チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

静かな日曜日

2007-09-30 14:18:35 | うさぎ
朝から雨が降っています。
おとーさんは、お仕事でお出かけ。
ママちんも、新宿へお出かけ。
かーさん一人、お掃除をしました。

あちこちの隅を掃除して、ソファを動かして掃除して、柵をどかして玄関を掃除して。
トイレ掃除をして、ソファのウサ用カバーも洗濯もしました。
台所の床拭きもしました。
誰にもジャマされないので、掃除がはかどります。
ウサウサずの所も掃除をしようと行ってみたら・・・

トイレをしながら、ボールで遊ぶ子(--)
シジミ。 横着よ、それ。



最近になく、床がきれいになりました。
・・・・・・・・・。
午後になり、やっぱり床もソファもきれいなまま。
・・・・・・・・・。
いかにユキが散らかしていたのかを、実感します。
子供がいると、片付けた後ろから散らかしていくでしょう?
それと同じだったのです。

時が静かに穏やかに、流れていきます。
BGMの小鳥が、かわいらしい声を響かせています。
小川のせせらぎが聞こえます。
こうした静かな日々が、続くのでしょうか。

ママちんのお出かけ前に、シジミが珍しく出てきました。


かーさん なにかちょーだい♪
ほら ママちんがいるから、もらいなさい。

ママちん ねぇ ねぇ おやつちょーだい♪


わたあめ♪ わたあめ♪ ぼく これすきなの


いつもより、ほんの少し長く膝にいる気がします。
何度か抱き上げても、何時もならすぐに降りたがるのに、ちょっとお利口に抱かれています。
かーさんを、なぐさめてくれているのかな?
今までユキに押されてでしゃばれなかったのが、少しづつ自分を出せる様になるのかな。
(もっとも、ウサ順位では、シジミの方が上だったのですが)

ごはんを上げたら、もう誰にもとられないのに、椅子の下にシソの葉をくわえて持っていった。

シミちゃん。
それじゃ、野良猫さんみたいよ(--)

ママちんがね「ソファにいても、誰も来てくれない(TT)」って、言っていたわよ。
シミちゃん、行ってあげてね。


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ユキのアルバム

2007-09-29 22:20:04 | うさぎ
ユキがいなくなって、ブログをやっていて良かったと、つくづく思います。
いつでもここには、ユキがいるのです。






















この面白いウサギをもっと見ようというご奇特な方は、どうか右側のカテゴリーの「うさぎ」をクリックして、お読みください。
他にももっと、「こいつ なにやってんだ?」という写真がご覧になれますよ。


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ユキというウサギ

2007-09-29 20:54:44 | うさぎ
「かーさん なにちてるの?」
と、お化粧していると、膝に乗ってくる子。

「なにかいいもの はいっていないかちら?」
と、ゴミ箱あさりをする子。


「おいしいにおいがするのよ。あたち たべるのよ」
と、スーパーの袋をあさる子。


「こんなのかんたに ぴょんなのよ。あ、ばなな あった」
と、テーブルにのって勝手に食べてる子。

「ふん ふん ふん♪」
と、あちこち鼻歌まじりで、遊びまわる子。


「ままちん なにちてるの?」
と、ゲームをやっていると、必ず覗きに来る子。


「いいにおいするの♪ ままちん なにかたべてるー。わたちにも~」
と、ママちんが何かを食べるたびに、すっ飛んでくる子。

「おやつ♪おやつ♪おやつ~♪」
と、綿あめやジェリービーンズをねだる子。

「かしゃ かしゃ おとがちて たのしいのぉ♪」
と、ビニール袋で遊ぶ子。


「うれちいの! たのちいの!! みてみて!!わたち はやいでしょ♪」
と、ソファでうさダンスを踊る子。


「かーさん うきうきなの!!」
と、足元でクルクル嬉しいなダンスを踊る子。

「かーさん しゅきぃ~♪ ぴとー なの」
と、目を細めてくっ付いてきて、ナメナメしてくれる子。

「あ、よんでる! なでなでなの?」
と、名前を呼ぶとすっ飛んでくる子。


「ふん ふん ふん♪ いもむしさんなの」
と、タオルなどを被って、もぞもぞ歩く子。

「かーさん ねぇ かーさん いいこしてなの」
と、足に手をかけて、甘えてくる子。




物音がすると、「ユキ!何してるの!」と、飛んで行く。
「あーあ。そのゴミ箱 誰が片付けるの?」
「ユキちゃん。それはお洗濯物。毛だらけよ」
「ユキ ダァーめ。壁紙かじったら、お腹痛くなるわよ」
「こら。新聞破っちゃダメ! あー それは、かーさんのご本。かじるのはヤメテ」
「ユキー!! あーーあ。こんなにバケツや花瓶をひっくり返して(--)
 誰が片付けるのかしらね・・・」

考えたら、いつも人間が振り回されている。
ウサギに振り回されるのを、皆が楽しんでいる。

毎日家中を楽しげに遊びまわり、皆がそれを見て笑っていた。
まさに、ユキがいる所に笑いあり、そんなウサギ。
毎晩の、ママちんとユキのゲーム機やお菓子をめぐっての攻防戦は、団欒でした。
誰もが、ユキにジャマされて、ユキと話すのを楽しんでいた。
おとーさんまで「ユキがいるのを見ると、ああ 家に帰ってきたって、ホッとするんだよね」
と、寂しがっていました。
ユキという、白くて おてんばで やんちゃな娘が、我が家にはいたのです。
ママちん曰く、「いつも頭の中に、お花が咲いてる」脳天気娘。
自分がウサギだなんて、考えた事もないでしょう。

今は小さな白いツボに入って、私のそばにいます。
きっと「かーさん おてんばがすぎて ごめんね(TT)」って、言っていることでしょう。
本当におばかさん。
でも3日前にお腹が変で、体重が減って体調を崩していたのだから、遊びまわらないように、少し安静にさせていなかった、かーさんも悪かったわね。

ショック症状になったり、歯のメンテナンスにかよったり、お腹が弱くて良くお尻を洗ったり、手がかかる子ほどかわいい。 そのとおりの子でした。
ユキがいない我が家は、皆が何もジャマされずに過ごしています。
それを、皆が寂しがっています。
ここ数日、大笑いも悲鳴もありません。
だって、ユキがいないのですもの。
ユキという、本当に面白いウサギが、我が家にはいたのです。




我が家に保護されたばかりのユキ


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本日のご葬儀

2007-09-29 00:16:01 | うさぎ
記事を書くたびに、コメントを下さる皆様にお返事を差し上げるたびに、心の整理を付けている気がします。 お言葉をいただきまして、心から感謝しております。


今日は本当に良く晴れて、青空がとても気持ちが良い日でした。
朝一番に花を抱えるほど買ってきて、ユキを飾ってあげました。
女の子ですから、やさしく華やかに送ってあげようと思って、今まで見送ってきた子達より、過剰サービス(^^;;
ユキは眠っているような、微笑んでいるような顔をしています。
手には、昨日から小さなお数珠を持っています。


一番に、大好物のオヤツ「綿あめ・ジェリービーンズ・ハッカ糖」を入れました。
ペレットと干しニンジンも持たせました。
足元に野菜を入れたのですが、あまり沢山入れるとウサギ料理になってしまうので(^^;; 少しだけ。
あちらに行ったら牧草を食べるように、牧草も入れました。
そして沢山の花で飾りました。
最後に、仏様の下に旅立つので、お線香(燃えると南無妙法蓮華経の文字が浮かびます)とお香を入れて。


そうね。 仏様の下に嫁入りさせたとでも、思いましょうか。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m


我が家のペット達は、亡くなると霊園の方に来ていただくのですが、今回はママちんもいますので、個別火葬で立ち会うことにしました。
ユキを連れて出かける前に、玄関先でシジミにサヨナラをさせました。
箱の中からユキのにおいがするのでしょう。
手をかけて、箱のフタをかじって、開けようとします。

シミちゃん。 ユキちゃんはサヨナラなのよ。
お利口にお留守番していてね。

火葬場に着くと、ユキは金襴の布をかけられて、祭壇に祭られました。


火が入った時には、丁寧にお経を読んで上げました。
待合室でしばらく待つと、骨になったユキが出てきました。
人間と同じように、骨の一つ一つを説明してくださいます。
ママちんと二人で、骨を入れました。
小さなツボに入ったユキを抱いた時、なんだかユキが手元に戻ったようで、ホッとしました。
だって、たった4年しかいなかったのです。
もう少し、一緒にいたかったのです。
これでユキは、ずーっと「かーさんのユキちゃん」です。
日を改めて、お寺でお経を上げていただきます。
そして、今回は納骨せずに持ち帰り、シジミが亡くなった時に、一緒に納骨するつもりです。

受付の時に、我が家が今までお願いしたペット達の一覧をいただきました。
愛猫ノンを筆頭に、鳥が8羽、ハムスターが18匹。計27の名前が、ありました。
思わぬところに、我が家のペット履歴があったものです。
ユキのお経を上げていただく時に、この子達の供養もできるように、お塔婆もお願いしました。

それにしても28回の別れ(自宅のお墓のそばに埋葬した子が、1羽いるのです)とは。
どんなにしても死には慣れませんが、さすがに28回のお別れをしていると、死を受け入れることが出来るようになります。それでも、寂しいものは、寂しいのですが。

お家に帰ったユキです。

早速に、オヤツを供えてあげました(^^)




それにしても、はやり寂しさはぬぐえません。
見えないだけで、まだ家のどこかに寝そべっている気がします。
探してもいないのは分かっているのですが、つい駆け寄ってくる姿を思い描いてしまいます。
思うほどに、我が家の笑いやドタバタの80%は、ユキが起こしていたのですね。
引っ込み思案で物静かなシジミですので、家の中は祭りの後のように静かです。
シジミを大切にしなくてはなりません。
それが、ユキとの約束です。

ママちんとかーさんの心の隅では、新しい子をお迎えしようかという気持ちが芽生えています。
ユキのような子を見つけるのは、至難の業でしょうが。
ユキの代わりではなく、一つ分の手が空いたので、その穴を埋める為に。
でも、エンセファリトゾーンマイナスである事、シジミが受け入れてくれる事、かーさんの体力を思うと、無理だと思います。
でも万が一「小さな白い天使」にご縁があるのなら、「こゆき」と名づけるつもりです。

コメント (7)
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ユキの死因

2007-09-28 00:10:22 | うさぎ
21時過ぎにきち先生から連絡があり、剖検をお願いしました。
前日回復傾向だったのに、原因は本当に消化器官不全なのか、いまひとつ納得がいかないためです。
かーさんも、お世話の仕方に間違いがあったのか、何か出来たのか、引っ掛かりが残ります。

「亡くなるとすぐに腸内の発酵が進みますので、死後すぐでないと、ガスが溜まっていても、それが亡くなる前のものか、後のものかは分からないんです。多くは、死因が特定できないことの方が多いんですよ。」

「それでも、最近のやせ方が気になっていたので、腫瘍とか、腎肝臓を悪くしていたとか、そういうのがあるのかないのか。
何かあれば、同じ飼い方をしているシジミの事も考えなくてはいけないと思いますし。
一応、おくだ先生がお腹を冷やして置くように言われたので、保冷剤を入れてありますが」

「そうですね。ご希望なら、やっても良いですよ。
おくだ先生も、結果を聞きたいのかもしれませんね。
それなら、今からいらっしゃいますか?」


「ご迷惑でなければ。というより、ご迷惑は重々承知ですが、お願いします。」



という事で、ママちんに再出動を頼んで、すっ飛んでいきました。
若い先生とお二人で、待っていてくださいました。
「なんでかなぁ。どうしたんでしょうねぇ。」
と、きち先生も残念そうに迎えてくださり、今日の経過やおくだ先生の処置内容も伝え、お願いしました。

ものの20分もしたでしょうか。
「原因がわかりましたよ!!」
先生が飛んでこられました。
悪い病気でもあったのでしょうか。

「胃破裂でした。」
はぁぁ???(@@)

「開けた時に腹水が溜まっていたので変だとは思ったのですが、とりあえず胸の方から見ていったんです。そうしたら、胃が破裂していました。」
先生曰く、傷は小さなものだったようです。
なので急変じゃなく、じわじわと胃の内容物が染み出した感じで容態が悪くなっていったのだと。

「これはもう、飛行機事故くらいの確率です。
ウサギの胃は、ちょっとした事で破裂することがあるのですが、これはもう分からない。
死んでから開けてみて分かることで、助かった例はありません。
以前聞いた話で、10cmくらいのところから”ほら 遊んでいらっしゃい”と放したら、ちょっと先に行って倒れて死んでしまったという事があります。それくらい、ほんの些細な事でも起こることです。
もう20年位前ですか、野毛山動物園の獣医さんの報告があるくらいで、めったに出会うことではありません。」


ママちんが
「それじゃ、昨日のソファに飛び乗り損ねた時だ。胸を打ってずり落ちたから」
そう言えば、飛び乗り損ねたのを見て笑っていたので、骨折を気にして、足を引きずっていないか聞いた覚えがあります。

「では、まったく交通事故と同じですね。
毛球などはありませんでしたか?」

「いいえ。肺も心臓もきれいで問題なし。胃の中もどろどろに消化されたきれいな内容物が沢山ありましたよ。」

「え? 毛球がまったくないんですか?」

「ええ。全部出されていたようですね。
腸も盲腸もきれいで、内容物が沢山あって、良く活動していた様子です。
あ、多少脂肪肝とメタボリク症候群(要は皮下脂肪がついていた)は、ありましたけど(^^;;
最後まで、おいしいものを楽しく沢山食べていたんですね。
それだけでも、本当に良かった。」


「そう言えば、なくなった後、数粒盲腸糞が出ていたのですが、良く出来た盲腸糞でした。」
「そうでしょう。盲腸は良く働いていたんですね」

本当に。
これは防ぎようのない事故です。
めったにない事なら、いきなり溜まった腹水も、はみ出した内容物も、分かるわけがありません。
万が一早期に気がついて手術で穴を塞いでも、麻酔に弱く、昨今の状態のユキでは、もたなかったでしょう。(まぁ、胃破裂を疑う先生もいないでしょうね)
これでは、いくらウサギに詳しい、おくだ先生でも きち先生でもダメだったでしょう。
それさえ分かればいいのです。

おととい治療をしたきち先生も、消化管が順調に回復していたのに、ホッとなさったことでしょう。
かーさんもママちんも、ユキ自身の行動が原因ならば、もう納得です。
待合室の空気全体が、ホッと肩の力が抜けたように変わりました。

「しょうのないおばか娘さん。 あっちへこっちへと飛び回るから。
でもおいしいものを沢山食べてて、良かったね。
最後まで、こんな事もあるんだって、教えてくれたのね。
先生。この子は本当に特別な子でした。
名前を呼べば、犬のように必ずすっ飛んでくるし。
隠せば見つける。閉めれば開ける。
ウサギの賢さを良く見せてくれた、本当に可愛い子でした。」

「そうですね。私も、ここ(待合室)で野菜を食べていた姿を思い出しますよ」

先生が奥に入られたので、若い先生に尋ねてみました。
「いったい きち先生は、1週間にどれくらいのウサギさんを、診ていられるんでしょう?」
「うーーん。 週5日として、150から200位でしょうか。」
再診があるとしても、1ヶ月で700匹位のウサギを診ている勘定です。
そのきち先生でも、めったに出会わない事故です。
諦めるしかありませんね。
(もっとも、亡くなったウサギさんの剖検を頼む飼い主も少ないでしょうから、実際にはもっと頻度があるのかもしれません)

すっかり遅い時間になってしまいましたが、最後に先生が胃の内容物を見せてくださいました。
「ほら、こんなにきれいで沢山でしょう。これでもまだ半分なんですよ。」
容量にして200ccはあるでしょうか。
深緑色のどろどろの均一な状態の内容物でした。
ところどころのオレンジの1・2mmのものは、干しニンジンでしょう。
食いしん坊らしく、本当に沢山食べていたのですね。

かーさんは、なんとなく胃の辺りにあった重いものが、フッとなくなった気がしました。
どうにも防ぎきれない事故なら、これも運命。
同じ生活をしているシジミも、毛球もなく、健康な胃腸でしょう。
ああ、メタボリックは何とかしないとね。

陽気なユキがいなくなって、家の中は明かりが消えたような、祭りの後のような空気です。
「ねぇ ねぇ かーさん あたちのオヤツは?」
そう言って、飛びつく子はもういません。
折りに付け、「かーさん だぁーいすき♪」と、ナメナメ攻撃する子はいません。

でもまだ シジミがいます。
ユキを頼っていたシジミを、今まで以上に大事に育てていきましょう。
決して寂しがらせないように。
シジミ。 
あなたは、かーさんのそばに、ずーーーっといてね。


ユキ。 
かーさんの所に来てくれて、本当にありがとう!!


コメント (8)
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