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僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

鶏の水炊き風寄せ鍋ラーメン入り

2008-11-25 23:15:31 | Weblog
今日の晩餐は、私の手作りです。
キャベツ、白菜、にら、ねぎ、しめじ、エノキダケ、生しいたけ、ごぼうなどをあらかじめ刻んでおきます。
鶏がらスープの素、ホタテの出汁の素、干ししいたけ、昆布などでだしをとります。次に、鶏のももにくと豚肉と平コンをたっぷり入れしばらく煮込みます。醤油で味を調えます。
刻んでおいた野菜をいれじっくり煮込みます。
最後に塩ラーメンを3個いれスープも加えます。

いろんな食材の味が渾然一体となり、絶妙なおいしいスープとなりました。
みんなの評判もよく、作った鍋がほとんどなくなりました。

東坡肉

2008-11-25 22:36:08 | Weblog


蘇軾
1036ー1101年。北宋の文人政治家。号・東坡。その文名は高く、詩人・書家としても当代一流であり、文章家としても後世に多大な影響を与えた存在でありました。日本の五山文学にも影響を与えた人です。
とはいえ、我々にとっては「東坡肉」に名を残した人といった方が通りがよいのではないでしょうか。

彼が杭州の地方長官だったときのこと。ある日、東坡は客人を招待するため、豚のモモ肉(スネ肉)を料理しようと大鍋に入れておきました。
ところが、東坡が「書」に夢中になって筆を重ねているうち、いつしか3夜4日に及びました。フト気がついて大鍋を見ると豚肉がすっかり水を吸って、膨らんでしまいました。捨てようかと思いましたが、これに味付けして食べてみると余分な脂肪が抜けて正に珍味となりました。これを客人にもてなし「東坡肉」が生まれたのであります。
角煮との違いは、東坡肉では肉を煮る他に揚げる・蒸すなどの作業を加えることが多いそうです。