鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

病欠

2011年09月30日 | 日記
朝起きて、お腹は痛いし、気持ちは沈んでいるし、何より動く
気力がないので、ダラダラ~っと会社を休んでしまった。

なんとか娘の朝ごはんを用意して学校へ送り出す。

あとはごみ出しだけして、また布団にもぐりこんだ。


布団の中で丸くなり、ボーっとしていた。

パソコンをつけてみたが、直ぐ消した。

テレビも何を見ていいのかよくわからないのでつけなかった。

外は天気もよく、少し暑いくらいでキレイな秋晴れだった。


時折トイレに行くのに彼のいる部屋の前を通ると彼は彼で
布団にゴロゴロしながら、相変わらず携帯やパソコンをいじっていた。


きっと娘がいなくなったら、この家で二人別々のことをしながら
食事も別で口さえほとんどきかずに家庭内別居状態で暮らすんだろうなぁ~
と漠然と思った。

そんなつまんない老後がまっているんなら、今無理して家族している
意味ってあるのかなぁ~とか、でも私一人だったら無理にこの家にいる
必要もないのかなぁ~などとどこまでも後ろ向きに考えていた。

夕方になり、娘を迎えにいく時間になった。

行きたくはないが、彼も行くのは無理だろう…と思い支度をしようと
起き上がるとやっぱりなんだか、行きたくない…と思ってしまう。

彼に「迎えにいける?」と何気に聞いてみた。

すると「行ける」というではないか…。

あとDOCOMOショップにも行きたいし、そのあとあ~だ、こ~だ言っていた。

「だったら、お願い」と言ってまた布団へ逆戻り。

しかしそれから30分経っても、40分経っても彼が出かける気配がない。

だんだんと私が仕事帰りに迎えに行く時間と大差ない時間になって
しまった。

何時に行かなければならないと決まったものではないが、児童保育が
嫌いな娘だからできれば早めに迎えにいってあげたいと考えるのは
私だけらしい…。


どどどっと階段をおり、すっぴんのままかばんだけもって
彼に何も言わず、玄関を出た。

娘を迎えに行くと、天気もまだよかったのでそのまま海に遊びに行って
しまった。

お腹はまだ痛かったが、それよりも半日寝ていただけでご飯ちゃんと
食べたのにも関らずフラフラするような気がする。

ずーっと立っているだけでもしんどい。

半日でこれなら、もう1年近く何もしていいなくて寝ているだけの
彼は動けるわけがない…などと妙なことに感心していた。


少し海を見て、寒くなったので1時間弱で家に帰った。


すると彼が

「鍵持っているかわかんないから、出かけれらなかった。
 携帯鳴らしても、家で鳴っているし…」と怒っていた。

私も勢いでかけてしまったので、かばんに携帯が入っていなかった。

家の鍵は常に携帯しているけど。


しかし、なんで自分が行くっていったのに、私が迎えに行ったのかは
聞かれなかった…。


そしてプンスカ怒りながら、「DOCOMO行ってくる」と言って暗くなってから
出かけて行った。


結局、体調が悪くて休んだ私に彼は一度も「大丈夫?」とか
「なんか手伝おうか?」とか私を気遣う言葉など1つもかけて
くれなかった。

どんなに私が苦しんでいてもきっと興味もないのかも…と思ったら
彼に期待するのはやっぱり間違っているんだなって思った。




撃沈

2011年09月30日 | 日記
また、私の生理周期と彼の調子の悪さが重なってしまった…。

そもそも事の発端は先週の日曜日に彼が出かけたイベント。

世界的にも有名な方のトークショーと講習みたいな内容だったのだが
まだそんなに有名になる前に、彼は以前仕事で面識があったらしく…。

ようは仕事をバリバリやっていたころの自分と今との比較してしまい
凹凹凹ってことなんじゃないかなと…。

そりゃ~~~、あっちこっち飛び回り、いろんな人と会って、お金も
潤沢にあったのだろうから、さぞかし輝かしい過去だったのだと思うが
光が強く当たっていたぶん、今はその影が濃いのだろう。


仕事中に電話が来て、

「今日先生のとこ(心療内科)に行きたいから予約とって」と言う。

「仕事がしたい。仕事をするためにもっと薬をだしてもらう」と言う。

あとはこんな惨めな生活はイヤだとか、お金のために働かないとダメ
だとか、旅行に行きたいとか…なんだかあれもしたいこれもしたい、
あれもほしいこれもほしいっていう駄々っ子のような状態だった。


私的には仕事ができるのはもっと安定してからだと思うし、薬を増やした
からと言ってそう簡単によくなるわけがないと思うのだが…。

あ~だ、こ~だ言っていたら結局自分で予約取るっていって怒って
電話を切ってしまった。


気は進まなかったが、一応お義父さんに報告。

案の定その後、お義父さんから何度も電話が来る羽目に…。


昼休みに戻ると、彼は頓服を飲んだせいかぼーっとしていた。

それでも予約を自分でしたらしく、一人でも行くというので
私が早退して娘を迎えに行き、その後3人で心療内科に行くことになった。


なんで生理で切ないときに限ってこんな目にあうのか…本当に滅入る。


先生には先日の血液検査の結果を受け、デパケンを増量してもらった。


そして診察室に入っている間一人でいた娘は超不機嫌で超眠そう…。


もう1日終わる頃には、ぐったりだ。

そしてその翌朝も、身体も精神もぐったりでとうとう会社を休んでしまった。


なんでいつも生理のときにこうなるんだろう…。



家族

2011年09月28日 | 日記
先週に日曜日に市の「自殺予防フォーラム」みたいな
イベントがあった。

言ってみようかぁ…とも思ったが、あいにく彼が出かける予定が
あったので娘を一緒に連れて行く踏ん切りがつかず見合わせた。

翌日の新聞に掲載されていて「家族力」なるものが書いてあった。

うつ病患者を救う家族力みたいな…。


うつ病患者を持つ家族は、過干渉も無視もしてはいけず
“愛情のある無関心”がいい、適度な距離を取りつつ暖かく見守る
ことが必要らしい…。


なんだ、それ?と思った。


愛情のある無関心???


適度な距離?それってどのくらいのこと言ってんの???


まぁ…新聞の掲載なのできちんと公演を聴けば理解できたのかも
しれないが、なんかそれも空しいかったかも…と思った。

うつ病と双極性障害は似ているようで非常に異なると言われる。

うつ病患者は自罰的な発想が多いが、双極性障害の躁状態であれば
他罰的な場合もある。


つまり攻撃性が他者=家族に向けられる。


もちろん病気のせいであって本人のパーソナリティが言わせている
わけではないと思いたいが、度々攻撃の的にされる家族は疲弊する。

そして嵐が去ってしまえば、本人は熱にうなされていたみたいな
状態なわけだから下手をすればきれいさっぱり忘れてしまう。

しかし、ノーマルな状態でそれを受ける家族は当然傷つく。

たとえいわれのない責めであっても、もしかしたら自分が悪いのかもと
こっちが自罰的にさえなってしまう。

実際、家族の方がうつ病になるケースも多いように聞く。

またうつ病患者世帯に比べ、離婚率も高い。


そして私は今その瀬戸際にいるような気がする。


そういえば、昨日一昨日とEテレ(教育)で若年層の双極性障害を
扱った番組をやっていた。

双極性障害の発症率は以前私が読んだ数値より高い数値を言っていた。

そしてまだ20代の患者さんが、若いがゆえに苦労する様を中心に
伝えていたように思う。

治療方法としては投薬療法と生活リズムを整えること。

そして家族は躁・鬱どちらの症状も病気のせいであり、本人自体に
責任があるわけではないので暖かく支えてほしいとの精神病医の
話があった。

そして番組の最後に石田衣良さんが患者さんたちを前に

「どうかそのままそこにステイしていてほしい。そうすれば社会に
 関る環境を整えるはこちら側の問題だから…」

みたいな話をしてCLOSEしていた。


現状にステイしてさえいれば、誰かが助けてくれるのか???


新しい薬が開発もしくは認可される?

病気を持った人でも温かく迎えてくれる社会に変貌する?



なんだか、新聞記事もテレビのコメントも私達を救ってくれるどころか
寂しい思いでいっぱいになってしまった。

就活

2011年09月28日 | 日記
朝、突然

「就職したい…」と言い出した彼。

(はっ~~~~~~???)って感じな私。


就職したいから、就職しますって言うほど今の自分の状況が
甘いものだと思っているのだろうか…。

毎日することがない、お金もない、身の置き所もない、だから就職したい。

程度の話なのではないか…と感ぐっている。



朝、娘の忘れ物に気がついた私はいつも良く早く出かけねばと
支度を急いでいる最中だったが、邪険にするとあとが面倒なので、

「自分で、就活したり、万一就職できたとしても続けられると思うの?」

と聞いてみた。

「できると思う」と私の顔を見ず、うつむいたままでつぶやく。


再度、

「だったらこの先どういう風に仕事をしたいのか、できるのか考えた?」

と聞くと

「食べるために働く」と言う。


もちろん、食べるために働くことは大事だけれど、きっと彼は食べると
言っても自分の欲しいものを買い、自分のしたいことをするために
単にお金がほしいということだけな気がする…。

決して自分の稼いだお金で私や娘を養いたいとか、家計を助けたいとか
そんなことは考えていない気がする…。


「毎日キチンと起きて、ご飯食べて、仕事行って、何時間も集中する
 ことなんて今は難しいと思う。だったら、雇用支援センターに
 1ヶ月通ってみて」と言ってみた。


雇用支援センターとは他のブロガーさんから教えていただいたのだが
「障害者雇用支援機構」(独立行政法人)が行っている職業センター
のことを言っている。

そこでは、(以下HP http://www.jeed.or.jp/index.htmlより引用)

職業能力等を評価し、それらを基に就職して職場に適応するために
必要な支援内容・方法等を含む、個人の状況に応じた支援計画(職業
リハビリテーション計画)を策定し、就職活動を円滑に実施できるように、
適切な職業選択が行えるように、また職場で安定して働き続けられるように、
相談や助言を行います。

というところらしい。


私はきっといきなりバイトから始めても、うまくいかないジレンマから
きっと挫折すると踏んでいる。

だから、こうところに通うことで生活のリズムを取り戻し、自分を客観視
できるようになり、そしてできればそこで同じような境遇の人と話をすることで
見えてくるものがあるように思っていた。

HPを印刷したものを彼に渡して、見てくれるように言っていたがたぶん
一度も手にとってはいないだろう。

彼は

「そんなところに1ヶ月も通うのは無駄だ…」と応えた。


(その1ヶ月が無駄だったら、君の毎日は無駄じゃないのかい?)と
言いそうになった。

とりあえず時間もなかったので、次回心療内科の先生と相談してみようと
いうことになった。


正直この話はもっと先で彼が安定した時点でするつもりだった。

しかし、今の彼にもそして私にも「その好機まで待つ」という
余裕が持てないのである…。




軽躁

2011年09月26日 | 日記
明らかに軽躁っぽい彼…。

先週の休み明け、1日も欠かすことなくお出かけしていた。

街中の献血ルームや、スーパー銭湯…などなど。

献血なんて薬飲んでるんだから、できるわけないのに…。

今朝だって6時前から起き出して、煙草を買いにコンビニに行くと言う。

起きて直ぐ動ける時点でヤバすぎる…。


20日にもらった自立支援の申請書にある医師の所見にも

「現在軽躁気味…うんぬん」と記載されていた。


そう言えば、何年もお世話になっているこの支援だが氏名や住所を
書く欄に「障害者」という項目名が書いてあった。

申請者とかではなく…。

被申請者=障害者という認識なんだぁ…と引っかかりを覚えた。


あと、まったく食べない。

3連荘で用意しておいたお昼に手をつけず、帰ると娘が食べていたので
もう作るのはしばらく止めようと思う。

だいたいここ最近鬱傾向のある私は、食事を作るのが非常に億劫なのだ。

何を作ればいいのかわからないし作りたくないし、片付けもヤダ。

だって、何を作ったって彼も娘も食べないのだから…。

娘は主食は食べるけど、野菜のおかずげたものはほとんど食べない。


これは一家団欒でご飯を食べたことなどほとんどない食卓風景が
影響しているのかも…。

お義父さんに同居してもらっていた頃はもうちょっと食べていた
ような気がするのだが…。


去年の今頃も彼は軽躁だった。

トレドミンを隠し持ち飲んだりして上がりきったところに
妙な人に喧嘩をふっかけ、警察沙汰にしたりしてた…。

そんな記憶がちょっとした拍子にフラッシュバックして鬱々と
してしまう。


本人はほとんど覚えていないようだけど…。

なんか不平等だなぁ…と思う。