僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

夢二と彦乃

2015-10-10 16:00:32 | 文学


ある日、竹久夢二は笠井彦乃にこう言葉をなげかけた。

「彦というのは男の子を表す文字だから名前を山路しのに変えなよ」

山路は、芭蕉の句、「山路来てなにやらゆかしすみれぐさ」から採用した。

しのという名は、彦乃の肌が志野焼の白釉のように優しくて
すいこむような美しさがあるから。

彦乃は夢二にとって永遠の人であった、が、彦乃の父宗重は二人の交際を頑なに反対した。

そこで二人の逢瀬を長唄の師匠が手助けをした。

その際に、山と川という赤穂浪士ばりの合言葉を用いた。

彦乃は山路しのだから、山、夢二は川の流れが好きなので川なのである。

手紙も「山」、「川」と符丁を用いて交わした。

後に夢二は二百首あまりの短歌を配列した絵入り歌集「山へよする」を発表したが
いわずもがな山とは、「笠井彦乃」、その人である。

手作りギョーザ

2015-10-10 15:24:23 | 食べ物
昨日9日の夕食は、家族4人で手作りギョーザを作りました。
ミンチ豚肉とキャベツ、ニンニク、ニラを混ぜてギョーザの皮に包みました。

端を折りたたむ作業が癖になるほど楽しいと思いました。

妻が上手に焼き上げてくれました。


皮がモッチモチで美味しいです。7個は食べたかなー

カレーの残ったのを少し加えたギョーザも好評でした。

一番手前の丸っこいのがヒスイギョーザ風アボカド入りギョーザです。


次回はチーズ入りギョーザも作ろうと盛り上がりました。


イルカ汁(クジラ汁)とサラダとともにご馳走になりました。