鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

週一

2013年10月28日 | 日記
土曜日、彼が外出してきた。

なんか、ヘンな日本語だな。

病院から外出し、家にやってきたってことで。


家のネット契約を移行して、その手続き上作業が
必要とかで、9時には家にいられるようにと、8時半に
迎えに行った。

今回は最初から外出で、と決めていたので病院でもめる
こともなくすんなり出てくることができた。

が、やはり、薬の受渡とか書類とか、彼の支度ができていない
とか結構時間はかかるのだけれど。

ギリギリで9時前に家に戻る。

が、書類がないと彼が騒ぐ。

面倒くさいので、ネット関係の書類は全部彼に任せている。

だから、一切の書類に目を通していないし、その所在も知らない。

が、彼が分けておいた書類が見当たらないと騒ぐ。

段々、機嫌が悪くなり、怒り出す。

誰が悪いわけじゃない。

自分が置いた場所がわからないだけだ。

「病院に持っていったかも!」と突然言い出し、

病院に戻ると言い出す。

わけがわからない。

「持っていってないって。」と言っても聞かない。

しょうがないので、送ろうかと思ったら、娘が嫌がり
またお義父さんにお願いする。

娘は、書類がないと喚く彼に向かって、

「おじいちゃんや、ママを怒らないで!
 自分が悪いんでしょ!!」

と至極当然なことを言っていた。

結局、書類は家にあった。

もちろんなんだけど。

NTTかどこだかにTELしながら、作業がようやく始まった。

私と娘はこれ以上あおりを受けたくないので、さっさと小児科へ
行くことにした。

インフルエンザの予防接種をしなければ…。

途中で、買い物をし、お昼を作って食べる。

が、彼は作業が終わらず、一緒に食べない。

作業が終わるって、やっと食べたかと思ったら、今度は出かけたい
っと言う。

DOCOMO と新しくオープンしたUNIQLOだって。

DOCOMOは待ち時間が長くて嫌だし、UNIQLOは混んでて嫌だと言っても
譲らない。

ついでに本屋にも行きたいって。

そりゃ~、1週間も病院に缶詰であちこち行きたい気もわかるが、一人で
行かせるわけにも行かず、付き合うほうが面倒くさい。

ひとまず、頭痛がするので、1時間休憩!と言って横になる。

その間に、彼は娘とオセロをしたり、キャッチボールをしたり。

楽しそうと言えば、楽しそう…が明らかに、無理やり感が漂う。

彼と娘どっちにも…。

しかし、そもそも体力のない彼はそれで疲れ切ってしまい、お出掛けは
しないことになる。

しめしめ…。

家にゆっくりすることにして、お茶したり、娘の引くピアノを聴いたり
って、その間もずーっと携帯いじっていたけど。

が、夕方になり、そろそろ夕飯の支度を…と思っていると彼がビールを
持ってきた。

「飲まないほうが、いいよ。」と言うと

「なんで?別にダメって言われているわけじゃないよ。」と言い出す。

そして、

「だって、最後のビールだと思うから…。」と言った途端

感情が崩壊した。

泣きながら、話し出した。

前の会社のうらみつらみから始まり、自分は本当はこうなりたい、
こうしたいと話しながらも娘が隣にいたので、口には出せず、
タブレットのメモに、「死にたい」と書く。

こうなりたい、こうしたいという願望と今現在の自分が乖離し過ぎて
いて痛々しい。

こういうときに、反論したり、口を挟んではいけない…と思いながら
黙って聞いていた。

涙も文句も、願望も彼の中にたまりにたまった思いであり、それを
デトックスすることは必要だと思ったから。

が、その毒素は排出されるに付け、こちらのテンションは下がりっぱなし
なわけだが。

全てが以前に聞いた内容だった。

上がっているときに、現状をまったく考えず、彼の思いだけで発せられた
言葉と同じ内容だった。

結局、またここから始めないといけないのか…と絶望に近い気になった。

何度も何度も繰り返される、彼の症状。

一歩進むどころか、入院しても、まったくかわらない症状。

一体どうすれば、彼は変わり、症状は落ち着くのか…。


彼が、少し落ち着いたタイミングを見て、夕飯の支度を始めた。

病院に帰る時間もあるので。

結局、ビールを1杯飲んで、娘と2人で作ったカレーを食べて送って言った。


先週、今週…2週にわたって、彼と過ごした時間。

彼なりに娘には気を使っているようではあるが、
私には酷い1日にしかならない。

で、また来週もなわけだ。

週に1回くらい、外に出たいと言う彼の気持ちはよくわかる。

が、その負担は私には大きい。



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