鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

年末

2015年12月28日 | 日記
とうとう、2015年もあとわずか…。

やっとここまで来たか…って感じ。

去年のどす黒い記憶がよみがえるのか、時々に
ダークサイドに落ちながら、なんとかここまで…。

それでも、まだまだぬぐえない記憶と塞がらない傷と
来年も一緒に生きていこうって思うしかないよね…。



週末、また彼から泣き言コールがあった。

向こうも、今年最後の大波らしい。

「○○(娘)に会う資格がない。

 死にたい…。」だって。

話を聞くと、朝から飲んでいるらしい。

もちろん、激怒り。

「どこにいて、誰といてもいいから
 
 ちゃんと生き抜くって約束でしょ!」

って。

「これ以上、○○を傷つけないの。

 1年ぶりに会うの楽しみにしてるのに。」

って。


まぁ、結局ひとしきり泣き言言った後、持ち直したみたいだけど。

いつまで続くかな~この関係…とは思うけど、これもね、
私との電話で命が繋ぎ止められるなら、それも抱えて生きて行こうって
思うしかないよね…。


それでも、きっと来年はもっと楽になるはず。

少なくとも、私は。

時間が記憶も傷も癒してくれるはず。


今年ほとんど更新していないにも関わらず、訪問してくださって
ありがとうございます。

きっと、ここに訪問してくださる方は同じような病気に縁のある方
なのかしら…と勝手に推察しています。

今、年金やらそのほかの制度が見直されそうで尚一層不安なご時世で
益々生きづらいようにも思えますが、それでも新しい年に明るい
希望があればいいと心から思います。

人生楽ありゃ、苦もあるさ

最近、つくづく思うんです。

ここ10年でしんどい思いした分、これからは取り返してやるって。

新しい年が、皆様にも、彼と娘と私にも幸せの多い年となりますように。

ありがとうございました。

来年も、たぶんぼちぼちと更新します。


偽善

2015年12月22日 | 日記
相変わらず、調子が悪い。

些細なことで娘を怒鳴り散らす。

テレビが見れなくて、さっさとベットで丸くなる。

今までの悪夢のような記憶がフラッシュバックする。


安心してください。

鬱ではありませんよ。


だって、ちゃんと食べれるし、ちゃんと寝れる。

最後の一線だけは飛び越えないようにできている。


たぶん、後遺症の一番ギリのところを超えている感じ。

きっと、この大一番を乗り越えたら、1年の喪があけるって感じ。


1ヶ月、3か月、半年、1年…。

それぞれの山場を何とか超えてこられたから、きっと大丈夫。

あとはたぶん、3年かな…。

で、徐々に時を重ねて行って、段々と傷は塞がっていく。

心の傷も、身体に負う傷もたぶん直り方はそう違わない。


週末、用があって実家に。

できるだけ何も考えず、何もせず、過ごしたらちょっとはマシって
思ったけど、家に帰った途端もとに戻った。

ぶり返す、不調…とうとう娘に言われた。

「最近、ママ○○(娘)に冷たい。」

そうだよねぇ…と思いつつ、反論する気力もない。

しょうがないので、

「12月は去年色々嫌な思いしたから、その後遺症。」って

素直に言っておいた。


でも、そんな状況なのにも関わらず、実家からもらった恒例の
うどんを見たら、彼のことを思い出した。

親父の仕事の関係で、箱買いするうどんを1箱20袋もらう。

彼が大好きだった。

家には、これまた実家からもらった母親の作った白菜と大根。

思えば、今年彼にはサンタはやってこない。

どうせだから、一緒に送ってやろうかと…。


そこで、思うのだ。

何たる偽善。

何たるお人よし。


自分の今のダメージの元凶は彼に違いない。

それに付随して義両親の存在があるわけで。

その相手に、クリスマスのプレゼント代わりに食品を送ろうという私。

しかも、これで1年間に5回目くらい?

自分でも呆れる。


それでも、ちゃんと食べて欲しいとか、
ちゃんと生きててほしいとか…。

そういうのは今でもちゃんとあるんだし。


ほんと、自分でも呆れる。


老化

2015年12月08日 | 日記
最近、確実に老化を感じる。

口にしようとした途端、固有名詞が出てこない。

同じ相手に、同じ話をしてしまう。

耳が遠い…。

ってこれはまだ低音障害~(もしくは突発性難聴)かも。


とにかく、階段を下りていくってこういうことかと。

もちろん、白髪とか肌の調子とか前々からあったんだけど。


で、なんでそんな話かっていうと、去年辛かったのは11月で
って思い込んでたんだけど、自分でこのブログ読んだら、
なんだ、本番は12月だったんじゃん…って。

すっかり忘れてんだ。

たった1年前のことなのに。


だから、この間からなんだか身体の内側から、なんかが
あふれてたんだって。

何だろう、去年は悲しみの結晶みたいなところから湧き出てる
なんかって思ってたけど。

同じように、蒼くて透明ななんか。


そういえば、去年はクリスマスケーキの予約忘れたんだっけとか
そんなことも思い出したりして…。


彼からは引越たって電話があった。

就職試験は三次面接までいってダメだったって。

まぁ、原発がどうとかって話もでてたっていうから
それはそれでいいのかもって思うけど。

取りあえず、バイトでも探すって。

あと年末帰るからって。

年明け2日に会うってことにした。

「○○(娘)のやりたいことをやってあげたい。」とう彼。

聞くと、

「パパの普段行けなさそうなところにご飯食べに行きたい。」という娘。

つまり、普段食べれないようなものを食べさせてあげたいってことらしい。

何をやるにしても、何を食べるにしても、払いは私なんだろうけど。


でも、この1年頑張った二人のために、私も頑張って払いましょうか~と
思う、私はやっぱりいろんなことを忘れてしまったのかもしれない。

だって、忘れないとやっていけないってこともあるよね、きっと。