」
とまで言う…。
ネットを見ていると、飲んでいる人も結構いるようにも思うけどぉ…。
そうかと思うと、
「まぁ~在ったほうがいいのかね?」と私に聞く。
「はぁ~。」とあいまいな答え方をすると
「じゃ~、100mgにしようかねぇ。」とか言っる。
えっ、増やすんだ…とビックリしていると、さっさと処方箋を書く。
で、思い切って
「ラミクタール試してみたいと思うんですが、お願いできませんか?」
と言うと、
「う~ん、それ使ったことないんだよね~。」と言われる。
彼が聞いたときもそう言ったらしい。
「去年の7月に認証された薬ですから、双極性障害には新しい薬だとは
思うんですがぁ…薬局に聞いたら取り扱いがあるってことなので
処方されている先生もいらっしゃると思うんですがぁ…」と言うと
「そうねぇ~、う~ん、勉強不足で申し訳ない。」と言われた。
その先生は結構高齢で、理事長の肩書きが胸のネームプレートに書いてある。
えっ、いやっ、そんな風に言ってもらわなくていいですけどぉ…と
戸惑っていると、
「これには載っていないな~。」と薬辞典を開いて、また別の辞典を持ってきて
調べ始めた。
「これって、てんかんの薬?」と私に聞かれたので
「はい、もともとはてんかんだったのが、双極性障害に追加認証されたかと…」
と答えると
「ふ~ん、25mgを隔日にかぁ~。面倒なんだねぇ~。」とか言ってる。
結局薬局に問い合わせをして、晴れてラミクタールを出してもらえることになった。
ラミクタールを新規増薬とラミクタール1ヶ月前に比べると倍!
これで少しは楽になるのかしら…あんまり持ち上がられても困るけど…。
あとはラミクタールの副作用がでないように祈ることと、増量しながら安定したら
ちょっとずつデプロメールを減らしていければいいのかな~と思いながら
先生との交渉…診察を終えた。
この間、彼はほとんど発言することもなく、ただうつむいているばかりだった。
おまけに待合室に戻ると、あまりにしんどそうなので
「帰って休む?」と聞くと
「うん…そうする…。」と言ってさっさと帰っていった。
どうもねぇ~、私って仕切り過ぎなんだろうかぁ…ってちょっと反省した。