鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

自撮

2013年07月29日 | 日記
週末、彼の実家に行って花火をみたり、入院している
おばあさんのお見舞いに行ったり…。

彼はまたすっかりタガが外れて、勝手気ままな生活を
したせいか太ったらしい。

私の今朝、体重計に乗ってビックリしたけど。

日曜日には義父母に買ってもらった冷蔵庫も到着。

台所に入れるまでが一苦労。

設置場所のスケールは測ったいたけれど、運び入れる
道はまったく考えていなかった。

真新しい、冷蔵庫に娘は興奮気味でウェルカムボードまで
書いて冷蔵庫にはっていた。


花火のときも、冷蔵庫のときもいちいち気になる彼の自撮。

なんでもかんでも写真に撮ろうとし、いろんな場面で
自分を撮ることを強要する。

例えば、沈む夕日と彼のショット。

例えば、花火を見る彼のショット。

例えば、冷蔵庫運ぶのに邪魔な木を塀に乗って抑える彼のショット。


バカじゃねぇ…。

どんだけナルちゃんなんだ…。

と、娘と2人呆れるばかり。


なんでもかんでも写真に撮るより、今のその瞬間を楽しめよ。

記録に残すより、記憶に残せよ。

と、思うわけだ。


たぶん、あとでネットにアップしようってことだろう。

それに対して、あれこれコメントもらうのがうれしいんだろう。


心底くだらないと思う。

どんなにネット社会でいいねって言われても、実際に妻子には
けちょんけちょんなわけだ。


正確には自撮とは自分で自分を写すことを言うのだろう。

まだそれならこっちの手はわずらわせないからいいけど、
あくまで自分の写真を強要するのは迷惑な限りだ。






花火

2013年07月26日 | 日記
今日、彼の地元で行われる花火大会を見に行く予定。

毎年、私の地元で行われる花火大会にはほぼ毎年行っているが
その花火大会に行くのは10年ぶり。

まだ彼と出合ったばかりの頃、一緒に行って以来。

もちろん、娘も初めて行く。

たまたま金曜日なので翌日を心配してなくていいからってのと
ある意味10年って区切りの年だから。

ただ、考えちゃうんだ。

あの時一緒に花火に行ってなかったら、こんなことになって
なかったかも…って。

たぶん、あれからなんとなくそんな流れになって、なんとなく
ここまで来ちゃったって感じで。

もし戻れるなら、彼が病気なる前じゃなくて、あの時まで
戻ったら、まったく別の人生があったんじゃないかって。

まぁ、結局その別の人生にもそれなりに苦労があったんだと思うけど。


義父母は喜んで、待ち構えている。

席用意したって言ってたから、気合が入っていそう。

そんな義父に、彼は

「雨降ってもやるか聞いておいて…。」って言う。

自分の親なのに、自分で聞け!って思う。


昨日は3週間ぶりの受診日で一人で行ってきたけど、その後
調子が悪いと娘の相手もせず、日課の洗い物もしなかった。

調子が悪いといえば、全て免除されると思っているのか…。

私はお前の介護者じゃないんだって…。


そんな思いが、別の人生に思いを馳せらせるんだろう。




集団

2013年07月25日 | 日記
集団ってか、集団心理って怖いって思う。

今ニュースで騒がれているように大人になる前の
段階の集団は一人では決してできないようなことさえ
その場の空気でやってしまう。

いや、大人だって充分に在りえる話であるわけだが。

「赤信号みんなで渡れば~」ってのは、人の真理をついている。


昨日、遅くに娘のクラスの子の親御さんから電話があった。

その子は去年、娘が児童保育を辞める原因になった子だ。

クラス替えがあっても、また一緒になって心配していたが
たまに遊んだりしていて、嫌なことも言われたりしていた
ようだが、それなりに折り合いをつけて付き合っているようだった。

電話をもらった前日もその子のおばあちゃんの家に遊びに
数人でおじゃましていた。

娘の話と総合すると、こうだ。

一緒に遊んでいて、夕方になったのでその家のおばあちゃんに
何時か聞いたところ、5時だった。

それは私との約束で友達の家から帰る時間だった。

すると、娘はあわてて、おばあちゃんにお邪魔しましたと
言って帰ったそうだ。

そのまま友達に帰るって言わないままに…。

それが気に入らないからと、その子のから電話がきたそうだ。

「なんで黙って帰るの?」って。

確かに、それはそうだ。

娘にも非はある。

娘は、

「ごめんね。約束の時間だったから、急いでて~」的に答えたらしい。

すると、その子から責められた挙句、一緒に遊んだ4人にも電話で
代わる代わる責められたらしい。

半場強制されて言わされているらしく、半笑いで話したそうだが
後でその子があ~言え、こ~言えって大声で話していたそうだ。


確かにその子は周りの友達に同調を強いるところがあるらしい。

「あの子、~だから一緒に遊ばないにしよ。」とか。

自分が気に入らないのなら、自分が遊ばなければいい。

しかし、一緒にいる友達にそれを同調させる。

するとそれは集団と化す。


怖わ…。


きっと言われた娘も相当傷ついただろうが、言わされたその他の
友達も後味が悪かったろう。

どっかで、娘に悪いことしたなって、かわいそうだなって思ったろう。

それもまたかわいそうだと思う。

しかも、それは夏休みの前日の出来事で、これからの長い休みの
一緒に遊ぶってことを躊躇させることなのかもしれない。

娘ももうみんなと遊びにくいって思ったかもしれない。

娘はその子とは遊びたくないが、他の友達とは仲良くしたって思って
いるので、その子を拒絶してしまうとまた一人ぼっちになってしまうって
思っているかもしれない。

実際、児童保育を辞めたとき、

「お友達が欲しいの~~~。」と号泣したことがあったわけだし。


だのに…。

こんなことがあった日だったのに…。

その日私は娘と怒鳴り倒してしまった。


そもそも体調が悪く、しんどい思いでやっと帰宅した。

「ただいま~。」と声をかけると

娘はテレビを見ていた。

まだ外に娘の自転車がおきっぱなしだったので一旦
玄関に鞄をおいて外に戻ろうとすると、娘が

「待って!」と強く言った。

玄関まで来て、お帰りを言ってくれるのだろうと思った。

しかし、外は雨模様だったし、こっちも疲れていたのでさっさと
終わらせ、家に入りたい。

なので、玄関を出ようとすると

「何で待ってって言ってるのに、待ってくれないの!」と怒り出した。

「さっさとくればいいのに~。」と言うと

「足が痛くて早く歩けない。」って。

またどっかで転んだのか…と思いながら、疲れから段々イライラし始めた。

甘えなのかもしれないが、ウダウダ、グダグダ言われるとこっちの
イライラ度があがる。

言いたいことがあるなら、ちゃんと言えって…。

すると、今度は

「私の話を聞いてくれない。」と怒り出す。

「だから、言いたいことがあるなら、ぐずぐず鼻鳴らしていないで
 さっさと言いなよ。」とこっちも怒り出す。

こうなると、もうどっちも収拾が付かない。

ぎゃ~ぎゃ~騒ぐ階下の気配に彼が2階から降りてくる。

「どうしたの?」

すると、娘がぴしゃりと

「パパには関係ない!」って。

それでも粘って、何度か聞くけど娘も答えないし、

私も説明するのが面倒くさくなって

「大丈夫だから…。」としか言わない。

すると彼も面白くないから

「じゃ、いいよ。」と言って戻っていく。


こうなると、もうどっちもこっちもあっちも収集が付かない。


取り合えず、その場をつくろい自転車をしまって、夕飯を作る。

作って、食べて、片付ける。

そして明日のお米やお茶の用意をする。

で、やっと終わったかと思って娘のところに戻ると寝てる。

で、起こすとまたぎゃ~ぎゃ~騒ぐ。

半分寝ぼけているので、もっと始末に悪い。

彼がまたやってきて、抱っこして2階に行こうとするが
半分意識もある娘は断固として断る。

だったら、自分で歩いて2階に行けと私が言っても断る。

だったら、お風呂に入ろうと言っても断る。

どうすりゃいいのさ…と思いつつ、その機嫌の悪さに付き合う
余裕がないので段々と私も怒り出してしまう。

なんとか、目が覚めたのでお風呂に入れて着替えさせ2階に行く。

本当に、疲れる…ってこの時は自分のことばかり考えていたけれど…。


娘の本当の機嫌の悪さはきっとその子から掛かってきた電話が原因
だったんだろうと今思えば、本当に申し訳ないことをしたと思う。

本当は私にその辛さを話したかったのだろう思う。

そして、辛かったねって、悲しいねって、言ってもらいかったんだと思う。


でも、私があまりに怒るから、怒って

「言いたいことがあるなら、ちゃんと言いなさい。」って言うから

尚更言えなかったんだろうって思う。


親御さんの電話が終わってから、娘と話した。

事の成り行きの確認と、そして謝罪。

「話聞いてあげられなくて、ごめんなさい。」と言うと

娘は、

「ママは悪くないよ…。」と言う。


いや…そうとう悪いと思う。


今後休み期間にその一連の友達と遊ぶかどうかはわからない。

私が考えるほど、子供の心は頑なでなく、また誘われて
一緒に遊ぶのかもしれない。

娘から誘うことはたぶん、ないと思うが…。


そういう日が早く来ればいいけどぉ…と思いつつ、我が身を
反省せざるを得ないわけである。






恐怖

2013年07月24日 | 日記
今日から恐怖の夏休みが始まった…。

恐怖1。

毎日の弁当作り。

日頃は自分の弁当や彼のおにぎり作りだけだが
これに娘の弁当が加わると面倒くささ3倍じゃきかないかも。

彩りやら、好き嫌いやら…あ~面倒くさ。


恐怖2。

家との2往復。

一人でお弁当を食べるのもかわいそうなので昼休み一旦家に戻って
一緒に食べる…これが週2。

春休みは毎日だった…。

これが原因か、春先非常に体調が悪く、疲れが取れないので夏休みは
週に2回で勘弁してもらうことにした。

どうせ、家にいるんだから彼が一緒に食べてくれればいいのに…。

と思うわけだが、娘は彼と食べるならテレビ見ながら一人で食べた
ほうがいい!というのでしょうがない。

確かに、無言で早食いなだけだから、間がもたないってのもわかる。


恐怖3。

電話攻撃。

判ってはいたが、携帯を持たせているのでSMSやら電話が多い。

一応は午前は家で、午後は友達と遊ぶもよし自由時間…てな予定なので
暇をもてあましたり、何か話したくなると連絡をよこす。


まぁね~、1日誰とも話さないで一人きりってまだ辛いよね~あの齢では。

そこんとこ、汲んで彼がなんとか絡んでくれるといいんだけど、
彼は彼は一人きり生活なれちゃってるから、まったく意に介さずで。

娘は娘で、躁のときのイメージが強いのか、ちょっと彼を怖がっている
様子も見受けられ…。

加えて、家でのダメっぷりをよく判っているので、怖がるわりに
扱いが軽いってか、こてんぱに言い負かすこともあったりするし。

でも、彼が支えてくれないと、娘は私にだけべったりでこっちが身動き
取れなくなっちゃうし…。


親頼みなのも、あとほんの数年…とは思っているんだけど…。

でも、本当恐怖の夏休みなのである…。




余波

2013年07月23日 | 日記
日曜の夜に投下された爆弾は今朝になっても
余波が広がっている。

昨日の段階で、朝鬱々していたと思ったが、
3時ごろ電話が来てもまだ鬱々していた。

「なんか、○○(娘)に悪くって…。」と

さめざめと泣いてる。

しょうがないので

「○○だって、わかってるって。
 うちらの娘としては、上出来だよ。
 でも、切ながっていたってしょうがないじゃん。
 ○○のために、できるとこと1つ1つやってけば。」

とはっぱをかける。

う~ん、なぐさめにはなっていない。

しかし、これからの夏休みに向けてやれることはたくさんある
と提示しておいた。

例えば、お昼ごはんを一緒に食べるとか。(娘は嫌がるけど)

例えば、一緒にプールに行ってクロールを教えてあげるとか。

例えば、旅行や花火や楽しい思い出をたくさん作ってあげるとか。

彼は、

「う~ん…。」

とわかったんだか、わかんないんだかの返事をして

「ちょっと寝るわ…。」

と言って寝落ちした。

まったく…一生懸命話しているこっちがバカみたい。

家に帰ると、案の定2人の会話はないようで、「お帰り」くらい
言えって…と思ったりして。

そして、アイスの最中を5つ(ファミリーパックのだからちょっと小さめ)
一気に食べて娘に呆れられていた。

相変わらず、甘いもの冷たいものが止められない。

それでいて、今だ60kg代をキープしているらしい。

最近、ご飯も食べているけど暑さのせいかそう太る気配がない。


本当は娘にも彼の凹み加減を話そうかと思ったが、
娘がそれを負担に思ってもいかん…と思い、ほっておいた。

今は誰も彼の先の話をしない。

義父も私も。

お互いに言い合うことはあっても、彼には直接話すことはない。

ついつい、それがプレッシャーになっても悪いと考え、また
自分がプレッシャーをかけた事で病状が悪化しても寝覚めが悪い
って考えるからだろう。

でも、唯一それが許されるとしたら、それはやはり娘だろう。

誰よりも彼の先が影響する人間なんだし。

娘の真っ当な意見が、彼にきちんと伝わって、それが浸透することを
願わずにいられない。