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僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

きびだんご

2008-11-09 23:34:35 | Weblog
修学旅行から帰ってきたRくんに岡山名産「きびだんご」をいただきました。
安政三年創業の廣榮堂のきびだんごです。もちもちして美味しかったです。





「きびだんご」は吉備団子でしょうか、それとも黍(キビ)団子なのでしょうか。
廣榮堂さんのホームページには次のように書かれていました。
岡山は『桃太郎伝説』発祥の地。そして「きびだんご」もこの地で連綿と作り継がれてきました。その最たる由縁は『吉備津神社社記』に記された、孝霊天皇の皇子・吉備津彦命による『温羅退治(うらたいじ)』。当時、鬼と恐れられた百済の王子・温羅(うら)は備中国新山(現在の総社市)に居城「鬼ノ城」を構え、船を襲うなど、吉備国(岡山)で暴れ回っていました。人々がその乱暴ぶりを朝廷に訴えたところ、吉備津彦命が大軍とともに派遣され、見事、鬼を征伐。その鬼と戦っている最中、老漁夫が命に「きびだんご」を献上し、それを命は大変喜んで食べたとあります。
 また岡山が古くから黍の産地であったことも『桃太郎話』発祥の地と称される理由です。当社は安政3年より「きびだんご」を通じて岡山の風土と『桃太郎話』に深くかかわって参りました。これから先もおいしい「きびだんご」と『桃太郎話』がともに、日本中の子供たちに愛されることを願っています。


原材料を見ると、砂糖、もち粉、きび粉、きな粉などを使用と書かれているので、由緒正しい老舗の味にまちがいないです。B&Bの「モミジ饅頭」と「きびだんご」の掛け合いが思い出されます。