チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

むぎ 生検結果まとめ

2023-03-17 20:10:18 | うさぎの病気と健康
正月4日に病院へ駆け込んだ息子。
腸閉塞は通過したけど、盲腸炎疑いということにして、とりあえずのOBFX(オルビフロキサシン:ニューキノロン系の抗菌薬)2週間。
その後 閉塞は起こらないものの、なんとなーく波がありまして、2週間過ぎ頃から安定してきたのですが、再診時「盲腸の少し手前に1~2cmほどの塊がある」
さて、この塊が何か?ということは、試験開腹するか穿刺するしかないわけで。
この頃 かーさん人形作りが忙しすぎて、完全に頭が回っておりませんでしたよ。
納入日があったので、朝9時から夜は0時過ぎまでやってましたから、他に頭がいかない。

やっと大波が過ぎたところで、「いや このまま様子見ていてもラチが開かない。 麻酔して穿刺&生検しなきゃ 次の手はないよね。」
という事にやっと気がつき、この件に関してはY先生にお願いしようと決めました。
ここまでですでに1か月ほどたっているわけですが、高齢になったせいか人形作りのせいか、時間経過を覚えていない(ーー)
まぁ 何事も過ぎてしまえば ま いいかぁ~ というヒトですが、それがますますひどくなってますね。

ともあれ先生に再診をお願いした処 「手前のが2~3cmになってますね」。
前回より倍近く大きくなっているんですから、待ってられない。
生検したのが2週間前 結果出るのに1週間。

穿刺してみたところ「膿が出てきました」とのこと。
とりあえずリンパ腫というのは逃れた模様。
それだけでも、かなりホッとしました。
でも膿瘍となると、薬効きにくいよね。どんどん大きくなって破裂したら、腹膜炎に敗血症に・・・・

そして検査結果が出ました。
《膿の正体》
Escherichia coli(エシェリヒア コリ:大腸菌の一種)
 遊走性のグラム陰性桿菌で、腸内常在細菌叢を構成する。
腸管内では嫌気性グラム陰性桿菌に次いで多く、非病原性であるが、腸管以外では病原性を示す。

Klebsiella pneumoniae(クラブシエラ・ニューモニエ:肺炎桿菌)
口腔や腸管における常在菌だが、呼吸器感染症や尿路感染症などを引き起こす。
弱毒性ではあるが、菌交代現象(※1)を起こし、感染症を引き起こすことがある。

Bacteroides fragilis group(バクテロイデス・フラギリス・グループ)
嫌気性グラム陰性桿菌で、腸内・呼吸器・性器に常在菌として存在。
人の常在糞便菌叢の95%を構成する。
抵抗力が落ちた場合、混合感染の形をとる内因性感染(※2)である。
腹腔内感染が多いが、全身的にも感染症を起こす。

※1 菌交代現象 :通常は病原性の菌があっても、その他の細菌叢によって抑えられているものが、抗生物質等により常在細菌叢が減って病原性の菌が増殖してしまう事。
※2 内因性感染 :自己常在菌が本来の常在場所以外の組織に侵入して起こした感染症。


うん とっても納得の内容です。
で、以前出ていたOBFXですと、大腸菌と肺炎桿菌は感作しましたが、3つ目のバクテロイデスにはあまり効果がない。
3つとも有効だった薬剤のうちOFLX(オフロキサシン:ニューキノロン系 合成抗菌剤)を投薬することになりました。
オフロキサシン 先発品がタリビットって、なんだかとってもなじみがある薬なんですけど(^^;;
ちなみに、オフロキサシンのほとんどは腎臓から排泄されるようですから、長期投薬の場合は腎機能もチェックした方がいいのかな~

投薬初めて1週間。
本当はもっと空けてもいいのですが、なんとなく気になるじゃないですか。
なので月曜に診ていただきました。
顕著にサイズは変わっていませんが「目立って変わっていないけれど、大きくなってはいない。何なら心持ち小さくなったかなぁ~笑」でした。
ひとつだけ気になっていた事。
「腫瘍と違って膿瘍は中に血管がないじゃないですか。薬届くのかしらと心配になります。」
「ウサギのこうした(腹腔内)膿瘍って、結構あるんです。抗生剤で効くことが多くて、播種されたようなのが短期にきれいさっぱり消えたこともあるんです。」




先生の言葉を信じて、次回は24日です。
少しでも薬が効いていると良いな。
ちなみに 投薬に苦労なしなのが、本当に助かっています。
そして多少の波はあるものの 最近はご機嫌さんが多くて、よく食べよく出し。

ちなみにチンチラのペレット 相変わらず大好物。
内容的にどうなのよ? と思ってメーカーさんに聞いたらチンチラ用にブレンドしてありますが・・・で、与えたからと言って体に悪いわけじゃないらしい。
チンチラ用を選択するのは飼い主の責任ですから、このままチンチラ用とウサギ用のブレンドで行きます。

そして 野菜は青梗菜やセロリは飽きたそうで、セリも水菜もいらん!
ただ今 葉先が赤いリーフレタス一択の坊ちゃま。
一応庭のアルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)・コメツブウマゴヤシ・タンポポ・三つ葉は、食べてやらんこともないとのこと。
本当に好みがうるさいですが、食べて元気なら何よりです。




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年明け早々 腸閉塞(ーー)

2023-02-05 20:16:42 | うさぎの病気と健康
元旦は普通。
2日 お墓参りなど出掛け、夕方帰宅してみるとご飯食べてない息子。
  ちょっとおかしいなと思いつつ、様子見。
3日 まったく食べない・出ないではないが、なんとなく沈鬱。
  こりゃ 病院行きかな? 手持ちの処方された整腸剤を飲ませる。
4日 朝はいいお顔。お昼までは「お いい感じに上向いたかな?」

15時過ぎだったか 急に体を伸ばしてくねくね苦しそう。
「お どうしたどうした?」と平静を装ってそばに行き、ひざにだきとろうとしたけど、体に力が入らずぐったり。
何処か詰まったか 腸重積かで、ショック状態の風体。
正直「こりゃ ダメかな」と内心覚悟しつつ・・・
きち先生は明日から。
山口先生は・・・ やってる!!

緊急で駆け込みました。
一時完全に詰まってショック状態になり、目の輝きもなくなったので、本当にこのまま看取るかもしれないと覚悟したのですが。
先生触診で「胃と十二指腸は通っているようです。盲腸が硬くなっている。特に頭の部分に何かある。」
「そのあたりで詰まってショックを起こしたのでしょうが、どうにか通過したようですね。ガスはたまっていません。」
血液検査とレントゲンとエコーをとって
「見た限りではつまりはない。ただ腫瘍などはこれでははっきりとは分からない。盲腸が腫れたように固くなってはいる」
という事で、盲腸が原因でそこに内容物が詰まったのだろう。
幸いにしてつまりは解消されているが、何しろ白血球が高い。
(CPKは、思ったより高くなかった)
盲腸炎を考えて、抗生物質と整腸剤投与で経過観察。
これが腫瘍の場合は、ステロイドが効くこともあるけれど、まずは抗生物質。

5日後 再診。

※画像をクリックすると、大きくなるよ♪

思ったほど盲腸の腫れや硬さが良くなっていない(涙)
このままもうしばらく抗生物質続けてみましょうという事で、整腸剤もプラス。
この時期 本当につまむ程度しか食べていなくて、体重も減っていくばかりで心配しました。
日によって沈鬱になったり、普通の顔していたりで、いつまた閉塞を起こすかと気が休まりません。

さて、これがまた 持ち上がるのに時間がかかりました。
結局うやむやで2週間過ぎたころから、徐々に表情も出てきて、多少食べるようになり、薄皮をはぐように上昇。
23日の再診では、盲腸の頭部分と、盲腸から手前にわずか戻ったところに1・2cm位の何かがある。
それが何かは分からないけど、人間のように試験開腹とか細胞穿刺なんてやってもね~。
という事で、このまま経過観察していくしかないだろうという話になりました。
「きち先生はなんておっしゃっているのかな?」
「今週末に予約が入っているので、まだ・・・」

きち先生にも経過をお伝えして診ていただきましたが
「忘れてください。この子はこういうものがあると頭に入れつつ、普段は忘れていい」
そうなんですよね。
オペして取ればいいというものでもない。ウサギから盲腸を取ったら、何も残りません。
(山口先生は、盲腸切除で2年生きたという症例報告はあるけれど、と言っていましたが)
果たしてそれほどの賭けをすべきものなのか・・・
第一 これからどうなっていくか、だれにも分からない。

もともと むぎは2年ほど前に「胃の中に塊がある。まぁ出口に詰まらなきゃ、それでいい」という子でした。
1年程隔月でレントゲンを撮って「まだあるねぇ」状態でしたが、今回見る限り差し迫った塊は気がつきませんでした。
また 右耳に耳茸(ミミタケ)があって、たびたび出血していましたが、去年後半になってから、きれいに消失しました。

これ以上積極的治療をとっても、果たしてそれがQOLにつながるのか?というと、はなはだ怪しい。
という事で、このまま注意して見守っていくしかないのでしょうね。

ちなみにこの不調になってから、食の嗜好が少々変わったようです。
オーツヘイをポリポリ食べる。それも茶色のがいいらしいです。
パンは気まぐれにちょっとかじるくらいで、以前のように欲しがらなくなりました。
食べなかったセロリを食べるようになって、またまた人間はセロリの茎を山のように消費しなくてはなりません。
そして・・・
チンチラのペレットがいいらしいです(^^;;
まぁどちらも草食なので、成分的にはほんの僅かしか違いはない。
牧草もペレットもツム達に分けてもらっていたのですが、おとといあたりからペレットを爆食するので、本日お取り寄せしました。
何しろ体重が落ちて1300切って1200台になったので、まずは目指せ1300gです。

まだ5歳。
卒業するには早すぎる。
当然のように10歳を超えると思っていたのですが、まずは目指せ7歳のようです。
先代たちと違って、ほぼ丸1日一緒にいる子です。






あちらでパタン こちらでコロン と寝っ転がる姿に、ひたすら癒されておりますよ。


今週に入ってから、ルンルン♪の顔を見せたり、モノと拾おうと手を下に伸ばすと「なでろ!」とヘッドスライディングしたりと、ご機嫌時間も出てきました。
願わくば 爆弾持っていてもいいから、起動せずに長生きしますように!!


 
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むぎ EZ症騒動記

2020-05-10 22:04:52 | うさぎの病気と健康
4/20(月)にお腹痛いになったむぎ。
何とか手持ちの薬で一晩過ごし、4/21(火)のきち先生の診察で投薬支持をいただき、経過観察していたわけですが・・・

結局ずーっと元気60%程度を低空飛行が続きました。
このままでは今一つだなぁと感じていたところ、金曜の夜 たまたまがてらてらつやが出るほどに大きくなっていて、腫れているのかな?と思いました。

4/25(土)山口先生へ
皆さん車の中で順番待ち。私は車じゃないので、隣の公園で待っています。
小さいお子さん連れが、三々五々入れ替わって遊んで行きます。お天気で良かったね♪


最初 触診して大腸のあたりに何か触るものがあると、腫瘍かとおもったけど、どうも違う、試しに浣腸してもいいですか?ということで、お願いしました。
かなり頑張って押し出してみたのですが、ほとんどでない。
エコーで確認したら、大腸が炎症を起こしているんは確かなので(でも腸壁があれている所見は無し)、抗生剤投与となりました。
たまたまが腫れたのは、おそらく大腸が炎症を起こして血行を阻害し、むくんだのではないかとのこと。
結局今一つのお腹のままです。 

帰宅してからおこもりです。 
お腹の痛みも今一つのようで、夕方整腸剤+抗生剤を投与して、しばらく様子を見ても今一つ落ち着かないので、痛み止めを投与。 
少し顔つきが穏やかになりました。
今回はかなり手こずりそうですが、ほほをなでると「頭なでろ」と手の下にもぐってくるので、まだマシかな。 
ちょっと予断を許さない気もしますが、気落ちせずに落ち着いて付き添ってみます。

4/26(日)
昨日の処置以来、全く食べなくなりました。
どころか、全く動きません。


敷物に赤っぽいシミ。血尿や下血ではないと思うけれど、ひょっとしたら浣腸の際、少し腸壁を傷つけたのか。


一日様子を見ようかとも思いましたが、月火と山口先生はお休みです。
このまま飲まず食わずはまずいので、補液をしていただくなら今日しかない。(日曜午前中はやっている)
と思って電話したのですが、全くつながらない。というか、出ない。
混みあっているのだろうか?

(FBより)
先ほど貢物のワイルドストロベリーを、2つばかり召し上がりました。
神社の神様と同じで、お供えして見つめていたら食べません。お供えしたらかしこまって引き下がります。 そうすると、いつの間にか消えているお供え。 どこに行ったのかな~♪
(FBより)
さて 明日は病院確定かな。血尿ではないだろう薄いピンクのシミが、敷物に2か所ついていました。トイレシートのおしっこは通常だから、腸か肛門か。腸壁があれているのか、傷つけたのか。
さすがに止血剤は持ってないけど、幸い抗生物質は処方されているのが、せめてもの慰め。

こうなったら、明日 きち先生に頼むしかないとおもいつつ、見守るしかないのがもどかしい。

4/27(月)
朝一電話を入れて折り返しを待つ。
(きち先生は、
経過を聞いて、その時々の症状聞いて、抱いて様子見て「この子ってこうでしたっけ?」と、気になる所見あり。
「前に向けて抱えて、左右に体を振った時に、首が正面を向くか」テストです。
右に体を振っても首は正面を向いていますが、左に降った時若干首もついていく(かたむく)。
ということで、診たての変更。
タマタマが膨らむ時、皮がつまめれば良し。そうでない場合は、心臓など他の基礎疾患をうたがう。
金曜夜腫れて、日曜朝は普通だったと言ったら「それは 良かった!」 と、ホッとなさった。
今回の鬱滞は二次的なもので、先生としては脳の暴走を考える。
むぎは左側だけ首がわずかに流れるからおそらく右脳だけ。
暴走中は気持ち悪いので食べなくて沈鬱。 暴走して新陳代謝が崩れると、血液の浸透圧が変化して、タマタマが腫れる。
腸の様子はガスもなく、収まった来ているので、投薬内容変更。
抗生剤取りやめ。フェンベン 1日1回。ステラロール(ステロイド)、グリセリン、ビタミンを1朝晩。5日後再診。
何とかなりそうで、正直な話 涙が出そうになりました(笑)
おかず入り補液してもらって、帰宅。

4/8(火)
(FBより)
火曜の朝です。食べないのは相変わらず。
投薬では盛大に暴れて、終わると逃げていく体力はある。
気が向くとワイルドストロベリー2つとか、レンゲ一口、青梗菜半枚とか口にするけど、総量的には一握り分もない。
先生方のように、強制給餌出来るといいけど、何しろ山口先生でも時々暴れる人だから、かなり難しい。
流石に きち先生は、難なくこなしてたけど。
今回の目標は、5mlでもいいから、強制給餌出来るよう頑張ってみる。
もっとも昨日 投薬に手こずるといったら、きち先生「苦労して頑張ったのがわかります」と笑ってらした。
何しろ口周りや喉の毛が、薬でゴワゴワなんですもの(^_^;;

ほっといてくれ‼︎ と おんもの隅っこへ逃避中の息子 しばらくほっておきます。


火曜にお食べになったもの。 レンゲのひこばえ2つまみ。根三つ葉4枚。ワイルドストロベリーの葉2枚と、実を5つ。セリ3枚。青梗菜1枚。
タンポポは葉も花もいらない。イタリアンパセリもいらない。桜もあきた。コメツブウマゴヤシもウマゴヤシもいらん! 
もちろんペレットも甘い甘いのお菓子も、パンも食べません。
と、何を食べたかカウントしているって、我ながらバカみたい(--)
しかし、あれこれ作っていてよかった。本当に食滞の時って、何を食べるかわからない。普段食べないものを食べだすので、困ります。
根三つ葉は茶わん蒸し用に育てていたのだけれど、今回食べてくれてよかった。もちろん、植えた当初は見向きもしなかったのにね。
ワイルドストロベリーも、いたずらに増やしておいてよかったです。
昼まだだいぶおんもに出ていました。天気が良くて穏やかで温かかったので、気分転換にもなったでしょう。
夜はリビングのソファの上に陣取っております。 昨日までの、ねんねの部屋や洗面所のトイレにこもるより、ずっと良い傾向だと思います。

4/9(水)
不調になってから一緒に寝ないので、昨日も一人ベッドに入ってうとうとしたら、腕をツンとする感触。
「あら ねんねするの?」
久しぶりに腕枕。少し落ち着いてきたのかしら? でもなんとなく寝苦しそうで、恒例ナメナメせずに出て行きました。

今朝もおんもに出勤したけど、食べたくないんですって。
試しにフルーツオヤツの袋をガサガサしたら、覗きに来たので、一つ出したらすんなり食べた。でも2つはいらない。
これなら食べると言う物が無い。気まぐれ気分に当たると、一つ食べてくれるって感じ。
でも何とかくだり坂にはなっていないようなので、ここは辛抱のしどころだね。
体重を計ったら、健康時より100g以上減っていた。
見た目は変わらないけど、抱いてみると軽い軽い。
体に張りがないの~


午後買い物へ行ってきました。
留守中は部屋に入れるので、ベランダ開けたら、すぐに出ていった息子。
早速 ディルはいかがかな?
食べるの〜♪^_^
エゴマは? 食べる。 バジルは? 食べる。
その後も明日葉 少し、 ロメインレタス 一口と一通り食べました。お口が葉っぱ臭くなったので、フルーツお菓子をひとかけ。
あとね ブロッコリーの葉っぱと三つ葉があるよ。
と、いそいそかーさん。

5/2(土)
今日もママちんが、車で連れて行ってくれました。
水曜以来、だいぶ上向き傾向です。
おんもがみたいと言うので、ドアの外で待っています。






水曜以来、だんだんと食べるようになってきました。
御覧のように表情も出てきました。
水曜以来毎日少しづつ上向いて、おんもにいることも多くなり、木曜の夕方からペレットを食べるようになりました。
この時期 ワイルドストロベリーが最盛期に入っていてよかった!!
木曜夜は「ねんねする~!!」って、ベッドに上がってきて。ホッとしました。

さて、本日の診察では、脱水もなく現状OK。
・状況からみて、一応EZ症対処とする。
・フェンベンは、あと3週飲み切る。
・ステラロール(ステロイド)は0.2→0.1mlに減薬で、5/6までは日に2回、以降5/11まで一日1回で終了。
・FCB(ビタミン剤)は、これを使うと好調な子が多いので、今まで通りで、残りを飲み切る。
・グリセリンも今まで通りで、5/11まで飲ませて打ち切り。
となりました。

ビタミン剤は、食事ができない時脱水時、肝臓のダメージを予防するために大事です。食滞で受診し、脱水が認められた時には、補液に必ず入れてくれます。
そしてグリセリン。 普通に調べてもこれといったものが出ないので、てっきり排泄に良いのだろうとしか思えず・・・
実は、脳浮腫を抑える働きがあったのです。
EZ時、脳内は浮腫が起きているそうです。つまり脳がむくんでいる。脳がむくむと脳圧や眼圧が上がって、いろいろな神経症状が出てくる。沈鬱や食滞も、その一例と考えます。
(硬い頭蓋骨と柔らかい脳組織の間には液体があります。脳がむくんむとその分大きくなりますが、頭がい骨は大きくならないので、液体に圧がかかる=脳圧や眼圧が増すことになります。それにより、各種神経が圧迫されて異常が起きます。脳のどの部分がむくんだかで、症状は様々です。)
「グリセリン 浮腫」で検索したら、沢山出てきました(笑)
良い勉強になりました。

今まで食べない→食滞→プリンペランミックスかガスモチン
が定番だったのですが、今後は初動を考えなおさねばなりません。

今後どうするかをお聞きしたら、「まずはステラロールです」とのこと。投薬後の様子を見て、胃腸薬に移行するか、フェンベンをプラスするか。 そのあたりは慣れでしょうね。
何しろ気がついた時に、どれだけ早く対処できるかがカギ。
明日病院へ行って、と待ってはいられない。特にEZ方面だと時々刻々進んでしまいます。
ということで、とりあえずステラロール投与して、その後お腹を痛がるか、沈鬱なだけか等々で胃腸薬かフェンベン投与。それで時間を稼いで、先生に電話で指示をもらうこともできる。
そのためにも、フェンベンとビタミンとグリセリンは予備が欲しいといったら、3日分の予備を出してくださいました。

歴代で、初めてEZ扱いの子です。りんも心臓や腎臓に問題のある子でしたが、脳神経スパークっ子は経験がないので、正直手探り状態ですね。
帰り際「そうだ 忘れていた。もう一度見せて」と先生。何を見るかと思ったらタマタマ。 脳にむくみがある時は、たまたまもむくみが来るそうで、ひょんなところで去勢しないメリットが見つかりました(笑)

その後も順調に良くなり、体重も徐々に上がってきています。
昨日(5/9:土)からはペレットもよく食べ、行動も普段通りになりました。
今回は強制給餌までいきませんでしたが、投薬は何とかお互い妥協点を見つけまして、ややおとなしくできるようになりました。
明日で各種のおかずは終了ですが、EZ用のフェンベンは5/24まで続きます。
朝晩2回だったのが、夜1回少量になるのは助かるなぁ。
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お腹が痛いウサギ 七転八倒(4月20日の覚書)

2020-04-23 21:36:20 | うさぎの病気と健康
月曜の午前中。
火曜はきち先生の健診だけど、別段様子が悪いところもないし、世の中なるべく出るなの風潮だからと、健診をキャンセルして6月の予約を取りました。
15時ごろ なんとなくむぎの様子が変。
んんん・・・・??  お腹痛い?

こーんな格好して、お尻を突き出して、排せつしようと踏ん張る感じ。
人間でいえば渋り腹かな?


そのうち、何度も姿勢を変えて、おなかを伸ばして落ち着かなくなりました。
背中の丸みも、おなかのぷっくり感もなく、腹筋がだるんとなって、ひたすらべったり薄く長くなる。


これを頻繁にやり直すわけです。
お腹も力がなくなって、だるーんとしている感じで、お腹が痛くて痛くて、何とかならないかと身をよじる。
そんな感じです。
こういう姿を見ると、どうしてもユキを思い出します。
もっとも、胃破裂なんてそうそうあるわけもないので、これは単純にお腹が痛いだけだろうと。
よく見たら、軟うんちがお尻をふさいでいたので、洗いました。
拭くくらいじゃ落ちない、べとべとで粘度の高いうんちでしたが、ゼリーは無し。
お尻洗いは、むぎは初めてかな。

というわけで、4時ごろプリンペランミックス投与。
で、何とか一夜持ち越すなら、やはり明日きち先生に診てもらおうと、電話しました。
普段ならキャンセルしたらすぐに埋まってしまうので、キャンセルのキャンセルなんてできません。
ところがコロナ騒動のおかげで、同じ時間(10時半から11時半)に予約が取れました。
ちょっとホッとはしたのですが、2時間たっても薬が効いた様子が見えない。
内心かなりパニくっていました。
何しろ今までに見たことのない、様子ですから。
でも歯ぎしりはしていないので、人間でいうと脂汗が出るような痛みじゃないかも。
にしても、これほど姿勢を頻繁に変えるのは、ちょっと尋常じゃないと気もそぞろになってきました。

19時 万が一と思って、山口先生に電話。(普段なら19時なら在院中)
でもつながらないので、最悪夜間診療かと調べてみる。

まだ3時間しかたっていないけど、やはり胃より腸だろうと、ガスモチンに伝家の宝刀ステラロール投下。
やはりこれが先だったかな~
一瞬痛み止めのメタカムも入れようかと冷蔵庫を見たのですが、あれ? メタカムってどれだっけ?
袋もない何も書いていない透明ボトルがあるのですが、これだよね~と思いつつ、やめておいたのでした。
確かこの間メタカムもらったはず。でも容量も忘れたし・・・ ダメダメじゃない(--)

でもどうやら、ガスモチンとステラロールが良かったようです。
20時過ぎには身じろぐ事もなくなり、21時前にはちょっと身づくろいしたりして。
ちょっと箱座り的になってきましたが、まだお腹には力が戻っていない。

22時ごろ、やっと葉物食べたりして。
ふうーーー かーさんどっと疲れました。
これで何とか、夜間診療に駆け込むことなく、明日迄いけそうです。
夜は寝ずの番かと思っていたのですが、何とかベッドで眠れます。

翌朝 本調子ではないものの、なんとか葉物が食べられている。
珍しくママちんおやすみで、車で連れて行ってもらいました。

きち先生のみたてだと、今は大丈夫だと。
ステラロール使ったのはgoodと言っていただき、先にメタカム使うと良かったとのこと。
透明のが、メタカムでした(^^;;
「一度舐めて、味を覚えておくといいよ」ですって。
確かに他の薬は味知っているのに、メタカム知らなかったなぁ。
1回0.3mlだそうです。ボトルに書いておかなくちゃ。

今回は、タンポポ・ウマゴヤシ・ワイルドストロベリー・楊貴妃桜が役立ちました。
去年桜は食べなかったのにね。
定番のバラ スノーシャワーが無い時ですから、助かった。




ひたすらイチゴと桜を食べて、やっと他のものも食べだした。
やれやれです。
でも何となく、完全復調ではなかった火曜日でした。

よく水曜日。
完全復調とはいきませんが、一応ペレットも食べだして。
部屋で寝ていることも多いのですが、まぁ 人間だってあれだけ苦しかったら、しばらくダメージありそうですものね。

と、10時頃だったかしら、携帯電話が鳴りだしました。
なんと 星川レオン動物病院の斉藤先生から。
夜電話したのが月曜日。火曜は休診日。
で、今日着信履歴を見て、どうしたのかと心配してのお電話でした。
いやー お気を使わせてしまって、申し訳ありません。
経過をお話しして、とりあえずは何とかなりそうだとお伝えしたら、「何かあったら連絡ください」とのこと。
ありがたや~~m(_ _)m

さすがに月曜は一人寝でしたが、火曜水曜はいつも通りにベッドに上がってきたし。
まぁ 大丈夫かなぁ。
それにしてもまだ3歳前。
シジミが若い頃は、これほど不調になった覚えもなく、やはりむぎはお腹注意の人かな?
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2月28日の覚書

2020-03-08 23:52:38 | うさぎの病気と健康
ウサギさんあるある。4時間で不調(- -)
木曜夜の事です。夕方5時くらいまでは、あっちゃこっちゃと飛び回って、おやつよこせ!とかのたまっていた、むぎ@2才半。
夜9時 テーブルの下(定位置の一つ)に箱座り。
パソコンやってるかーさんからは、よく見える。
うん おネムかな?と見ていたら、フーッと頭が前に落ちて、鼻先が床に着きそう。
? 変な落ち方だな。と思って声を掛けるけど反応なし。
うひゃー やったか?と思って抱き上げると、体が硬い。
目は消灯中で表情がない。お腹が張っていたり脱力していたりは無いけど、ちょっと冷えてる。
いつもなら抱っこしても直ぐに飛び出すのに、大人しく抱かれている。
すぐさまレンチンホッカイロで温めながらマッサージ。反応があまり無い。

頭の中で薬の在庫チェック。食欲増進剤は、K先生のはあるけど粉薬(長期保存可)でめんどい。
Y先生のシロップは、つむぎ@チンチラのがある。という事で、チンチラ用2倍量を投薬。
投薬だけは、めちゃくちゃ嫌がるって(涙)
まあ 大人しくされるママよりマシかな。と思いながら、温めマッサージ。
しばらく続けても反応が薄いので、伝家の宝刀ステラロール(ステロイド)0.8ml投下。
10分ほどしたら、目が点灯。
表情が出てきたので、ネンネの部屋のホットカーペットの上に置いておきました。
それでもうっかりすると部屋から出て、暗い冷えたところに行くので、本調子じゃ無い。
何回か連れ戻しているうちに、諦めて部屋で寝だしました。
箱座りじゃなく伸びて寝ている。
普通ならリラックスしている姿勢ですが、痛みはないけどお腹が重苦しくてもこういう姿勢をとることがあるのは、ユキで経験済み。
そういう時って、チョコチョコ場所移動するんですよね。
翌日病院決定で様子見。結局夜も朝も飲まず食わず。排尿なしフンも小さいの数粒。

翌日朝いちばんで出発して、山口先生へ。
いやー こういう時、最短20分で着くのはありがたい!



待合室でも「おんも見る〜」 診察結果は異常なし。
詰まってもいないし、ガスも無い。脱水もしていない。一時的に詰まっていたのが、流れたかな?と言うお話。
でも12時間以上のまず食わずなので、念のため補液をお願いしました。その方が確実に立ち上がるでしょう。
補液は電解質輸液+プリンペラン+ガスモチン+メタカム+ビタミン剤。
ラキサトーンはどう?と聞かれましたが、歴代うちの子達は嫌い。
なので先生に投与して頂きました。病院だと大人しく飲む(- -) これから健診のたびに、飲ませてもらおうかな。
そう言えばと、先週のきち先生の健診で歯並びが悪くなっていると言われた事を伝えました。
歯を見て、まだ本人気にしてないようだから、今日は良いでしょうとの事。
お昼に帰宅したあと、少しずつ食べ出して、夜には通常運転となりました。

カルテを見たら、去年も2月にやっている。2月は要注意かしらね?

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