鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

玄米

2010年08月27日 | 日記
過食に苦しむ彼に玄米を勧めてみた。

私の実家は元農家で今でも自分の家のたんぼで
取れたお米を食べているのです。

我が家で食べているお米もそんな実家からの頂き物…
お米以外にもお味噌も野菜ももらってるけど…。

まったく、感謝、感謝ですぅ (^人^) 。

ってなわけで、白米送る代わりに玄米おくれ~~~と
頼んでさっそくに玄米をGETした。


なぜ玄米か?

 1.きちんと咀嚼するため。
   彼はご飯をかき込んで食べてしまうので
   満腹感が少ないのでは?と思ったから。

 2.ビタミンB6
   白米に比べ玄米は栄養価が高い。(カロリーは同じくらい)
   とくにビタミンB6はセロトニンを作るのに必要!だから
   なんでも白米の2倍くらいあるらしい。

 3.ダイエット
   過食しすぎてお盆から8Kg肥った(自己申告)というので
   お通じもよくなり、多少はダイエットになるかも…と
   思ったから。

でも、白米と比べ玄米は食べづらいからどうかなぁ…と思って
いたけど、全然OKみたいです。

彼絶対味音痴だと思うんですよねぇ…。
たいがいのものをおいしいっていうし…。
食に対するこだわりもまったくなし…。
楽っちゃ、楽ですけど…、張り合いがないっちゃないと
思ったこともあります。

まぁでも、今回は結果オーライっ!ってことで。

玄米・納豆・お味噌汁・野菜・小魚などなど…
まるでこれぞダイエット食っ!みたいなのを用意して
おくとなんとちゃんと食べるんですねぇ…。

ついこの間まで1日1食、しかももやし1袋をゆでただけのとか
キャベツの千切りのみとか…そんな食事してたのに。

ってそんな食事してるから、この病気になった気もするし
過食になった気もするし…。

もちろん何度も何度もそんな食事を改善するようにも言ったし、
食べなくても色々用意しておいたし…でも聞く耳を持って
いなかった…本当に頑固なんです。
しまいにゃ、作るだけで怒られるし…

でも今のところは増えた体重も徐々に減っているみたいなので
一先ずいい感じです…。

うつ病だと思っていたらこの病気だと診断され、それ以来
抗うつ剤を飲んでいません。
そのせいか最近は、躁からくるイライラがないかわりに
どっぷり鬱につかっています。

薬が飲めない分、なんとか食事からセロトニンが少しでも
多く分泌されるよう…そんな気持ちで毎日食事を用意してます。

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不安

2010年08月26日 | 日記
今朝、彼にお義父さんが用があるので自宅に帰られる
ことを伝えた…。

明日、市の健康診断を申し込んであるのでその受診の
ため今日からしばらく戻ることは以前にも伝えてあった
はずだったのだが…。

お義父さんはリタイヤされて悠々自適に過ごしていられたのを
彼が不安定で一人にしておくのは心配…との理由で
年明けから…すでに8ヶ月も同居してもらっている。

もう何度も何度も「帰りたい」って言われて
もう何度も何度も「今度こそ帰ってください」って
話をしているときに限って彼が調子が悪くなり…
もう何度も何度もそのタイミングを逃してしまっている。

お義父さんと話していたかと思ったら
一人部屋の隅にふさぎこんでいる…。


「どうしたの?」と聞くと…

「お父さんがいなくなるのが不安だ…」という。


そしてまた、はらはらと泣き出す。


たかが、1日や2日いい大人が何言ってんの???と
思いつつも…。


「お父さんがやってた洗濯や水遣りやらないと…」

「はぁ?」


どうも話が食い違うとよく聞くともうずっと来てもらえないと
思ったらしい。
何かあれば別だが、いつもあれやこれやサポートしてもらって
いただんで、急に一人になると思ったら不安になったんだって…。

確かに、お義父さんには洗濯や、花の水遣りから娘の迎えまで
彼のつきそい以上のことをしていただいている…。
なんだかんだと彼や娘の喜ぶものもたくさん買ってもらってるし。

が、鬱真っ只中の彼にそんなこと望んでやしない。
そりゃ~~~してもらえるならそれに越したことはありませんがぁ…。

まぁね…この状況じゃしょうがないけどすっかり依存しまくってるなぁ。
40にもなって甘えるほうも甘えるほうだけど、甘やかすほうも甘やかす
ほうだよなぁ~と日ごろ思っていたので、それを目の当たりにした感じ。
いっそショック療法で一人になってちょっとはシャキとしないかなぁ…
などと思ってみたりして、会社へ向かった…。


しかし、TELがきて

「これから帰るから…しばらくよろしくね」と言われた瞬間
すっごく不安になった…。

私が会社から帰るまで彼って大丈夫なんだろうっか???

また一人で泣いてたらどうしよう…。
また問題行動でもしていたらどうしよう…。

結局、私自身かなり依存しているのがわかった…。

お義父さん、いつもありがとうございます。
またしばらく甘えることになりそうですが、よろしくお願いします。

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程々

2010年08月26日 | 日記
24日(火)お昼休みに抜け出して、彼と診察に行って来た。

朝、前回言われた「入院執行猶予」をどうするか
お義父さんと相談した。

二人とも入院させるまでの決心がつかない…。

彼自身がとても怖がっているし、問題行動も今回はなし。
でも「希死念慮」ってのはあると思う。

ちなみに「自殺願望」とは客観的に理解できる理由で
「希死念慮」とは客観的に理解できない理由って
はてなキーワードで説明されてました…。

客観的な理解?
私理解できそうなんですけど、それってマズイ?

とにかく、入院措置はまた様子見として過食を防ぐ
ための薬を相談してみようということになった。

過食を防ぐ…ってあんまり効き目はないようだけど。


彼はとっても格好付け。
病気で家に居るようになっても洋服はエラク買い込んでいるし
入院してたときもとっても身なりに気を使ってた…。

が、その日はジャージ。
しかもこの暑いのに上下長袖長ズボン。
さらにちょっと汚れっぽい。
もっと言えば、それ私のジャージなんですけどぉ…

つまり…格好なんぞに気を回しているパワーがないんでしょう。
激鬱ですねぇ…。

先生との話中、

「もう充分に頑張りました。
 だからもういいです…」

と言って泣き出しちゃって…。

「なにがいいの?」と聞かれても

答えられない…。


先生も取り合えず様子見というところは了解いただき
ただし、入院を希望してもすぐに対応できないかもしれない
ので入院施設をもつ病院にうつることも考えるように言われた。

でも彼は先生をとても信頼しているので、そこまでは
考えられないだろうなぁ…。

どうしよう…。

私からも彼がこの1週間とても頑張ったこと。
頑張り過ぎてしまって、また過食してまたそれがストレスなこと…
などを話した。

「ほどほどにできればいいんですけどぉ…」

というと先生が

「それができれば、病気にはねぇ…」


あれ?先生本人前に言っちゃいました?
こんな時だけど、ちょっと笑っちゃった…。

つまり、ほどほどにできない体質だからこんな病気にかかるってこと?

まさにその通りっ!

で、まぁ…また1週間後ってことになりました。
来週はもうちょっと落ち着いているといいのになぁ…。

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TV

2010年08月25日 | 日記
いつもは一人留守番をすることの多い会社の昼休み。
今日はめずらしくもう一人中に残り、めずらしく
テレビをつけた。

「笑っていいとも」

見るでもなく見ていると、1コーナーで

女性に「もし魔法が1度だけつかえるなら…?」
というお題でそれぞれ年代別の答えを当てるみたい。

「お金持ちになりたい」とか
「若返りたいとか」とか
「キレイになりたい」とか…

40代女性の答えには
「旦那を取り替えたい」ってものあったな。

あ~だ、こ~だ言いながら顔は笑っていたけど…

「もし魔法が1度だけつかえるなら…?」

私だったら…、

「彼の病気を治してあげたい」

心からそう思った。


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大バトル

2010年08月25日 | 日記
朝小さい子供のいる家庭はだいたいが大騒ぎだ。
しかも仕事を持つ身の母親がいれば尚更…。

当然うちもご他聞にもれない。
毎朝、毎朝…繰り返し、繰り返し、大騒ぎだ。

NHK教育の朝の番組ご覧になる大人はどのくらい
いるんだろう…。

Eテレ0655
  ↓
シャキーン
  ↓
はなかっぱ
  ↓
日本語であそぼ
  ↓
ペレロペ
  ↓
…………

子供が好きな番組がこれでもかと続く…
そりゃ~~~もうこれこそゴールデンタイム!
いくら大人な5歳児でもそれは変わらない。

(でもこれ大人が見ても面白いものがたくさんある。
 特に0655の「おれ、ねこ」のコーナーや日本語であそぼなど)

しかし…その間朝食を食べ、着替えをし、顔を洗い…と
矢継ぎ早に朝の支度をしなければならない。

子供ってテレビ見てるときに意識が集中しすぎて
口も手も動かないし、耳も聞こえないですよね…。

つまり、こっちがいくらガミガミ
「早く○○してっ!」と言ってもまったく効き目なし!

保育園に遅刻はないが、会社には遅刻がある。
つまり私のイライラモードは時間が経つにつれヒートアップ!

今朝もそれで大喧嘩。

私:「まずはテレビ消しなさい!それができないなら一人で会社行くから!」
娘:「やだ~~~ママがいい~~~~」

私:「だったら支度しなさい!」
娘:「やだ~~~ママがいい~~~~」

この繰り返しで、キリがない。

でも…

こっからが一般家庭と違うところ…。

彼が「そんな声出さないでっ!」とうつろな目でつぶやく…。

完鬱な彼には私の叱る声も、娘の泣く声も拷問に近いんだろう。
部屋の隅にいってひざを抱えてうづくまる…。

私:「…」

娘を引き連れ、和室に行き戸を閉める。
ガタイがでかいから、これだけでも重労働。

声を一応ボリュームダウンして娘を説得。
なんとか支度をさせ、なんとか間に合うように家を出る。

こんなん毎日やってたら身が持ちませんよ…。
私だって怒りたくて怒っているわけではありません。

といいつつ、いろんなストレスで切れやすくなっている
のは確かで、子供に当たっているって自覚もあります。

娘が不憫だと思うこともたくさんあります。
もっと甘えたいだろうに、もっと遊びたいだろうにって
思っても一人で家事も仕事もやっていれば充分に
相手をしてあげられません。

その時間よりも、その心の余裕が私自身にありません。

娘は彼の病気をよく知っています。
娘なりに彼や私を元気付けようと一生懸命です。

なのに何も答えてやれません。

それをあやまると娘は決まってこういいます。

「ママのこと大好きだよ」

「ありがとう…」

こう答えるのが精一杯です。

彼は昔まだ調子がよかった頃は、パソコンしつつも娘に
声をかけ、やさしい口調で

「ほら、早くしないとまた怒られるよ…」

と合いの手をいれつつ支度させてくれたんです。

でも今は自分のことで精一杯…。

でも…それでも私や娘のためにいろんなものと
戦っているんだと思います。

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