鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

疑問

2011年02月28日 | 日記
もし男性にやさしい声色で

「俺にできることがあったら何でも言って…」

と言われたら、普通うれしいのだろうか?


週末、私のほうがメンタル的に弱っていた。

因幡の白兎のように赤く爛れ、刺々しい神経にすべてが障る。

娘の見ている子供番組の音声も、お遊戯会の練習で借りてきた
メロディ音の音も…。

しかも、1週間分溜まった家事以外にも娘を激混みの皮膚科に
連れて行かねばならず、入学準備に買えそろえないといけない
ものもたくさんあるし…でもお昼には帰って食事の準備もしないと…。

自分の卒園式・入学式に着る洋服など見ている時間も気力もない。


でもそんなときでも娘は容赦なく、一緒に遊ぼうといい
細かなおもちゃをごちゃごちゃと並べ立てる…。


一人にしてくれ~。


隙を見て二階に逃げ出す。

ボーっとパソコンでドラマを見ていた。

すると、呼んでも答えないと怒って娘が乱入。

イヤホンだから聞こえないのだ…、っていうか聞きたくなかった
せいかもしれないが…。

自分の部屋からまた別のおもちゃを持ち込みあれこれ
話しかけては、反応がないとべったりとふっついてくる…。


頼む、一人にしてくれ…。


すべてのシャッターを下ろして、自分の世界に引きこもりいたいのだ。


しかし、そんな勝手な思いは娘に届かず、グズグズ言い始めるか
ふっついてくる足が重い…。


で、「止めてって言ってるでしょ!!!」と怒ってしまう。


で、泣かれる…。

で、また心が弱る…。

これの繰り返しだ。


そうこうしていると彼が声を聞きつけ、やってきてくれる。


今朝も目覚ましで起きているくせに、布団から出ず大声で
私を呼ぶ娘…、迎えに行くがぐずぐずと起きない。

あ~だ、こ~だ言っていると、すぐに10分、15分と過ぎていく。

まだ朝ごはんの支度ができていない。

で、上のようにループに突入する…。


なんとかなだめて、台所にいると2行目のようなことを彼が言ってくる。

朝調子が悪いだろうに、申し訳ないねぇ…と思いながらパンを焼いて
もらったり、食卓に運んでもらったりする。

ありがたや、ありがたや…。


しかし、台所で言ってくれるならまだやってほしいことを言いつける
ことはできるが、これをコタツにあたって言われても…。

わざわざ何をやってもらうか考えるのも面倒で、本当にしてほしいこと
(私の嫌いな部屋の片付けとか)を言っても出来ないだろうし…。

本音を言えば、言われなくても自分で見つけてやってくれ!なわけだが…。


ついつい頼みごとをセーブしてしまう私が悪いのだろうが、いまいち
言われても素直に喜べないのである…。





風呂2

2011年02月25日 | 日記
会社を出るとき、「もし寝ていてもショックを受けるのは止めよう!」
と自らに言い聞かし車のエンジンをかけた。

家について玄関のドアを開ける。

かすかに入浴剤の匂い…。

恐る恐るお風呂に繋がる洗面所を伺うとシャワーの音がする。

お義父さんは自分の部屋にいるらしく電気がついている。

二人でお風呂に入ってた…。


よかった~。


私のためではなく、彼のために本当によかった…と思った。

あれだけ言ってて入れなかったら、また傷ついてしまうだろうと
心配していたから…。


二人であがってくると、彼には「ありがとう」と娘には「よかたね」と
声をかけた。


しかし…どうも彼が落ち着かない様子…。

イライラ時の頓服でもらっているソラナックスを飲むという…。

お風呂に入るために起きたのではなく、今日は眠れなかったので
起きていたらしい…。

結局起きてはいても夕食を食べることもなく、薬だけ飲んで
娘と一緒に二階に上がる。

その間私は久しぶりに一人でゆっくりとお風呂に入ることができた。


私に二階に上がると、娘はすっかり寝てしまっていて彼が

「ゆっくり入れた?」と聞いてきた。

「うん、ありがとう」と言って寝付けないでいる彼と話をした。


ここ最近、2週間後との診察でその度に抗精神薬(レボトミン)を
減らせている。

最初の1週間はまだその前の余韻を引きずる感じだが、2週目に入ると
ちょっとづつ変化があるように思える。

今回は睡眠時間の減少がそれではないかと思える。

しかし、寝れない分頭が働き、その結果負のスパイラルに落ちてしまう。

彼に聞くと「先のことを考えると不安になって…」と言う。


今は先のことを考えてもしょうがない、今できることをすればいい。
今日は私のために娘とお風呂に入ることができた、それだけで充分
自分を褒めてあげてほしい…というような話をした。

私や娘のことを考えられる、それだけでも充分なんだから…と。

しばらくすると、彼の寝息が聞こえた…。

風呂

2011年02月24日 | 日記
彼はいつ以来お風呂に入っていないんだろう…。
たぶん10日は軽いだろう…。

夕方寝室に入ると、日中暖かくて蒸すのと彼の体臭とで正直臭い。

そもそも、なんでうつ状態の人はお風呂に入れないんだろう?
そんなに面倒なんだろうか…。

この際、頭も身体も洗ってあげるから入ってくれないかなぁ…と
思うほどである。


彼がまだ動けた頃、毎日3回くらいお風呂に入っていた。
雑誌や携帯などを持ち込み(あげくにビールまで…)、
半身浴で1時間以上お風呂につかり、脱毛やらピーリングやら
なんだかわけがわからないくらいあれこれやっていたのに…。


かく言う私も2日お風呂に入っていない。
シャワーも浴びていない。

原因は娘だ。

お遊戯会が近いせいか、疲れきって帰ってくる娘はご飯を食べて
私が片づけが終わるくらいに船を漕ぎ出す。

「ほら、寝ないでお風呂はいるよ!」というと必ず

「寝てないもん!」と言い張る。

さっきまで目とじてたじゃないかよぉ…と思いつつ
あまりの機嫌の悪さに、こっちも段々ぞんざいになる。

「お風呂入らないんだったら、パジャマに着替えて
 歯磨きしなよ。あと薬も飲まないとでしょ!!」


お互いの機嫌の悪さはヒートアップする。


「ママ、ちゃんと私の話聞いて!」

「何? なんでもいいから早く着替えてってば!」


なんで私が焦るかと言うと、娘が寝てしまうと重たくて
二階に連れて行けないから…。

さすがにコタツやソファに寝せておくわけにいかないだろう。

なんとか、喧嘩腰になりながら着替えさせ、歯磨きをさせ
仕上げ磨きをした上で、薬をのませる…。

この時点で娘の眠気はどっかに行くのだが、お風呂はイヤだと
いう…それをまた説得するのが面倒くさくなるのでさっさと
二階に連れて行く…。

するとお布団で横になったとたん、こっちが眠くなる…。
本を読んでといわれても、それさえ辛い…。

本当は疲れてお風呂つかりたいのに…。
でも一人で入るのにお風呂入れるのもったいないし…。

今日はこのまま寝て、明日朝シャワーでも…と思っていると
結局寒いし、起きたくないし…でスルーしてしまう。

で、2日経ってしまった。
2連荘でなくても1週間のうちそんな日が2日くらいあったりする。


朝方、疲れがとれないのとなんだかイライラしてホットミルクを
飲もうと台所にいた。

すると彼がやってきて

「どうしたの?」という。


「お風呂入りたいのに、入れないから疲れが取れない…」と言うと

「今日は俺が○○(娘)とお風呂はいるから…」と言う。


そうそう、私が帰る前に一緒に入ってくれると本当に助かるのよ。

娘はパパと話しながらお風呂に入れてうれしい。
彼は娘が洗うのを手伝ってくれるからうれしい。
私は一人でお風呂に入れるからうれしい。

いいじゃん…。

ってあんまり期待しないようにしよう。

帰って布団で寝ていたら、その場で泣き崩れそうな気がする。


親バカ

2011年02月23日 | 日記
連絡帳に書いた一件で、保育園のクラス担当の先生から
電話があった…。

どうやら他からも色々言われているらしい。

私は相手の女の子のことを1歳児から知っていてお母さんも
お姉ちゃんもおばあちゃんも顔見知り。

だから所謂悪気がそうないことも、お調子者の軽い感じで
本人がやっていることも想像できるのだが…。

親としては言うべきことだったのだと思うことにした。


ただ先生が言うにはどうやら昨日もその子と一緒に遊んでいたらしい。

娘に

「今日○○ちゃんと遊んだの?」と聞くと

「うん、○○ちゃん今日はやさしくしてくれてうれしかった」と言う。


う~~~ん、なんかやっぱり騒ぎすぎたのか?
また不安になった。


しかしだ、娘がそんなことを言っていたと彼に報告すると

「○○(娘)ってやさしいよね…」とつぶやく。


確かに親バカかもしれないけれど、昨日泣かされた子供と
その翌日に遊べるのは子供だからこそだろうが、「うれしかった」って
いうのが…、なんとも心優しいなぁ…と思うのである。


ん?やっぱり変か…?


最近彼は私が帰る時間には寝てしまっている。

一応声を帰るのだが、「おかえり」とは言うが意識はほとんどない。

夕飯も食べない。

薬だけ、飲んでまた寝てしまう。

そんな風に話をするのは朝の一時だけだ。

それも私が朝ごはんの用意する横で、バナナや昨日の残り物を
食べながらだ。

たまには3人でご飯を食べながら、娘の話を聞いてあげる…とか
できないものかなぁ…と思うこの頃である。


心配

2011年02月22日 | 日記
夕食後、片付けようとすると娘が私の膝の上にのって
ぎゅーをしにきた。

それ自体は別にいつものことなのだが、昨日はいつまでも
いつまでも離れようとしない。

?と思い、

「どうしたぁ~」というと

「今日○○ちゃんに、デブとかブタとか言われた…」と言う。


確かに…最近、お義父さんからもらうお菓子は甘いものが多く
食事をきちんと取らない上に、前日に髪を切ったのでそのぶん
さらに顔がでかく見える…。

あながち無理もない…と思うところもあるが、さすがにそうは言えない。

なんでも他にアンパンマンやら、マツコデラックスと言われたらしい。

(まぁ、私はマツコさん好きですけど…)

しかも、一人ではなくその取り巻きとあわせて3人ではやし立てられ
先生が来ると一度中断し、また行ったとたん始めたらしい。


この時点で私が切れた。
集団でしかも、かなりの確信犯じゃないか。
それっていじめの前兆とかいうわけ?


「そんなこと言わないで!って言いなさい。」

すると娘は

「そんなこと言えない…」

「だったら先生に言えば?」と言うとそれもイヤらしい。


う~~~ん。

やっぱり抵抗しないと、どんどんズに乗ると思うんですけど…と
思い、二人して言い返す練習をした。

大きな声で3バージョンぐらい言い返す言葉を叫ぶ。

言い終わると少し明るい顔になった。


それにしても、親としてこのまま放置しておくのも…と
一晩考え、娘がいつも持って行く連絡帳にことの次第を書く
というのはどうだろう…と思いついた。

なにせ、その中心になっている子とは小学校も一緒なのだ。

翌朝、彼にも相談してみよう…と思い就寝…。


すると、夜中に娘が大暴れ。

「ヤダって言ってるでしょ!」とかなんとか…ほかなんだか
わからない叫びを上げながら、足をバタバタ手をバタバタ。

隣で寝ている私や彼に当たって痛いってば…。

でも私との練習のせいなのか、保育園での出来事を思い出して
いるのかわからないが、娘にしてはきっと傷が深いのだろう。


彼に話すと、連絡帳に書く案に賛成してくれた。

彼にも娘の話を聞いてあげて欲しいことを伝え
二人でしっかりと守っていこうね…というような話をした。


彼の病状がよくなっても、家事をあれこれやってくれとは
正直思わない。

しかし、どうか私と二人娘を守り、支えることだけはお願いしたい。