鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

低体温

2010年11月30日 | 日記
毎日体重を測るようになった彼…。

一時のカップラーメン、ポテトチップス大食い
生活では測っていなかったからちょっとは自覚でき
つつあるってことなのかしら…。

でも、毎日何キロ増えた…と言ってはうだうだする
のを見せられるのも正直…↓↓↓。

最近は彼の言うように大して食べていないように
思えるのに、体重は増加中…。

で、ふと思って体温を測らせた。

「34.9℃…」

やっぱり低体温だ…。

平熱が36℃を下回る人を低体温と言うらしい…。
代謝が落ちるので大して食べなくても肥る傾向に
あるらしいのだ。
(http://allabout.co.jp/r_health/gc/301282/)

彼は以前から体温が低めだったが35℃を切ってくるとは…。

恐るべし…。

きっと自律神経のバランスが崩れているせいと
あとはずーっと寝たきり生活だから身体のスイッチが
OFFってる???

どちらにせよ、これではいかんっ!と思い立ち
生姜湯を勧めてみる…。

でも彼は生姜嫌い…。

しかし、運動もしたくない・お風呂も入る気力がないと
言われしまっては他に思いつかない…。

煙草やめるって手もあるけど…。

生姜を皮ごとすりおろし、レモン汁を加え、本来なら
お砂糖も…だが、ここは抜いてみる…。

「まぁ、これなら飲めるかも…」というのでしばらく
続けることに…。

あと背伸び体操をするように進めてみた。
立って背伸びをするだけだから、なんとかできる?
と思ったのだが…。

あっさりと拒否られた…。

曰く、「痛い…」

あげくに

「医者行くの面倒だなぁ…」


ぶちっ!

「医者に行くのさえ嫌なら、入院すればっ!
 だったら通院する手間ないよ」

とキレてしまった…。


気力がないから何もできない、何もしないというなら
どうしたらいいと思うって人に聞かないで欲しい!
と心の中で叫んでみた。

う~ん、週末も家事でいっぱい、いっぱいだった私ったら
ストレスフルだなぁ…とちょっと反省。

でもその剣幕に押されたのか、その後彼はお風呂に入った。

よし、よし。


あと医者も一人で行った。

お昼のレボトミンが無くなった。

昼寝れなくなったら、大丈夫なのかなぁ…。








麻痺

2010年11月29日 | 日記
週末、お義父さんがテレビを買おうと言い出した。

我が家はリビングにあるテレビを地デジ対応に3月買い換えた。
あとはお義父さんに使ってもらっているちっちゃいテレビと
2階の寝室で使っている中くらいのテレビ…この2台は未対応。

11月末でエコポイントが減額されるので2台とも買い換えよう
ということらしい。

費用はお義父さんが持つから!ということらしい。

正直ちっちゃいテレビで我慢してもらっているお義理父さん
には申し訳ないが、2台ともチューナーでも買って…と
もくろんでいた私には…ん~っていう感じだった。

分相応ではない…というのが理由。

今の私達には、2台の新規デジタルテレビなどもったいないでしょ。

それでもお義父さんは、どうせいるものだし、ポイントのつく
今がいいし、費用は持つからという…。

彼に相談すると…あっさりと

「そういうんだったら、頼もうよ」と言う。

ん~…。
この辺の感覚が私とはまったく違っていらっしゃる…。

結局、お義父さんが使っているテレビだけ買い替え
中くらいのはチューナーをつけるということで手打ちにした。

中くらいのは私の実父から結婚祝いに買ってもらった液晶タイプ
なのでもうちょっと大事に使いたいからといって勘弁して
もらった。

そして新しいテレビの半額をこちらで負担する!と宣言し
それでもいいなら…と総出で電気屋さんに出かけた。

最初は一番小さい19型で…と思ったが、電気屋さんで見ると
あまりに小さく、22型か?と思ったが、どうせ大して変わらない
(1万円弱…)からと言われ26型テレビをゲット…。

一旦カードを切って会計をしたが、どうも全額お義理父さん
から戻されるような予感がする…。


それから何とか部屋の片づけが格好ついたので、娘の部屋を
リフォームすべく業者さんへ連絡を見積を依頼した。

みんなしてコンセントが足りない、どうせならここを変えて
などと事前に言い出して、なんだか話が大きくなる…。

それを業者さんに伝えると、ざーっとの見積で予算の1.5倍。

その予算だって、私達が負担するのではなく私の実母が
出すといって渡してくれたお金である。


私達が金銭的に無理だと判断され、両家とも支援してくれる。
それはとてもありがたいことだと思う。

感謝しても感謝しても、足りないと思う。

せっかくそういってくれるのだから今は甘えてしまえば…
と思うものわかる。

しかし…そうされることで自分達の本当の財布の大きさが
段々麻痺してわからなくなりつつあるような気になる。

自分達の“分”がわからなくなる。

ないものはないもので、我慢するのが当たり前。

どうもそう思うのは私だけらしい…。







記念日

2010年11月26日 | 日記
昨日は娘の誕生日でした。
つまり私の出産記念日…。

自分の誕生日より、大事な記念日が
できるなんて昔は思いもしませんでした。

ちょうど、免許の更新もあったので1日お休みを
いただき準備万端整えてお祝いしました。

プレゼントは彼からはアイロンビーンズ
(プラスチックのパーツを組み合わせ、
アイロンでふっつける…みたいなの)で
私からはピンクのウサギのついたスリッパと
お菓子のレシピ本と絵本を渡しました。

レシピ本は漢字が読めないけど、写真がたくさんあるので
眺めているだけでケーキ屋さんになりたい娘には
楽しめるかなぁ~と。

どちらも喜んでくれました。

あと注文していたランドセルが来ていたので
一緒に渡しました。

もうひとつ、写真やメッセージを書く誕生日の本が
あったので生まれた日の写真と朝彼が撮った誕生日当日の
写真を貼ってメッセージを添えました。

このメッセージ娘が読んでいる途中でお義父さんが
泣き出してしまって…。

それもいい思い出になると思います。

ご飯も娘と一緒に作り、みんなで食卓を囲みました。

写真やビデオを撮り、31のアイスケーキも吹き消しました。


こう書くと、ずいぶん楽しそうに思えますよね…。

でも、彼はそういうわけにはいかなかったみたいで。


今朝、台所にいると煙草を持って彼がやってきました。

あれこれ話すうちに、昨日の誕生日の話になって

「昨日楽しめなかった?」と聞くと

「申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
 ○○(娘)の笑顔を見ると、いつまでこの笑顔が
 あるんだろう…って思った。」

「こんな自分が許せなくて、写真も残したくなかった」

といいます。

つい1ヶ月くらい前まで彼は毎日自分で自分の写真を撮っていました。
たぶん入院するあたりから始めたと思います。

それだけ自分の容姿に自信があったんだと思います。
もっと言えば自分の容姿にだけ自信があったんだと思います。

それが…今の自分を写真に残したくないって…。
確かに、体重も増えお風呂もたいして入ってないし…
自信など持ちようがないのかもしれませんが…。


彼の上げたアイロンビーンズ、実は娘はもう見ていました。
ネットで頼んで届いたのを隠していたのに、たまたま見つけ
られてしまっていました。

でも、見なかったことにしてパパを喜ばせたいからと自分から
言い出して、受け取るときに大喜びしてました。


娘の、そして私の大事な記念日に欲しかったのは
何より彼の心からの笑顔でした。






気力

2010年11月24日 | 日記
最近の彼は何を言っても

「気力がない…」

で一蹴してくれる。

まぁ、鬱状態なわけですからそうでしょうが…。


じゃあ、私が家のことをして仕事してってあれこれ
しているのは気力があるからなのか?
と時々思うことがある。

気力というよりも、『やらなければならない…』的な
義務感の方が強いように思うのだけれど…。

現にやらなくていいことならば、仕事はともなく
家事など一切やりたくない。

まぁ、お腹がすけばご飯くらいは作るかもだけど…。


今朝、彼は嫌な夢を見たという。

「また病気のせいで仕事ができなくなる夢…」


確かにそんな不安は常にあるだろうと思う。

でもまだそんな段階の心配早すぎるのでは?と思うんだが。

私は

「先のことを考えたら、どうしようもなく不安になるよね…
 でもさぁ、それは今考えてもどうしてみようもないわけで…
 今は今できることを積み重ねていくしかないと思うよ。
 今、休むことが必要なんだったら、休むことが今できること
 なんだと思うけど…」

と言ってみた。

すると彼は

「怖い…どうしようもなく怖い…」と言う。

「怖いよね…、私も怖い…
 でも怖がって逃げてばかりじゃしょうがないから
 どんなに怖くてもあきらめないことなんじゃないのかな…」

と答えた。

彼は

「そんな風に前向きに考えられないよ…」と言う。

言い方が悪かったのかもしれないが、私としては
気力を振り絞って彼に答えたつもり…。

私自身が前向きに考えられているのか…というのは
また別の問題だなぁ…。


「成せば成る 成さねば成らぬ 何事も
 成らぬは 人の成さぬ なりけり」


抗鬱剤の増薬で彼の気力が少しUPするといいんだが…。

増薬2

2010年11月24日 | 日記
月曜日、彼は久しぶりに一人で過ごした。
お義父さんは実家、娘は保育園、私は仕事…。

不安だったんだろう、何度も何度も

「明日は休みなんだよね?」

と聞いてきた。


それでも最近仕事を休みがちな私に遠慮してか、
医者には一人で行くと言う。

運転も彼自身も心配だったが、何度聞いても

「大丈夫…」

と言うので一人で行ってもらった。

結果、抗鬱剤(デプロメール)が増えた。

前回就職試験を受けてダメだったときに躁転した時と
同じ量になった…。

それでもレボトミンが多い分、抑えられるのか…。

彼は

「これで少しは楽になれるのかなぁ…」

と言っていたが、どうだろう…???


彼の先生はクスリを極力出さない方針のように思う。
だのにこれだけ短期間に増やしているのは…?
不安はつきないが、信じてやっていくしかないのか。


翌日は本当に寝まくっていた。
24時間のうち、20時間くらいは寝ているんじゃないだろうか。

これでは私達が休みでもなんら関係ないような気もするが
一緒にご飯食べるだけでも違うのかな…。

そのせいで夜中12時過ぎに、眠剤を飲んでも寝れないと言う。

私にしてみれば、当たり前でしょ…といいたいところだが、
デパス1錠飲んでみた。

そのあと朝方まで寝れたみたい…。

本当に薬って恐るべし!だ…。