精神病院の閉鎖病棟に入院している彼。
すでに、10日以上経っている。
昨日、3時ごろに携帯に電話があった。
I-Phoneは入院時にブチ切れて、投げつけた結果ご臨終。
DoCoMoスマホを現在、病院に預けつつ使っている。
「風邪引いちゃったよ~。」って。
なんでも、内科医が居ず薬がもらえないらしい。
へぇ…内科医居ないんだぁ…と思いつつ、話を聞いてると
「で、何?私にどうしてほしいわけ???」って。
「どうしたらいいかな~?」って。
だから、私が聞いてるんだよ!って思ったけど、しょうがないから
明日にでもお義父さんに市販の薬持ってってもらおうか…って
ことにした。
原因はたぶん、病院内の乾燥のせいだろうと思われ。
タオルぬらしてかけておけば~って言っておいただけど。
あとは、隣室の人が夜騒いで寝れないらしい。
自分の内的要素に加え、外的要素もあり、睡眠不足はいなめない。
それについては、一緒に耳栓でも持っていってもらおうってかって。
が、そんなやり取りの後、就業間際お義父さんから電話。
「風邪引いて、頭が痛くてしょうがないって電話が来たんだけど。」
ってかなり切羽詰った様子。
「いや、昼にも電話着たけど、明日…って話したんで…。」と言うと
「それは知らないけど、今痛くてしょうがないんだって。
それを○○さん(私)に伝えてくれって電話があったんだ。」と言う。
なんだかよくわからないが、非常にビビってる?感じ。
彼の温度がどんなかはわからないが、少なくてもお義父さんの温度は
かなり高い。
ちょっと、イラついた。
病院入っている息子にちょっと言われたくらいで、おたおたすんなさっ!
…って。
小間使いじゃあるまいし、いちいち言われたものをすぐに持っていかなくても
いいよって。
ほんと、親子して気がちっちゃいんだから…って。
まったく、娘を思って再度同居してもらっているくせに私って極悪…っとも
思いながら…。
彼から電話があった時点で、近所の薬局に風邪薬と耳栓とコーラを買って
おいたので、家にある携帯のコンセントを持って(最初に持って行ったのが
調子が悪いらしい)行くしかないってことか…と半場諦めながら家に着いた。
すると、娘が泣き出した。
私が、帰るやいなや、
「病院に行ってくる!」と言ったので。
娘はその日、鼻血を出して大変だったらしく洋服にも少し血痕が残っていた。
その話もしたかったろうし、前日までキャンプで離れ離れだったから
私に甘えたかったのかもしれない。
「行かないで!」と言って号泣。
さらに、椅子をたおす。
おぉ、積み木崩し風?とか思ったけど…。
要は、彼のところに行かずに私に一緒にいてほしいってことだろうけど。
しょうがないので、泣くのを宥めながら、
「すいません、お義父さん~変わりに行って貰っていいですか~?」と
言うと、超嫌そう。
まぁ、夜遅くに(っても夕方6時くらい)出るのが嫌ってより、完全に彼に
ビビって居ると見た。
私も怒ってるしね。
だって、彼がネットで買ったらしいビジネス本が4~5冊届いているんだもん。
中古で買っているらしいが、これって携帯でしかもクレジットで買ってるって
ことでしょうよ~~~~って。
そんな文句を言いながら、用意しているから尚のことお義父さん怖いのかも。
きっと、彼に私がそういう話をしても文句は言わないけど、お義父さんが言うと
文句を言われるって思っているんだろう。
でも、文句言われたからってどうなの?
非はあきらかに向こうにあるでしょ?
なんで、父親なのに自分の息子がダメなことしてんのに、それを怒ることに
ビビる必要があるの?
って段々イライラしてくる。
この間娘はずーっと泣きながら、私の腕を掴み
「行かないでよ~、行かないでよ~~。」と泣いている。
終いには、
「パパは、○○(娘)が風邪引いても、ママが風邪引いても何も
してくれないでしょ~。だのに、なんでパパが風邪引いたからって
お薬持っていかないとなの~~~。」だって。
思わず、そうですよね~~~って同意しそうになったわ。
しかも、ソファにおいてあった彼の買った本を叩き落し
「こんなの無駄遣いだよ!」とか言うし。
それも大正解~~~って。
なんとか、宥めながら必死に言い聞かせ、コンセントを探して2階に
行こうとすると、お義父さんが
「なんか、おじいちゃんしかれれて、こんなに一生懸命やってるのに。
そんなにするんならおじいちゃん帰るよ!。」って娘に言った。
階段の途中でそれを聞いて、完全にブチ切れそうになった。
一生懸命にやってもらっているのは、わかる。
経済的にも充分支援しただいている。
が、私にならともかく、娘にそんな言い方があるか?
誰のせいで、娘がここまで傷ついてると思っている?
私が一生懸命してほしいのは、家の修繕やらなにやらではく、
父親として彼に対峙してほしいんだけど!って。
が、
「そうおっしゃるなら、帰っていただいて結構です!」ってわけに行かない。
それじゃ~、あんまりだよな…って寸前で思いとどまる。
それじゃ~、お義父さんの立場ないよな…って。
だから、変わりに
「もういいです。私行きますから。
○○も一緒に行こう!一緒においで。」と言ってみた。
昨日、彼のところにいった折に娘は病院には連れてこないって約束した。
4歳当時と違い、きっと色濃く記憶が残るだろうし、彼も見られたくないだろうから。
が、もうこうなったら勢いだ!と思ったら、娘が2階に走って逃げ部屋に篭城した。
まったく…どいつも、こいつもめんどうくせぇな…ってどっかで思いながら
ため息をつくと、さすがにお義父さんも折れ
「いいよ、お父さんが行くよ。」と言う。
「すいません、お願いします。」と荷物を渡し、2階に行く。
篭城と言っても、鍵がかからない部屋なのでノックをして
「入ってもいいですか?」と聞くと真っ暗部屋のベットで体育座り。
定番だな~と思いつつ、隣に座る。
無理な体勢で、抱っこしながら話し続ける。
「おじいちゃんに行って貰ったから、一緒にいるよ。」と言うと
やっと体重をかけてきた。
ふっつきながら、涙をふいてやる。
「○○(娘)ね、ママを取られちゃうと思ったんだ。」って。
「パパ、○○(娘)の何でも取っちゃうんだもん…。」って。
確かに、娘はアイスやお菓子を取られて怒っていることも多かったし
何より、携帯ばかりいじっていた彼に何もかまってもらえず寂しい
思いもたくさんしてきた。
さらに口ではすぐにいいように言うが、実際はその約束が守らない
ことがたくさんあった。
だから、私にばっかりべったりになるし、彼とは疎遠になる。
「こんな親で、ごめんね…。」と言うと、
「ママはちっとも悪くないよ…。
だから、ママはごめんって言わないで。」って言う。
そんなこんで、2人でふっついて話していると家の電話が鳴った。
出てみると、彼からだった。
「○○(娘)が、泣いているんだって~?」と比較的普通の声。
(お前のせいでな~~~)といいたいところだが、ひとまず
「風邪どうなん?」と聞くと、頭痛薬貰ったらちょっと収まったらしい。
やっぱり…明日でもよかったんじゃねぇって。
お義父さんビビリすぎなんじゃねぇって。
ひとまず、本をこれ以上買うのは辞めて欲しいことと、そうそうパシリに
連絡するなと釘を刺す。
「○○(娘)に週末帰るよって言っておいて。」って。
いやいや、それ言ってもなんの慰めにもならんから…とは言わなかったが。
さてさて、随分と父娘関係がこじれてしまっているような
気がするなぁ…。
そして、まったくそれに気付いていない父親…。
まったく、面倒くせぇな…と母親。