鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

弁当

2011年05月30日 | 日記
週末、ほとんど食事もせず、お風呂も入らず、顔も洗わずの彼。

1日中お布団の上にいて、たまにPCしたり携帯いじったり…。

すっかり前に戻ってしまった…。


あのガンガンお風呂DAYはなんだったんだろう…。

多動かぁ?でもそれ以外は全然動かなかったけど…。


でもこんな風にちょっとした変化で、躁かっ?とか鬱の度合いが
どうとか…ず~~~~~っと気にしながら生活するのって
大変だな…。

もちろん、本人が一番なんだろうけど…。

でも見ているこっちも常にある種の緊張感があるっていうか…。


今日は代休でお休みの娘。

お昼はお弁当がいいというので、おにぎりのお弁当をお義父さんの
と一緒に作っておいた。

彼のは食べるかどうかわからないし…(たぶん食べない)と思って
おにぎりとグレープフルーツをむいて用意しておいた。

朝、台所にきた娘に

「お弁当これだからね」と言うと

「パパのは?」と言う。

「う~~~ん、食べないかもだからお弁当にしてない…」と言うと

「え~~~、一緒にお弁当食べたい~~~~」と言うので

急遽、もう一つお弁当を作った。


朝、薬だけを飲む彼に娘が

「パパと一緒にお弁当食べたい!」と言うと

「そうだね、食べたいね…」ととても他人事のように応える彼。


どうだろう、一緒に食べてくれるかな…。

いつも最後は娘頼みになってしまう。


本当に、かなり強い鎹(かすがい)だ。

反論

2011年05月27日 | 日記
彼は結局、昨日はお風呂に1回はいり、何も食べていない模様…。

う~~~ん、鬱度が段々酷くなってきた気もする…。


が、しかし。


昨日ちょっと一悶着あった。


珍しく残業して、家に帰った後あわてて食事を作り
食べて…このとき彼は既に薬を飲んで寝てしまったので
ビールを飲んだ。

普段は飲まないようにしている…この所飲んでいない彼に
悪いような気がするので…。

でもたまに飲みたいときはあるわけで…。

やっと片付けて、今にも寝てしまいそうな娘を風呂に入れ
歯磨きをして、薬を飲ませ、あれこれと娘に言われた荷物を
もって二階に上がる…。

階段上るのもしんどい…これは疲れもあるけど、酔いもある。


そこでだ。

私の布団のところに何か黒いのもが…。

手に取ると彼の着ていたジャージ。


「なに、これじゃまっ!」と彼のほうに放り投げた。

これがいけない。


「なんでそんなに汚い言葉でいうのっ!」と寝たまま
こちらも向かずに怒られた。


あとなんか言ってたけど、私は娘と娘の部屋にいてよく
聞こえなかった。

しかし、そこで私が言った。

「うるっさいなぁ」は向こうに聞こえたらしい…。


面倒くさくなって、娘に

「今日こっち(娘の部屋)で寝ていいかな~」というと
娘が彼のところに飛んでいった。

そして

「○○ちゃんが、ちゃんと言っておいたから大丈夫だよ。
 向こうで一緒に寝ようね。」

「そんなこというと、○○ちゃん悲しいよ。」と言われた。


しょうがないので、部屋に入ると

「なんか俺が悪いことしたの?なんでそんなに責められないとなの?」

と言ってくる。


本来なら、私は口がたつので反論するのならいくらでも!と思う。


が、言葉を一つ、一つ選びながら彼を刺激しないように、且つ
決して自分の秘めている不満は口にしないように…と細心の注意を
しながら…反論するのは非常に面倒くさい。

で、黙っていると

「口もきいてくれないのっ!」だって。

さすがに頭にきて

「疲れてるからっ!」と一応反撃してみた。


すると、

「そうやって自分は疲れているのに、俺がこんなんだから
 八つ当たりするんだろう!」だって。


ぷっつーん、と堪忍袋の緒を切ってしまおうかと思ったとき
はたと思い至った。


あれ、これって躁なん???


そうしたら、急に冷静になって彼を観察し始めた。

う~~~~ん、どうだろう…。


この病気の人は、花を見てキレイと思うだけでもしかして
これは躁の前兆ではないか?と思ってしまうことがあるって
書いてあったブログを読んだ。

人間になら本来備わっているはずの感情さえもおびえとなるんだ。

でも、このちょっとした感情の起伏をすべて病気のせいだと
いうのは悲しすぎる…。


色々思いをめぐらせながら、娘に本を読んで娘が寝てしまった
ので電気を消した。


朝、起きて昨日の件を謝るべきか考えた。

しかし、八つ当たりって言われたことを思い出してまたイラっ
としたのでスルーすることした。

大人げないこと甚だしいが…。


彼は、お腹が痛いと顔をしかめる私に相変わらず生気のない顔で

「大丈夫~、なんか手伝おうかぁ~~~」

と気弱そうに話す。


う~~~~ん、昨日勢いは何処行った???と思いつつ…。


ただ、もう1度躁になって離婚、離婚って騒がれたら
勢いしてしまいそうな自分が怖い…。

柳都

2011年05月26日 | 日記
相変わらず食事を取らない彼…。

取れないというより、取らないわけで…。


今朝も「いってらっしゃい」を言う彼に

「全然生気ないから、いい加減食べな!
 おにぎり作っておいてあるから…」と言ってはきたが

さてさて、今日はどうするつもりやら…。


昨日、2週間ぶりの診察に同行した。

行く途中の車中で

「ヘンなこと言うなよぉ~」と言う。

ヘンなこと=彼の都合の悪いこと

つまり、ダイエット思考が強いこととか食事を取らないこととか?…。

「薬減らされたくないから…」

やっぱり…。


そんな彼の言葉は軽くぶっちぎり、先生には

急に1日3回お風呂に入るようになったこと、食事をとらないことを
正直に話した。


躁のスイッチが入ったとは思わないが、相変わらず程ほどができない
ことを伝えた。

先生は過食対策としてデプロメールを処方してくれているので
これを減らしたいということだったが、彼が断ってしまった…。


私としても減らしてしまいたかったが、(現に過食はないのだから)
彼はきっともうちょっと痩せて前着ていた服が入るようにならない
限り、診察以外で外には出ようとしないだろう…ということも話した。


どこまでも見た目重視なんだから…。


最終的にはもう2週間現状維持で、そのあと様子を見て
減らしましょう…ということになった。


でもくれぐれもスイッチが入ったら、2週間と言わず来院するように
という念押しがあった。


まぁ…、しょうがないのかなぁ…。


話は変わるが、私の住む町は昔柳都と呼ばれていたらしい。

今では無理やりその風情を作り上げている節があるが…。


だからだろうか、「しんなら強い」という言葉がある。

もちろん、方言だろうし今時は言わない。


逆らうわけではないが、けっして自分の説を曲げない人を言う
ように思う。


大木が倒れるような強風でも、柳はしなりながらも決して折れない
そういう強さを言うのだろうと思う。


「しなやかな強さ」それが決して折れないことに繋がるのだろ。


今の状況を思えば、心折れてしまいそうになることは多々ある。

しかし、私は折れてしまうわけにはいかない。


しなやかに、そしてしたたかに生き抜いていかなければ…と思う。



夫婦

2011年05月25日 | 日記
最近この件で、気になる芸能ニュースがちらほら…。

それでも離婚しない内田裕也さんと樹木希林さん夫婦。

なぜだか離婚した三谷幸喜さんと小林里美さん夫婦。

そして長門裕之さんと南田洋子さん夫婦。


みなさん夫婦としての歴史は長い…。

そしてその歴史はその夫婦間にかわからないってこと
なんだろうけどぉ…。

でも色んな夫婦がいるものだなぁ~と…。


我が家は丸7年。

実際の年月よりも中身が濃いので、もっとず~~~~っと
経ってしまったような気がする。

でも、ある意味よくもっているなぁ…と思う…。


とある方のブログで、同じ病気を抱えると夫と献身的に支える妻は
よくあるが、同じ病気を抱える妻と献身的に支える夫は稀というような
記載があった…。

そうなんだろうか…。

ちなみに私は、決して自分を献身的だと思わないが…。


ただ思うのは、女性は現実を受け入れ順応する能力が高く
男性は現実を受け入れる能力がいまいち低い…というのはないだろうか…。

女性は長い人生の中でガラッと環境が変わるターニングポイントが
多くある。

結婚もしかり、出産もしかり。

それを受け入れ、できる範囲で生きていく適応能力があるような気がする。

でも男性は、仕事の範疇で環境が変わることは転勤やら、転職やらと
あるだろうが、あくまでもその範疇を出ない。


妻が見た目では簡単に判断できない病気になり、仕事や家事・育児が
思うように出来ない…という現実を受け入れられない…ということが
あるような気がする…。

挙句に仕事に逃げてしまう場合…「仕事だけでたいへんだから…」

あるような気がする…。


もちろん、その夫婦にしかわからないことがたくさんあるんだろうが…。


でももし私達夫婦の立場が逆転したとしたら…?

きっと彼は献身的に私を支えてくれるんじゃないかと思う。

結構、これ自信がある。


が、しかし…

彼は家事が一切できない。

う~~~~ん、気持ちがあってもやっぱり無理かも…。


程々

2011年05月24日 | 日記
今日でご飯を食べなくなって4日目かな?

昨日はグレープフルーツだけ食べたみたいだけど…。

プチ断食状態…と考えるとそう問題視することは
ないもかもだけど、一応は病人なわけで…。


今朝も“程々”について、話をした。

「“程々”ってことを覚えないと、この先生きづらいんだよ。
 何でも程々にしないとまたすぐ悪くなっちゃうよ。」と言うと、

「うん…」とは言っていたが…。


はっきり言って学習能力の低いところがあるので、
懲りても懲りても繰り返すような気がする…。


昨日仕事から帰ると、彼が

「○○○から電話が来たよ」と言う。

ちなみにこの会社は家のリフォームをお願いした会社で
且つ、彼が前の会社を辞めて一番最初に応募した会社。

たぶん一番本気で就職したかった会社。

もちろん、結果は不採用だったわけだが…。


そのリフォーム会社は毎年コンサートを主催されていて
そのご案内の電話だったらしい。

私としてはそんな因縁のある会社だから絶対に行かない
のだろうと案内の封筒は未開封でほっておいたのだが…。

しかし予想に反して、「行こうよ」と言う彼…。


ん~~~~~~~~。


去年も3人で行ったのだが、躁真っ只中だったのか
彼の言うことのデカイこと、デカイこと…。


コンサートに行くのはかまわないが、躁になるのは
懲りていただきたい…。