鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

杞憂

2012年06月28日 | 日記
健康診断で引っかかり、その後の検査で子宮内膜症と診断された。

子宮内膜症?と思って色々ググルと、まぁ、昨今増えている病気だった。

あやや(松浦あや)さんもそうらしいし…。


私の場合は卵巣(本来はアーモンド~親指の先くらいの大きさ)が
右で3.3cmちょい、左で1.8cmと腫れているらしい。

MRIで見ると確かに黒い塊がある。

で、これが閉経まで小さくなることはなく、生理を繰り返すたび大きくなる
可能性があり、6cm以上になると手術することになるらしい。

また、生理痛も尋常じゃないらしく、1/100人くらいの割合で癌化するらしい。

あと不妊の原因になるらしいのだけれど、私には幸い関係ない。

娘一人で十二分だからねっ。


で、診察されてからずーっと、頭の中には黒い塊がずんずん大きくなり
やがて破裂するくらいか?位のイメージがこびりついている。

実際大きくなると下腹部を強打したはずみで破裂することもあるらしい。

先生がそんなイラストを見ながらそう話すものだから、すっかりビビッて
いるのである。


確かに去年の夏以降、尋常じゃないくらいの生理痛に襲われた。

「痛い、痛い~~~。」とか声に出るくらい。

家にいれるときには寝込んでたし。

仕事中は気合でどうにかなるのか、顔しかめるくらいでやり過ごしてたけど。

あと期間中下痢で夜中に何度もトイレにいくは目になり、必然的に睡眠も不十分
だった。


でも、11月くらいに婦人科に診察に行ったころから、ぱったりとそういった
症状が止まってしまった。

その婦人科でも異常なしって言われたし。

もしかすると、このときの原因が今回の病気じゃなかろうかと思っている。


だとすると…なんで、その後症状が治まったのだろう。


そしてあの症状はまた復活することがあるのだろうか。


ずーっとそんなことを日々考えていた。


で、今日に至るまで今までだったらちっとも気にしないような腹部の痛みにも
敏感に反応し、生理がいつ来るのかいつ来るのかってビビッていたんだけれど
まっ、来てみても今のところ何の症状もない。


う~~~ん、痛みがなくても巨大化し続けるってこともあるんだろうけどぉ…。


口や態度はでかいが、意外に痛みに弱い私は娘を出産するときの帝王切開以上に
痛いのは無理~~~~って思っていて、ビビりながらも冷静に自分自身を
観察している。


このまま杞憂で終わってくれることを祈るばかりだ。


そうそう、病名がはっきりするまで私よりビビッていた彼は、いまやまったく
興味を示さず、今日も朝から漠々食べて今頃冬眠中だと思われる。


まったくっ…。





相談

2012年06月26日 | 日記
さてさて…我が家の夏の旅行をどうするか…。

親にケンカを売ったものの、代替案を考えなければならない…。

しかし、彼は今家から出ることさえできないわけで…。


けど、そんなことはぶっちぎってとりあえず相談してみた。

だいたい、娘が

「旅行…」って話してたとき、彼は起きていて耳にしていたに違いないわけで。


ついでに親にケンカ売ったことも言っておいた。


以前なら、余計なことは極力彼には伝えないようにしていたけれど、
もうね、そういうの、止めたから。


結果、希望的な展望ではあるが、彼も娘を旅行に連れて行ってあげたいし
自分自身もでかけたい…とのことで色々考え始めた。

休みには他にも予定があるので、日がある程度限られるし、ホテルの予約も
早いほうがいいだろうが、万が一を考えると彼の分キャンセルとかも充分
ありえるし…。

まぁ、最悪私と娘の二人旅になることを覚悟しておけばなんてことはないのかも。


今朝も朝からバナナ2本とジャイアントコーン(アイス)と青汁オーレと
卵賭け納豆ご飯を2膳食べる彼。

ぼそぼそと、

「最近また便秘なんだぁ…。」とつぶやく彼。

そして、

「今日もずーっと寝れるといいなぁ…。」

と食後薬を飲んで布団に直行する彼。


さてさて…、我が家の夏の旅行はどうなることやら…。


可哀想

2012年06月25日 | 日記
彼は相変わらず鬱々として過眠状態…。

しかし、こっちも生理前で眠いし、過食だし…。

加えて情緒不安定~~~。


週末なので相変わらず家事強化DAYとなり、掃除やら洗濯やら
あと金魚のエアポンプを洗ったり、買出しやらと忙しい。

加えて娘が両日とも予定があってその送り迎えであっちいったり
こっちいったり…。

で、その隙を見てお昼寝したり…。

もうね…、脳みそが熔けるか?ってくらい深い眠りで隣で過眠中の
彼に起こされるくらい寝たおしてた。

なんで、こんなに眠いのに片や終日過眠OKで片や家事DAYなんだと
いつもの不満が爆発したりして…。


で、そんな飛び火が実母に降りかかった。

まぁ…私の虫の居所が悪かった…では済まされないよなぁ…。

以前から実父が、娘と私の実弟の息子(つまり娘のいとこ)を海に連れて行きたい
という話があった。

だから、私の実家ファミリー(実父母、実弟、義妹、いとこ)と私と娘で
海水浴が出来る時期に海辺の温泉に泊まりに行こうという話になって。

彼は実家ファミリーと一緒は到底無理なので、家に置こうか実家に帰らすか
などと考えていたのだが、昨日その件で実母から電話があった。

「昨日、○○(実弟)に○○ちゃん(娘)が夏休み何処にも行けないと
 かわいそうだからって頼んでおいたからね…」と言われた。


カチンっ!ときた。

かわいそう?

かわいそうだから連れて行ってくれるの?


もちろん宿泊代は自分で払うつもりだったし、実父母に負担をなるたけ
かけないようにと思っていた。

でもかわいそうだからって、実父母に思われるだけでなく、実弟夫婦にも
かわいそうだからって思われるくらいなら行かなくていいと思った。


「あ~~~~、かわいそうとか言われるくらいなら、いい、行かない。」

「○○(彼)が無理なら私と○○(娘)だけでどっか出かけるから
 もういいわ。」

と言って電話をブチ切った。


大人気ない…。


でも、かわいそうかわいそうって…。

そりゃ~実母にしてみれば、私の収入が少ないから思うように娘は欲しいものを
買ってもらったり、旅行に連れて行ってもらったりできなくてかわいそうと
思うのは無理がない。

ましていとこは両親公務員なので、何不自由がないことも娘を不憫に思わせる
のだろう。

しかし、それを実弟にまで「かわいそうだから」と言われては、(彼が言った訳
じゃないけど)こっちが卑屈にならざるを得ない。

私は自分をかわいそうだと思わないし、娘にも思って欲しくない。

そりゃ~不自由はさせている。

でもそんな家庭はいくらでもある。

それでも、娘のものは最優先で用意しているつもりだし、それを実母から
買ってもらうこともあるけれど、でもそれもごく稀に抑えてきたつもりだし。

なんか、娘が「かわいそうな子」ってレッテルを貼られたようで非常に
不愉快だったし、私が娘に「かわいそうな」思いをさせている不甲斐ない親だ
って言われているように思った。

あ~~~、不甲斐ないのは事実だけど…。


とにかく生理までイライラが高じたのか、生来の気の短さが災いしたのか
この話は私がブチ切れて終わった。


しかし、こっから先がある。

薄々電話のやり取りで内容を理解した娘が夜寝るときに

「家族で旅行とか、みんなしてるけど、○○(娘)はさぁ…」と言い出した。

彼がまだ仕事をしていたときには年に1回以上は3人で温泉に泊まりに行ったり
していた。

でももう何年も行けていないので、娘は覚えていないのだろう。

普通は夏休みに家族で出かけたりするんだろうなぁ…。

なんて思ったら、夜中に泣けて泣けてしょうがなかった。


結局、娘ってかわいそうなんだろうか。

そして、私は娘にかわいそうな思いをさせているんだろうか。

親にケンカ売ってみたけれど、やっぱりそういうことなんろうか。


もう情けないやら、悔しいやらで…泣けて泣けてしょうがなかった。




会話

2012年06月22日 | 日記
病院で出る薬が効いているのか、それ以前の私のブチ切れ(病気を含む)が
聞いているのか、過眠はとりあえずにしても、彼は少し落ち着いているような
気がする。

昨日も書いたが、この病気になってイライラもフラフラ(出歩く)も、かつ
ボロボロ(泣く)こともなく長期に過ごせているのは珍しい気がする。

ただし、その胸中には常に不安が鎮座し、押しつぶされそうになっているらしい。

今日そう話してくれた。


ここ何日か、私と娘と一緒に起きると、台所で弁当と朝ごはんを用意する
私の隣で、昔娘が小さいときに使っていた踏み台に座っていることが多い。

夕飯を食べないことが多いせいか、お腹がすいているのだろう。

その踏み台に座って、ご飯を食べる前にバナナを食べたり、お菓子を
つまんでみたたり…。

今日は、家で取れた曲がったきゅうりをばりばり食べていた。

際限なく食べそうなので、適当なところで

「そろそろやめたら?」と言うと、

おずおずと未練を残しながらも食べるのをやめる。

またちょっとしてから、ちょこっと食べることもあるけど。

そんな時間にちょっとづつ話をするようになった。


この先どうなっちゃうんだろうって不安。

そんな不安に押しつぶされそうになるって。

だから、少しでも寝ていたいんだって。


なるたけ、説教やら押し付けにならないように気をつけならが

「不安はさらなる不安を呼ぶから…。

 先を不安がるよりも、過去を悔いるよりも、今できることを

 今したいことを考えようよ。」

と言ってみる。


以前はゲームばかりしていたが、今はそれもやらない。

やれないって言うほうが正解か。


「今、家でできることで何がしたい?」と聞くと

「顔洗ったり、お風呂はいったり…。

 お帰りなさいを言ったり…。

 ○○(私)の手伝い…。」


最後のは思いっきり取ってつけたようではあるが、少なくても
私がして欲しいと思っていることは理解しているらしい。

どうせだから…と思い、

「じゃ~、パンにマーガリン塗って。」とお願いしてみる。

不器用そうに塗るその手元を見ながら

「今、なんか考えてる?」と聞くと

「別に…。」と答える。

「そうやって、何かやっていれば不安がちょっとだけまぎれたりしない?」

と聞くと、

「う~ん、そうでもないかな…」と答える。


そのあと簡単なことを頼みながら、娘と一緒に食卓まで運んでもらう。


たった、これだけの、時間にしたらほんの短いやりとりだけれど
会話として成立しているような気がする。

家族として成立しているような気がする。


このままツレ鬱の映画のように冬眠から覚めた白熊が少しだけでも
元気を取り戻せたらいいのに…と思ったりしている。



過眠

2012年06月21日 | 日記
昨日帰ると娘が習字をしていた。

それがまず、びっくり。

でも私に怒られないように新聞をたくさん引いてあったので
彼女なりに頑張ったのだと褒めていると…

同じリビングのソファに彼が寝ていてこれまた、びっくり。

どうも、家の中で居心地のいい場所を探し探し、寝ているらしい。

別に何処でもいいですけどぉ…でも結局寝るんだ…とある意味感心する。

ラミクタールが25mg/dになってから本当によく寝る。

朝起きて、ご飯を食べて寝る…。

帰ってきた時点で寝てる…。

しかし、この1週間では帰った時点で寝ているけれど、私たちがご飯を
食べていると起きてくる。

で、夕ご飯をちょっとつまんだりする。

で、また寝るんだけど…。


でもそれ以外には、朝ごはんは毎日食べているし、バカ食いは減ったし、
今週は2回シャワーできたし、薬飲み忘れてないし、何よりタバコ減ったしと
及第点なのである。

患者本人は軽躁がいいけど、家族は軽鬱がいいっていうのは本当でイライラも
フラフラもしないで、家にいてくれるのは本当に助かる。

かといって、このまま眠り姫では困るのだが…。


今日2週間に1度の診察日だったの午前中会社を抜け出し一緒に行ってきた。

ここ1ヶ月くらいほとんど家から出られないので、運転が怖い気がして。

あと彼自身も、

「他人と話すのが怖い…。」とか言うし。

まぁ…相変わらず先生は何を聞いても

「う~ん、わかんないね~。」って言ってたけど、

とりあえず薬は現状維持となった。


でも、彼は先生の質問に

「寝ていたいです…。」って答えていた。


結局今週もあちこち居心地のいい場所を探し、探し寝るつもりらしい。

おっと、眠り姫ではない。

冬眠中の白熊だった。