僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

伊勢正三の恋

2018-04-08 22:04:40 | 音楽
🎵 動き始めた汽車の窓に顔をつけて

君は何か言おうとしている

君のくちびるが「さようなら」と動くことが

こわくて下を向いてた 🎵

正やんの片恋をモチーフにした有名な「なごり雪」の
フレーズである。


また、かぐや姫の初期の作品に「好きだった人」という
正やんの作詞の唄がある。

🎵 好きだった人 ブルージーンをはいていた
好きだった人 白いブーツをはいていた
好きだった人 ステテコもはいていた
好きだった人 Tシャツが似合ってた

失恋ということばは 知ってたけれど
失恋ということばは 知ってたけれど 🎵

これは女性目線に転換したが、やはり
伊勢正三の若かりし頃の恋心を歌ったものだそうだ。

彼は必然的な別離におののきながらも
痛手を直接受けることを避けている。
そして淡い恋心を抱いた変遷に
酔いしれているのかもしれない。

シェルターなんようホールでの
こうせつと正やんのコンサートは大盛況だった。



「神田川」、「22歳の別れ」、「ささやかなこの人生」
など、すばらしかった。
欲を言えば、「君と歩いた青春」と「あの唄はもう唄わないのですか」も聴きたかったなー