鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

手続

2014年12月25日 | 日記
少し、間が開きました。

色々あったのですが、更新がなくともご覧頂く方が
少数ながらもいてくださるので先にご報告です。

本日、手続きを完了いたしました。

結果、鬱のち躁…のち、離婚となりました。


また、明日から滞った日々のことなどを書き綴りたいと思います。

よろしければ、またご覧ください。

では、また明日…。

爆泣

2014年12月24日 | 日記
うん、タイトルなんて読むのかわからない。

でも、そう言いたくなるくらいあっちでもこっちでも
泣き倒してきた。

あっち→病院、こっち→検察庁。

まず病院で、通常の診察前に、待合でケースワーカーさんに声をかけられた。

「紹介状ということでしたが…。」って。

彼が事情を説明する。

私はもう、朝からいっぱいいっぱいでいろんなことで彼に
当たり散らしていて。

例えば、ごみを捨てるのに、何リットルのごみ袋かしつこく
聞く彼に、

「そんなん、入れてみればわかるでしょ!」的な。

こっちがいっぱいいっぱいなのは伝えてあったので、
ちょっとは察しろ!って思っちゃって。

だから、病院に向かう途中もずーっと「いやだいやだ」
って叫びながら、運転してた。

病院に着いた頃には、もうただ黙って固まってて、ケースワーカーさんに

「奥さんも一緒に行かれるんですか?」って聞かれたときには

首を振るだけで精一杯で。

一緒に行く?私が東京へ行く?娘も一緒に???みたいな。

きっともう、感情が支離滅裂だったんだと思う。

そのあと、カウンセリングがあって。

ここでも彼が先に話して、結論、東京に独りで行くって。

で、そのあと、

「奥さんはどうお考えですか?」って聞かれたから、

「もう、よくわかりません…。」って答えたら、涙腺が崩壊した。

ただ、壊れたように泣きながら、先生にしんどいけれど、それで
本当にいいのか、よくわらないって。

病人を見捨てるのかとか、家族として人間としてそれでいいのかって
葛藤もまだあるんだって。

それでも、娘にとって一番いいのは???って考えていても、結果
よくわからないんだって。

だからここまで来たら、本人の納得のいくようにするしかないかって。

しゃべっては泣き、泣いてはしゃべるみたいな。

こすることなく、拭くことなく、ただただ流れるがままにしていた。

カウンセリングの先生は、最後に

「お力になれず…。」って。

あと、

「もしまた協力できることがあれば…」って言ってくださった。

担当医の先生は、見事にあっさりしてたけど。

それはそれで、その先生らしく、ありがたかった。


そのあと、検察に行き検事さんとの面会でも泣き倒した。

話す内容はほぼ同じ。

自分でも、よくわからないけど、ここまで言うなら彼の意志を
尊重しようと思う的なことを話して、捺印してきた。


どちらも、正解はないからと私を責めるようなことはなかった。

また、どちらも有効なアドバスができないと謝罪されてしまった。

なんだか、他人である私たちのために一生懸命考えてくださり、
一生懸命向き合ってくださった。

彼と一緒でなければ、決して縁のなかった方々だと思う。

それも、ある意味彼の財産だと思う。

それを、今後の糧にしてくれたらいいなと思う。


試練1,2は乗り越えたというか、過ぎ去りました。

あとは、週末の試練3かな。


でも、今日はクリスマスイブなわけで。

娘は、朝から余念なく準備しているわけで。

どれだけ、家族最後のイブを楽しめるのか…親としての力量の見せ所なわけで。


まだまだ、両親として頑張らないとねぇ…。

試練

2014年12月22日 | 日記
年末も押し迫ってまいりました…。

でも、何もする気が起きない…。

掃除に年賀状、年末年始の買い物…何もする気になりません。

このところ、週末のたびに天気が悪いのも一因なんだけど。

今週予定の大きな試練がプレッシャーなのは間違えなく…。


試練1 病院の受診

彼がさっさと転医に必要な紹介状を頼んでしまっているので
担当医ともう一人たぶん、ケースワーカーさん?と話し合いが。

もちろん、彼の勝手ではあるが、家族してどうなんだって話が
あると思われ。

そもそも受け入れもしぶられた経緯があるので、ここでこんな勝手
いう患者何言われることか…。

ネットには精神科医が一番嫌う患者はボーダーさんって書いてあるのを
見たせいか…すっげぇ、怖い。

もっと怖いのが、あれこれ言われて彼が揺らいだり、私が揺らいだり
するんじゃないのかって。

できるだけ、それまでフラットな気持ちでいられるようにって
思ってきたんだけど、でもどんどんゴールに気持ちがむかちゃって。

ゴール放棄して、このまま現状で走り続けるってもう気持ちが続かない。


試練2 検察庁への呼び出し

この間やっちまった悪さの後始末。

1回目の呼び出しは、直前まで一緒に行くつもりが、勝手ばかり言う
彼に呆れて、自分独りでできるっていうくらいなら、今日も一人で
行きやがれ!で決裂。

が、今度は夫婦同伴でって指定されちゃた。

彼一人で行って、あれこれ話をする過程で、離婚するって言って反対
されて。

前回「あなたを信じますよ。」って言ってくださった検事さんで。

私にも、あれこれお話をしてくださったんだけど…。

また、あれこれ言われて彼が揺らいだり、私が揺らいだり
するんじゃないのかって…。

結局、罰金が決まらず、年を超えるってのも嫌だし…。

試練3 義両親の訪問

荷造りの手伝いに週末義両親がやってくる。

彼一人ではどうにもできないのだろうが、それにしても…。

勘当どころか、心中したいとまで言っていた勢いはいずこに。

1日で終わるのかどうなのか、わからんがきっと泊まっていくんだろう。

その世話をまたあれこれ考えると、それもそれで気が重い。

さらに、きっとあれこれ、また話を蒸し返され、彼が揺らいだり、
私が揺らいだりするんじゃないのかって…。


結局ね、自分でも確固たる意志が定まっていないせいか、いろんな人に
あれこれ言われて、揺らぐのがつらいだけなんだろうなぁ。

もう、勘弁してくださいってみんなに頭下げればいいのかなぁ。

それとも、後々後悔しないようにって神様の試練なのかなぁ。


先週末、来週の義両親訪問を受け、大掃除の前準備(片づけ)を
始めようって3人で話していた。

でも、朝ごはんを食べ、薬を飲んで

「体調悪いから、寝るわ。お休み。」

って言う、彼を怒鳴ってしまった。

私だって、ストレスフルで何もやる気がない上に、1週間働いて疲れ
きっているのに、片づけやらなきゃって面倒に思っているのに、
それを事前に伝えて、3人でやるって約束したのに、体調悪いから
ごめんなさい、できませんならともかく、おやすみなさいって…。

「ふざけんなっ!」って。

「そうやって、なんでもかんでも、病気や体調のせいにして

 私に押し付けてきたから、こんなんなったんでしょ!」って。


もうね、後戻りはできないんだと思う。

押し付けてきた彼だけが悪いわけじゃない。

押し付けられても、なんだかんだそれを受け入れてきた私も悪い。

だから、この組み合わせはもうだめなんだと思う…。

何倍

2014年12月19日 | 日記
昨日の記事で、自分についての不安を書き上げてみた。

でもそうする反面、不安も後悔もきっと未練も何もかも
私の何倍ものそれを彼は抱えて生きていかないといけないんだろうって
考えてしまう。

ついでに、貧乏と病気と孤独を抱えて生きていかないといけないって。

そう考えると、なんだか自分がヒドイことをしようとしているような
気になって、本当に間違っていないのか、本当にいいのかって考えてしまう。

でも、ここに来て最近ようやく、彼がマイナスな感情を私の何倍も抱えるのは
今まで何倍もヒドイことをしてきたんだから、ある意味しょうがないのかな?
って考えられるようになってきた。

私もこの悪魔の口で彼を散々苦しめてきたって思うけど、でも彼も彼の取った
行動で私を散々苦しめてきたわけで。

しかもそれは、人として道に外れる行為も多数含まれるわけで。

因果応報、自業自得…、そう考えるべきなのかもってね。

まっ、それこそヒドイ話なんだけどさぁ…。


彼は先日エビリファイを2つ一気に飲んだせいか、思いっきり酩酊し
娘のお気に入りのティッシュボックスカバーを踏みつけ、ダメにした。

「ほら。」とその物を目の前に出しつつ

「これ、○○の(娘)お気に入りだったんだよ。」と言うと

「そっか~、薬でわけわかんなくなってたからなぁ~。」と答えた。

この会話を聞いていた娘はブチ切れ。

「なんで謝んないの!」って。

娘曰く、まず謝るべきだってことで。

その主張を聞いて、あ~ぁ、この人見た目は父親似だけど、中身は私の
影響丸受けだな…って思った。

彼や義父の場合は、悪気があってしたわけではないので、許されるって
考えるわけだ。

たぶん、彼はそうやってこのような機会でも、怒られず育ったんだろう。

でも、私は悪気があってもなくても、事実悪いことをしたのなら、まずは
誠意をもって謝るべきだろうって考える。

まずは、事実を受け入れ、謝ってから、そのあとに言い訳っていうか、
理由を説明すべきだろう。

どちらが正しいのかわからないけど、とても些細なことだけれど
そういうことろから私たちは感覚が合わなかったんだろう。

本当に些細な感覚の違いが積み重なって、決定的な結果をうんだんだろう。

でももし彼が病気でなく、仕事もし続けていたら、我慢ができる範疇だった
んだろうか…。

今さら、そんなことを考えてもしょうがないのだけれど…。

今私が望むのは、娘と二人これから平穏無事に小さな幸せをかみしめながら
しっかり生きていきたいってことと、彼が病気も孤独も抱えたまでも必死に
生きていてくれることだけ。

でも…、彼は生来の口のうまさと素直さで、それでもいろんな人ととつながって
しぶとく生きていくのかも…って可能性もきったあるんじゃないかって。

そうあって欲しいな~って思えるようになってきた、最近の私は少し落ち着きを
取り戻してきつつあるんだろうかなぁ…。



不安

2014年12月18日 | 日記
世の中の既婚女性が離婚する際の不安要素と言えば
まずは、経済的な問題だろう。

専業主婦やパート、派遣などその収入によると
思うのだが、やはり先立つものは必要だ。

あとは、住居や老後や世間体やあとはなんだ…?

もちろん、子供がいる場合は子供のことがまっさきに
考えられるのだろうけど。

子供の年齢にもよるだろうし、人数によってもまた
それぞれだろう…。

で、考えると私はかなり恵まれているんじゃないって。

ひとまず、家はある。

義父にローンの約半分を払ってもらったからだけど。

でも、そのうちの約3割を今回返す予定だから。

今はまだ具体的に進めてはいないが、権利から何から
私のものにしようと思っている。

住居については、不安はない。

まっ、古い家ではあるけれど雨露は多分しのげる。

で、収入的な面では、一応仕事はしている。

正社員とはいえ、多額の借金のある先のわからない会社では
あるし、何年務められるかわからないと言えば、わからないが
今すぐ就活をする必要はない。

もし、この先失業したとしても、何とか稼いでいかないと…
って不安はもちろんあるけど、でもそれは誰にだって大なり小なり
あるんだろう。

でも、住宅に係る出費がないってことは大きなことだと思う。

これが毎月何万かの出費を継続的に続けることはものすごい
プレッシャーだろう。

経済的な面での不安は、娘の進学だろうか。

変な話だが、私は30才を大きく超えてから結婚した。

で、実際出産したのは○高(まるこう)だ。

でもそんなのはまったく関係なく、20代の頃から子供は一人で
十分だと思うような人間だった。

なぜかと言えば、まず自分の母性にまったく自信がなかったから。

そして、万一独りで育てることになったら、面倒見れるのは一人が
精いっぱいだろうと考えていたから。

私自身あまり裕福でない家に育ったんだと思う。

子供当時はあまり考えていなかったかが、今思えばそうだっただろうって感じ。

例えば、たぶん高校卒業後の進学については両親は想定外な感じだった。

弟については、ちゃんと準備されていた感があったけど。

あぁ、実際は進学させてもらったし、十分にしてもらったんだけど
実父に関しては未だに何十年経っても、それがトラウマみたいだし。

「あの時に、思うようにさせてやれなかったから。」って。

そんなこんなを思うと、娘にはできれば行きたいところに行かせて
やりたいって思う。

それも、できれば親元から離れたところに行かせてやりたい。

今回の離婚話がなくても、娘は私にべったりで、このまま親離れ子離れ
できないようでは、彼の二の舞だ。

だから、できるだけ早い時期に送り出してやりたい。

進学先が私立か公立か、親元か独り住まいか、あとは学部によっても
年数によっても資金は大きく変わってくる。

最悪、ん千万かかるのかなぁ…と思うと、気が遠くなる。

だから今からきちんと奨学金が取れるように、勉強だけはやってくれ
って言ってある。

将来をしばりたくないから、できれば返済しないでいいのがいいし。

現実を早くに見せすぎ…って思うけど、この辺は娘にきちんと説明してある。

あとは、私に万一があった時ってことだろうけど、それはちゃんと弟夫婦に
頼んでおこうと思う。

経済的にも恵まれていて、人間的にも信頼できる身内がいるのは本当に
ありがたい。

あと残る不安は…娘のメンタルケアか。

親の離婚が子供に与えるストレスはとてつもなく大きなものだろう。

しかも娘は彼ににてメンタルが体調に出やすい気がするし。

ただ、改姓や転校や引っ越しはない。

今までと同じ環境で過ごすことができる。

私も今のままの名字でこの先も行くつもりだ。

父親のいない寂しさという点でも、一緒にいても寂しい思いを
しつづけた今まで思えば、そう大差がないのかもしれない。

もちろん、家で一人になる時間は増えるし、私の手が回らないことも
多々あるだろう。

しかし、娘も来春から5年生。

年齢よりも大人びて育ってしまったのは申し訳ないけれど
分別が付く分、今回のこともある程度受け止めてくれている。

物の本によると、この時期から親離れ子離れの準備が必要だそうだ。

そういう意味でも、今まで家族を継続してきてよかったのだと思いたい。

それでも、「そのことは友だち誰にも言わない」という固い表情を見ると
本当に心が痛む。


後の不安…老後や世間体は気にしてもしょうがないってことで。

もちろん、不安以外にも孤独感や寂しさや悲しさや後悔や未練などなど
マイナスな感情は多々あるが、ひとつひとつ向き合っていかないと。


ただ、心配なのは、実は私は彼との結婚を決めるときに

「今までの生活と大差ない」

っていうのが一つの理由だったりしてて。

嫁に行くわけでなく、仕事や辞めるわけでなく、実家に近いから疎遠に
なるわけでなく、自分の言うことを認めてくれる優しい旦那だからこそ…
みたいな、とてつもなく甘々なことを考えていたわけだ。

実際は、嫁でなくても義父と同居することになったり、妊娠で好きだった仕事を
辞めてしまったり、実家には近いけど、彼の調子やらなんやらで思うほど
行く機会が減ってしまったり、何より、私の言うことよりも彼の都合のほうが
どれだけ優先されてきたか…。

まぁ、ある意味結婚をなめていたんだろう。

結婚して、生活が変わらないなんてありえない。

たぶん、男性よりも女性の方がありえない。

だから、離婚後も私たちの生活は今までと大差ないという私のもくろみは
またしても裏切られるってことがあるのかもしれない…っていう心配。

でもこれは結婚ではなく、結婚の解消なんだから大丈夫なのか?

まぁ、ある意味それも含めて人生は予断ならないってことなのか?