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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

霜月

2015年11月30日 | 日記
今日で、終わる11月(霜月)。

やっと、終わる…。

11月は家族としてのイベントが多かったので、
いちいち気持ちがざらつく。

(私の誕生日や娘の誕生日=私の出産記念日)×10回分
去年言ったディズニーリゾート、そして最後の決心を
固めた日。

なんだか、1年経ってもまだ傷跡は生々しい。

週末、彼から電話があった。

また、希死念慮が強いらしい。

出先だったので、一通り話を聞いて

「そうしたいほど辛いのはわかるけど、そうはしないしようね。」

って言った。

なんで、私たち家族がこんな風になってしまったのか。

今さら、何を言ってもしょうがないのだろうけれど…。


先日、娘の同級生のお母様方と飲む機会があった。

一人、離婚経験者がいらっしゃって、酔った勢いなのか
理由などを詳細に語っていらした。

私にはその覚悟はまったくない。

たぶん、一生ない。

娘とも、口外しないって約束しているせいもあるけど。

言ったあと、家で一人で後悔したりしないのかなぁ…って。


来月、っていうか年末、彼と1年ぶりに会う予定。

養育費を払えない彼は、本来であれば娘に会せることを
しないでいいのかもしれないけれど、彼のために、娘のために
年に1回くらいはって約束している。

娘には自分の父親を恨みながら育ってほしくないし、彼には
娘に会えることを糧に頑張って生きていてほしい。


「もうちょっとで、会えるから。

 ○○と一緒に待ってるから、ちゃんと帰っておいで。」


って、最後に言って電話を切った。


あと1ヶ月。

彼の孤独な戦いが続く。


妄想

2015年11月16日 | 日記
彼が引っ越して、二十歳そこそこのアスペルガーの
男の子と同居するって電話が来て。

で、それを裏読みして男の子⇒女の子と思った私。

だって、その後その子の親も同居するかも…とか
言ってたから、おやおやまた入り婿状態かい?って

まぁ…私がとやかくいうことではないか…と思い
その日はスルーした。

が、夜中娘の寝顔を見ながら考えた。

二十歳そこそこの女の子って…大概分別なんてそう
ないよねぇ…しかも、アスペで仕事さえできないって
いうことらしいし…そんな子を40も超えたいい大人が
しかも無職のくせに…って…。

しかも、親まで同居ってことになると、将来籍入れる気
なのかな?って。

ってことは何かい、もしかしてもしかすると娘の異母兄弟
誕生とかって可能性もあるのかい?って。

俄然、許せなくなってきた。

彼がうっすらでも、未だに父親として認知されているのは
娘が奇跡的にできた子供だからだ。

仕事もせず、家事もせず、ただひたすらにうだうだと寝ているか
もしくは泣いているか、はては警察沙汰に救急車騒ぎそんな
父親私だったら、とっくに認めてない。

自分の人生から抹消したいと考える。

が、娘は未だにちゃんと電話で話すし、折に触れ心配している。

そんな健気な娘を人生をこれ以上ややこしくしたくない。

それを…段々腹が立ってきた。

別に未練とか嫉妬とか、たぶんそういうんじゃない。

大人として、男として、そんなんありか???って。

なんか、久しぶりに腹が立ちすぎて眠れなくなった。


土曜日の朝、電話した。

「あのさ、一緒に住むって言った人、ほんとに男の子?」

って言うと、

「うん、そうだよ。あとその子の親で53歳の人と、あと高校生
 も住むかも…。」

って…。

「なんだそりゃ?」


二十歳とその親まではなんとかわかるけど、なんで高校生?

聞くと、二十歳のアスペの男の子と、そのお父さん、で高校生は
母子家庭で一緒に暮らせないとかどうとか…。

しかも、そのお父さんは借金があるとかないとか…。

もうカオスすぎる…。

ある意味聞いて、尚のこと心配になる。

彼には家族でもない、他人同士が、しかもハンデのある人間同士が
寄せ集まったって上手くいかない可能性が高いことをどう考えるのか。

一旦同居を始めても、上手くいかなくなれば、誰かが出て行ってしまえば
住み続けることができなくなることがあり得るってことととか。

いい時はいいかもだけど、落ちているときに引きずらて尚更落ちるって
こと十分にあり得ることとか。

そしたら、

「俺、さみしくて一人じゃいられないんだよ…。」って。


もう、異母兄弟どころの話じゃない。

飛んだ、私だけの妄想だったみたい。

でも、そのさみしさを私が埋めてあげるわけにはいかない。

なんだかなぁ…もう。







引越

2015年11月13日 | 日記
彼がまた引っ越すと言う。

今年の正月明けに家を出てからこれで3度目。

最初は都内のシェアハウスと言う名の1部屋1畳半の
スペースに。

当然行き詰まり、宗教家の方の家に居候。

そして、今度。

二十歳そこそこの人と同居?するらしい。

男の子って言ってたけど、たぶん違う。

相変わらず、人たらしだ。

ただ、相手もアスペルガーだって。

仕事も無理らしく、どうやって生活していくのか…。

二人しての年金生活か…。

私が心配することじゃないけど。


きっと彼は、自分を立てて頼ってくれるくらいの人の
方がうまくいくのかもしれない。

前妻も、私も強すぎた。

前妻には会社が、私には娘が、彼を頼って立ち行かなく
するわけにはいかない大事があった。

去年の今頃、彼に何度も何度も言った言葉。

「何処にいてもいい、誰といてもいい、

 ただちゃんと生きてて…。」

1年もたたずに彼は新しい自分の居場所を見つけたらしい。

私もそう望んでいたはずなのに。

なぜだろう、この喪失感…。

よりによって、私が凹んでいるタイミングを狙ったような。

この先誰にも頼れないっていう寂寥感…。

決して未練ではないのだけれど、取り残された感が半端ない。


でも、あの時の決意は変わらない。

彼が生きてさえいてくれれば、あとは大概大目に見る。

もう、別々の人生なのだから…。