チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

秋の席札

2018-10-05 18:52:39 | お茶会・席札
14日は、義姉のお茶会です。
というわけで、今週初めからチマチマと、1席25人×7席分の席札を作っていました。

文香です。 お財布やハンカチなどの引き出しに入れて、香りを移しても良し。
萩 野菊 菊 ススキ 紅葉 ウサギ イチョウ


裏はみな同じ。
秋の収穫を寿ぎ稲穂を包んだので、福寿のエンボス入り、茶碗と茶筅の捺印。


これで大量にある稲穂も片付くかと思ったのですが、何しろほんの一挿しなので、たいして減らなかったぁ~(^^;;
香りはブレンド。
「たがため」などの和風の香だと、何となく樟脳臭いというか、防虫剤っぽく思う方もいるので、今回はチベットインセンス(チベット風のお香)ベースに、塗香とラベンダーを適当にミックスしてみました。
姉が「あら いい香り」と言ってくれたので、ほっとしました。
茶席に香り物は禁物なので、いつも通りに一つずつ透明袋に入れました。


今年一つくらいバケツ稲をしようかと、この稲穂を使ったのですが、古すぎたのかまったく芽が出ず(;;)
ただいま どらねこさんのところから取り寄せている玄米の中に、たまに混じっているももみ殻付きのお米をせっせとため込んでいます。
来年は、これで試してみましょう。
一粒万倍とはいきませんが、数粒から年数かけて沢山にするのが、バケツ稲の醍醐味です♪♪


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

席札終了

2016-05-21 22:10:40 | お茶会・席札
どうにか仕上がりました。

1席30 9席分で270個のひと言カードです。
中は半紙が入っております。








今回は、番号を入れて欲しいとのことで、こちらにのどみさんのハンコを押しました。
うん 定番になりそう♪


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の席札

2016-05-11 23:22:47 | お茶会・席札
チマチマしております。
頃は5月も末 萌えいずる若草もすっかり青々しくなる頃。
まだ 藤はぎりぎり行けるかな~と思いまして、採用。
あとは初夏のイメージで涼やかなものをと選んだら、ブルー系統が多くなったけど、ま いいかぁ~(笑)
1席30×9席分なので、9種類を選びました。




今回もひと言カード。
でも ちょいと手抜き(^^;; いつものようにハンコは押さずに、エンボスだけ~


これだけでいいかとも思ったのですが、それではあまりにも手抜き(笑)
やはりひと言書くのには、半紙を入れた方がいいわねぇ~
でも、折って濡らして手で割いて...というのは、勘弁してもらって、ちゃちゃっとカッター作業だなぁ。
そこに一期一会のハンコでも押して?
今週中には片づけたい!!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の席札

2014-10-06 21:48:39 | お茶会・席札
来週 確かお大師様だったと思うのですが(^^;;
今回は1席30名で5回分。

春のデザフェスで岡崎浩逸堂さんから仕入れた、草木染の和紙から5色。
生成りのが手に入らなかったので、白の鳥の子紙。
金赤の和紙。 子の赤は、深みがあって気に入っております(^^)
帯は、本当は細い和紙かこよりにしたかったのですが、ちょっと時間がなかったので水引でごめんなさい。

再度 ひと言箋です。
考えたら、また秋だったのよねー。
なので源氏香図は、今回はお休み。
ひたすら、秋の野や庭を思い浮かべて、はんこをペタリ♪

仕上がりは、こんな感じ。


今回はなるべくシンプルに、「福寿のエンボスに吉日印」で統一しました。


見開きタイプで、茶席の一期一会はお約束。
流派家元の紋でもある雪輪を、季節を先取りして白で添えて。


表に金のススキ 下に野原に野兎遊ぶで、程よく透けているかと自画自賛(笑)



こちらは萩を表に、下に草波にススキ



こちらは、下に深草色でくっきりと萩をこんもり押したので、下側だけにしてよりシンプルに。



下地にもみじの枝を押して、表に流水に紅葉をひとひら



表に菊を押したものと、イチョウをちらしたもの。
書いた時にうるさくならないように、今回はすべて控えめ。





今回シンプルにとこだわったのは、ひと言を書く半紙のせいもあります。
前回はにじまず滑らかに書ける白の半紙だったのですが、今回はかな文字用の、うっすらと色のぼかしと文様が入った半紙なのです。
もちろん書いてにじみはありませんし、滑らかなところは同じですが、はやりそこはかとない華やかさを持った半紙なので、模様をあれこれつけるといけませんね~。

しかし・・・ 材料にこだわると、お財布が・・・(爆)
ほどほどにしないと、いけませんねぇ(^^;;
でも材料の質が良いと、かーさんが作っても出来栄えが違う。
作品がおのずと品よくお育ちになって、手間いらずなんです。
人様に差し上げるものだから、お茶席と言うおもてなしの心盛りだくさんの所でお出しするものだから・・・
と、ついつい盛り上げてしまいます。
それに 良い勉強にもなりますしね。
今回も、右下の灰緑色のものは、かーさんのお気に入りなのですが、かなり厚手で太い繊維も交じっていて、結構糊付けに手間取ったり、折るのに苦心が要ったりしました。
同じ色で、もう少し薄手に漉いてもらうって手もあるなぁ。

さて、明日には納品に行ってきます。
いよいよ 人形つくりに邁進いたします♪



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すずめのお宿(三渓園お茶会)

2013-10-06 20:50:18 | お茶会・席札
以前から月華殿に上がる道の端に、竹やぶに透ける小さなお家が気になっていました。
まるですずめのお宿みたい(^^)


今回のお席は、この蓮華院♪
主席から見た庭。
この画像の飛び石を踏んで、お客様は待合(席入りを待つ場所)に入ります。


こちらの懸樋(筧:かけひ)、きっとここで清めて席入りという感じだったのかな?



下りの雨どいは、棕櫚縄で出来ています。
縄を伝った雨水の跳ねよけは、小石を敷き詰めて。
こんなところに、日本人の繊細さを感じます。


待合の開き戸は、網代。 うーーーん 趣きありすぎ!


待合には、蓮華院の文字が。
周囲はハスの葉と花が彫られています。
(画像の右上の位置)





お席は、17名も入ったらいっぱいの小さなお部屋ですが、それとは別に、もうひとつとても小さな茶室があります。
江戸間の2畳半ほどのそれは、「これぞ茶室」らしいシンプルさと、素材と仕立てにこだわったものに感じました。
2枚の畳の間に敷かれた板戸は、主とお客の境目でしょうか。
炉は、手前の畳の右奥に切られています。


とても薄暗く、灯りを入れないと昼でも何がなんだかわからない位。


壁際にあるのは、木の丸椅子。座るのが不自由な方もいらっしゃるので。
本来なら机も灯りもありません。
本当にシンプルなしつらえに、炉が切ってあります。

上の画像の正面を開けると、表の飛び石部分に出ますが、横の通路の窓の蔀戸(しとみど)があります。
古には、この蔀戸がサッシ窓の代わりになっていたのですね。


こちらにも、懸樋がしつらえてあります。


入って右の地窓。


理事長先生がいらして、上がりかまちに腰掛けて、「ここにこうしていた方が、趣があるよ。ほら 見てごらん。緑がとても美しい」と一緒に見ていたら、園内の無料案内ボランティアの男性が通りかかりました。
周知の方らしく、先生が手招きをして「お茶でも飲まない?」とお呼びしました。
その方のお話だと、
「この茶室は、原三渓が一番気に入っていて、ここで席を設けることが多かったんです。普段は僕たちも中を見ることが出来ません。」
そうおっしゃって、興味深げに中をのぞいていらっしゃったので、
「せっかくですから、上がってお茶(ほうじ茶ですけど)をいかがですか?」
とお勧めしたのですが、遠慮なさいました。
後で考えると、「普段は見れない」とおっしゃっていたので、きっとボランティアのお約束のようなものがあるのかもしれませんね。
でも とても良いことを教えていただいて、ラッキーでした。

そう言えば昔、白雲亭で帰りしなにあわてて建物の写真を撮っていたら、スタッフの方が声をかけてきて、「ちょっと覗いていいから、せっかくだから見ていきなさい」と、一人三渓の書斎を見せていただいたこともあったっけ。
三渓園の建物は、本当に興味がつきません。

窓越しの青竹。真竹でしょう。


日本らしい趣があって、すずめのお宿の人になれた幸せを感じました。



園内の駐車場に咲いていたアザミ。


いつも箱根の湿生花園で見る、タイアザミ(大薊)のようです。
うーーーん 欲しい!!










コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする