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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

連休

2013年10月15日 | 日記
世の中は3連休。

もちろん、お仕事の方も多数おられただろうが…。

我が家にもあまり、関係なかった。

1つは、彼が入院中だから。

もう1つは、娘が2泊3日キャンプに行ったから。

お義父さんも自分の家に帰られて、実質我が家に一人きりだったから。


初日、娘を集合場所まで送っていった。

山のような荷物をでかいリュックに入れて。

そして、誕生100日のときの娘と私が写った写真をアルバムから
1枚抜き取って。

夜寝るときに見るんだって…。

私には絶対にできない発想だ…とすこぶる感心。

が、前日からばっちり用意していたはずなのに、朝ごはんダラダラ
食べていたせいか、予定時刻なっても用意できず私のイライラが
爆発する…。

笑って送り出さないと…って思っているのに…。

なんで、余裕ぶっこいているくせに出かける間際になっても
用意できないんだろう…世の中のお母さんの多くが抱く疑問だとは
思うけど…。

集合場所に付いたころには、落ち着いて笑顔で見送れたけど。

さすがに、3度目の経験なので娘も笑顔で出発。

一旦、家に帰って気持ちを切り替えて、今度は彼の入院先へ。

お菓子やらコーラやらアイスやら…彼の好きそうなものを買って。

正面玄関はしまっているので、休日・夜間受付から病棟へ上がる。

本人よりも先に、と思い看護師さんに様子を聞く。

すると、落ちてよく泣いてはいるが、落ち着いている様子。

「上がって迷惑をおかけしていませんか?」と質問すると

「いえいえ、そんなことはないですよ。」って。

一安心。

そのあと面会室で待っていると、しばらくして彼がやってきた。

「おはよう。」って言ったら

「うん、おはよう。」ってうっすら笑顔。

入院してから実に10日ぶりぐらいに会った。

最初はそれを不満に思っていたのか、文句を言われたけど
でも久しぶりに話をするのに、言い合いになるネタが嫌かなのか
彼が早々に矛を納めた。

睡眠はあまり取れていないこと、食事はごはんは多いが、おかずが
食べるものがない…こと、何もすることがないので本を読んでいること
など…入院生活がどんな感じか話してくれた。

お風呂はこの間に1回しか入っていないとか。

まっ、そんなものだろうなぁ~と。

娘の話や、私の仕事の話とか、取り留めない話をしながら1時間半くらい。

お昼だと看護師さんが呼びに着てくれたので、帰ることにした。

いや…本当はイケないことなんだろうと思ったけど、説教染みたことも
言ってしまった。

「今の病棟、もしくはこの病院に入院している人で帰る場所のない人だって
 きっとたくさんいる。

 自分の家があって、そこで家族が待っるってことがどれだけ恵まれている
 ことか考えて欲しい。

 余計なものを削ぎ落とした今の入院生活で、本当に自分の必要で大事に
 したいものを考えて欲しい。

 そして、それを本当にそれを大事にできるようになったら帰っておいで。
 ○○(娘)と一緒に、ちゃんと待ってるから。」

って伝えた。

彼にとって、必要で大事なものが私たち家族でない場合だってあるかも
しれないけど、それでもいいと思った。

私はこの入院が彼の人生において、リセットになればいいと思っている。

過去のことは変えられない。

変えることができるのは、未来だけだ。

彼が今までしでかしてきたこと、私たちを傷つけてきたこと、それは消えない。

でも、それを遠い記憶にすることができるかは彼のこれからに掛かっている。


彼のリセットは、私たち家族のリセットだと思っている。


夜、一人でテレビを見ながら、ビール飲んで、ソファでゴロゴロしながら
そんなことを考えていた。