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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

夫婦

2013年10月02日 | 日記
私には突然に思えた彼の変調。

しかし、彼には強く、深く進行していた思いがあったよう。


昼ご飯を食べて、しっかり血糖値を上げ、娘の機嫌をなんとか
取りながら、彼の待つ2階に戻る。

一旦は、

「もういいよ。
 ○○(娘)のとこ行ってあげて。」

と言うものの、その場に留まるとまたぽつぽつ語り始めた。

情緒が不安定で、日頃の苦しさ(仕事ができない・お金がないなど)の
合間に昔話をして思い出し笑いなどもしつつ…娘に申し訳ないって言い
ながら流れる涙を拭きもしない。

基本的には、相槌を打ちながらただ聞いていた。

が、

「楽になりたい…」

という発言には

「○○(彼)のいう楽は本当の楽ではないよ。」と返す。

「俺なんかがいないほうが、○○(私)も楽でしょ。」

という発言には

「楽はないでしょ。
 万一そうなったら、私だけじゃなく、○○(娘)もお義父さんも
 ただただ自分を責めて、自分のせいだと思って大きな後悔が残る
 だけだよ。」と返す。


終始そんな話をしていると、

「夫婦って何?」

って話になった。


つまり、彼は家族としてではなく、夫婦として私に必要とされていない
感じがたまらなく、切なくて、寂しくて、悲しいらしい。

で、夫婦として必要かどうかの判断は、つまり身体的な問題らしい。

正直、あ~またこの話か~~~って思った。

この手の話しは今までも何度もあったけど、明確に答えることができない。

身体の問題だけど、結局は気持ちの問題だから。

でもそれを掘り下げて話したら、きっと彼は立ち直れない。

そんな最後通告みたいなこと言えない。


「ごまかさないで、はっきり言って。」

とは言われても…。

しょうがないので、

「心身ともにすり減らして、ギリギリなのでそんなことする余裕がない。」

と答えてみた。

でも、納得しない。

そりゃ~納得できないよな。

私もしっくりこないもん。


で、考えに考えて、考えすぎて発した言葉が

「今はフェアじゃない気がする…。」

もっと判りにくいだろうなぁ…とは思った。

判りにくいとは思ったけど、でも本音だ。


基本夫婦って、経済的にも家事的にも負担はまちまちだろうが
精神的にはフェアなものだと思っている。

もちろん、そうでない夫婦もありだと思うが、私のイメージはそう。

でもうちは、

心配する人と心配される人

怒る人と怒られる人

世話焼く人と世話焼かれる人

どうしても立場がワンサイド。

唯一お互い様なのは、傷つける人と傷つく人ってことくらい。

そんな状態で、夫婦としてどう?って言われても…。


「今は夫婦愛ってよりも、家族愛とか人間愛の方が勝ってるから。」

とも言ってみた。

が、話は平行線…。

ただ、私が折れて「じゃ~思い切ってするか」ってことになっても
なんか彼は納得しても、私が惨めな気がして最後まで固辞してみた。


そんな中、ほっておかれていじけた娘が半泣きで登場。

で、話も中断…。


世の中に白黒はっきりつけたほうがいい場合もあるけど、
グレーな感じにしておいたほうがいい場合もあると思うけど…。

ってか、何でもかんでも彼の言うとおりにする必要はまったくもってない!
と強く、心に刻んだりした。