チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

先生にご報告

2007-07-28 23:25:29 | タラコ唇騒動記
今日はきち先生の日。

まずはシジミ。
「どうですか?」
「すっかり元に戻りましたよ」
「そっかー。じゃあ 診ましょうね」
手際よく、あちこちをチェックする先生に、おくだ先生のところでのお話をする。

ヒーリングの曲が流れていて、ウサウサずが反応したこと。
シジミとユキの性格を言い当てたこと。
カーテン越しの日光浴をしているでしょ?って言われたこと。
ユキは胃が弱いって言われたこと。
(あ、冷えに注意って言われたこと言うの忘れた。伝えなくちゃ)
シジミのような症例は経験がないこと。でも肝臓が弱っていると言われたこと。
やはり免疫系が落ちて、バランスが崩れたのだろうという見解。
シジミにはフラワーレメディを処方されて、マッサージに使っているうちにウサダンスをするくらいになったこと。
シジミのソアホックに処方してくださった、成分ナイショのお薬の事。

話を聞いて
「うんうん。ウサギさんはそういうモノ(フラワーレメディーやヒーリングの音楽)が効くことは、あると思いますよ。やっぱり総合医療は必要だね。しばらくは時々おくだ先生のところに行っても良いですね。色々と勉強になるから」
うーーーん。
行きたいのは山々なれど、一番近くて一番交通費がかかるのよね。
なにせ往復タクシーですから(^^;;
緊急用の漢方薬を下さったこともお話しました。
「ハイ シジミちゃんはオシマイ。次はユキちゃんだね」

とシジミをキャリーに戻そうとしたら
「あ、つい普通に臭腺のお掃除しちゃった(^^;; もう一度診せて:笑」
シジミのお腹や臭腺周りをよくよく診察。
「うん。すっかりきれいになっていますね」
はい。 もうすっかりご自慢の汚れ一つないふさふさウサ毛です♪

次はユキ。
「うーーーん。臼歯が一箇所出ていますね。これは痛かったでしょう」
食欲魔人のユキは、そんな様子が見えませんでしたが、覗いてみると確かに内側にスパイクが。
ちょいちょいとカットして。
「そう言えば先生切歯のねじれは?」
「あれれ?元に戻っていません?」

「ちょっと削れは微妙なところだけど」
「ほら、ねじれが戻ったので、歯肉が間に挟まった感じ」
「ああ、そうですね。まぁ、いいか」
どんどん下の切歯の左側が内側にねじれてきていたのに、今回平らに戻りつつある???
本当にウサギの歯は、食べ方一つで様子が変わるものです。
ま、どうしてかは分からないけれど、良い方にいっているなら、いいかー(^^)

もう一つ不思議なこと。
それは体重。
先週おくだ先生で計った時は、シジミ2300gだったはずなのに、今日は2160g。
まぁ、体重計は少し違うことがあるから、基本はきち先生の体重計。
ちなみに、ユキは2060g。
夏に向かって、体重の変動がないのが何よりです。

興味深くシジミの処方されたフラワーレメディーのメニューを眺めていた先生。
そうだ!! 今度先生に資料をそろえて差し上げよう♪
「じゃぁ、この調子なら、また2ヶ月か2ヶ月半後位でいいですよ」
よかったね(^^) ウサウサず♪


そう言えば、今日お約束の時間に飛び込むと、ラッキーちゃんとこんにちわ♪
会えてよかった(^^)
ラッキーちゃんったらね、お腹がすきすぎて、よだれが出ちゃったんですって(@@)
きち先生と「犬ならあるけど、ウサギでもそんなことがあるんですねー」って、二人で勉強になっちゃいました。
頭の良いウサギのこと。不思議ではないですよね。
ラッキーちゃん。教えてくれて、ありがとう!


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もう大丈夫!

2007-07-22 23:25:36 | タラコ唇騒動記
昨日土曜日は、おくだ先生の再診日。
シジミは毎日フラワーレメディをつけながら、マッサージ。
ユキは朝晩漢方を投薬。
さて、その結果はいかに?

あれ以降、シジミは着々と復調し、お腹のハゲもすっかり元通りにふっさふさ(^^)
この間は、久しぶりにシジミのウサダンスを見ることが出来ました。
ソファに駆け上り、右へ左へサイドステップ♪ジャンプ!
これが出れば、絶好調!

一方ユキは、一度お腹がゆるくなったのですが、あとは大丈夫。
朝晩クリティカルケア(お薬トッピング付)が食べられるのが、待ち遠しいお嬢様。

待合室で待っていたら、ひょいっ と覗いた先生が
「どーーぉ?」
「好調ですよ(^^)」
「そりゃ よかった♪」

診察台に上がったシジミ。
先生がスタッフとお話している間に

ねーねーー。かーさん。 だっこー。

と、すがり付いてきます。
よじ登りそうな勢い(^^;;
まったく ビビリ屋さんなんです。

まずは体重。
あちゃー(××)
2300g すっかり元に戻っちゃいました・・・
せっかく2100gまで落ちたのに。
きっと体重が落ちたのは、体調不良で食いが落ちていたのと、多少脱水気味だったからでしょう。
脂肪が落ちたのではないので、食欲が戻れば元通り、という事なのでしょうね。
体全体を触診して
「うん。肝臓も大丈夫ね。いいんじゃない?」

次はユキ
「ふーーーん。良いじゃないの。胃の弾力ももどってきたし。」
失礼して触らせてもらう。
先生が良いといった状態を、手で覚えておく為です。
うーーん。かーさんには、張っているように感じます。
「これで、張っているのとは違うんですか?」
「軟式のテニスボール位の感触だ、っていつも言っているのよ」
なるほど。
ちょうどゴムボールのように、押すと弾力をもって押し返してくる感じ。
決してお腹が膨らみきった風船のようにパンパンではなく、押せば弾力をもってはね返す感じ。
さりとて、ふにゃふにゃに柔らかくもない。
覚えておきましょう。

「そう言えば、昨日うっかり戸棚があけっぱなしなっていて、ユキが砂糖の袋を破って食べていたのですが、一度に沢山砂糖を食べても大丈夫でしょうか?」
「やるわねぇ(笑) お砂糖は大丈夫。徐々に肝臓で分解されて排出されるから。毎日大量に食べるのじゃ糖尿病になるかもしれないけど、そうじゃなければ大丈夫」

おくだ先生は漢方や経絡由来のマッサージ、フラワーメレディなどのホメオパシーを取り入れている先生。
「受付にあった<ハーブ オブ ペッツ>(ペットの為のハーブという英訳本)は、ウサギにも役立ちますか?役立つなら読んでみようと思うのですが」
「ウサギは消化システムが違うから、使えないものもあるけれど、基本的には大丈夫。ニンニクやたまねぎを食べることもあるし」
「えっ? ニンニクやたまねぎの溶血作用は?」
「体が必要としている時は、食べることもあるのよ」
そう言えば漢方薬についても、「体が必要としている薬は、嫌がらずに飲むから」とおっしゃっていた。
「では、ハーブでは何がいけませんか?」
「はっきりは言えないけれど、どうも葉の裏に毛があるのはダメな気がするのよね」
了解!

シジミのソアホックを見て
「歩き方で気になっていたのよね。痛そうだったから」
と、先生特製の生薬由来のお薬をちょいちょい。
「これ 皮膚にいいのよ」
「ひょっとして、皮膚を柔らかくして再生力を高めるとか?」
「そうそう。消炎・殺菌作用があって、皮膚の再生を促して、抵抗力も付けるの。」
「先生。前から気になっていたのですが、そのかかと部分の皮膚の下に白く見えるのは、骨ですよね?」
「そうよ」
「やっぱり。本当に皮膚一枚の下が骨なんですね。」
ウサギの足の裏は、かかとまで一面毛で覆われていて、それがクッションになっているのです。
そしてウサギの足の裏にはほとんどクッションとなる肉がありません。
だから毛がなくなるとモロに衝撃が骨に伝わり、皮膚も骨もダメージを受けるのです。
特に体重がかかるかかとでは、皮膚に炎症を起こし、細菌感染など起こすと潰瘍になり、ひどいと骨まで見えてきてしまうなど、大変なことになります。
「で、そのあとにこの薬をつけて、周囲の毛を寄せると・・・ほら、くっつくでしょ?」
「あ、靴下だ♪ ウサギさん用靴下を開発したら、ソアホックウサギさんのお役立ちだろうって、いつも思っていたんですけれど、これならソアホック部分をカバーできますね。」
毛をくっつけるお薬は水溶性ですので、ケアしなおす時は濡れタオルなどでチョイチョイと拭いて、お薬つけて、周囲の毛で患部をカヴァーして。
これを1日1・2回でも。
本当に良いお薬を処方してくださいました。

最後の確認に
「結局今回のシジミは、やはり免疫力の低下が原因だと思われますか?」
「そうね。普通体調が悪くなると、体は調子を持ち上げようとするのだけれど、免疫力が落ちているとそれが出来ない。だから免疫力を高めて、抵抗力をサポートしてあげれば、上向いてくるはず。
こんどまた同じように抵抗力が落ちた時の緊急用に、お薬を処方してあげるから、持っておくと良いわ」

「ありがとうございます!!」
「先生。マッサージのレッスンなどは、おやりになりませんか?先生のご本は持っているのですが、いわゆるコツというか・・・そういったものが実際にレッスンしていただけたらと。」

「忙しくて、それはなかなか。そのかわり、今度頼まれたからDVDにするわよ。」
発売が楽しみです♪

それぞれの獣医さんたちは、毎日沢山の患畜さんを診て、経験をつみ、勉強と工夫を積み重ねます。
だから、それぞれの獣医さんから学ぶことは沢山あります。
今回のおくだ先生からは、東洋医学やハーブなどの生薬由来の考え方を見せていただきましたし、ソアホックの対処方法は目からウロコものでした!!
そして待ったが効かないウサギさんを診る獣医さんは、緊急用のお薬を下さることが多いようです。
これで我が家には緊急用の内服薬として、食欲が落ちた時の「プリンペランミックス」と「下痢止め」と「体の抵抗力アップさせる薬」が備蓄されたわけです。

おくだ先生。これからも何かありましたら、どうか宜しくお願いします。
m(_ _)m

来週は、きち先生。
先生も結果報告を、興味もって待っていてくださるだろうな(^^)


遊びつかれて爆睡中のユキとシジミ♪
この平和な光景が、一番の喜びです。



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漢方とフラワーレメディ

2007-06-30 23:08:42 | タラコ唇騒動記
先日来のシジミの騒動。
ほぼ完治ですが、結局は原因はわからないし、いまひとつ最後のカケラが残っている感じ。
というわけで、きち先生と相談の上で、セカンドオピニオンを求めて、東洋医学をする獣医さんに行ってきました。

待合室にはワンちゃんたちもいて、ちょっとにぎやか。
きち先生のところでは、やはりワンちゃんも一緒の待合室なのですが、みんな静かなのですけど。
吼えるワンちゃんの飼い主さんたちは、心得たもので、外で待っていてくれるのです。
で、今日の病院は、ちゃんと別の待合室がありました(^^)

そこで面白いことがありました。
待合室にはヒーリング・ミュージックがかかっていたのです。
いつもとまったく違う雰囲気ですから、多少神経質になっても仕方ないかと思っていたのですが、ウサウサずがウトウトするのです。耳を見ると、音楽を聴いている。
いつも子守唄を歌っていたりするせいでしょうか。
見ていて面白いほどに、音楽に反応しているんです。
先生にそれをお話したら
「そうでしょう?(^^) ウチはいつもアレを流しているし、プラスエネルギーがいっぱいあふれているのよ」

結局この先生も、シジミの症状と同じ経験はなかったようですが、ウサギを良く診ることで有名なこともあって、マッサージしながらこの子達をよく理解してくださいました。
きち先生曰く「ウサギとお話できるそうだよ」との事でしたが、確かに2匹の性格を良く言い当てていらっしゃいました。

《シジミは一言内弁慶。物事を批判的に見ていて、いつも何かに怒っている。ユキを頼りにしている。》
そうなんです。いつも目つきが気になるかーさんなのです。すねているというか、物事ハスに見ているというか。
「いいよ。どうせボクなんか・・・ブツブツ」って感じ(^^;;
いつもユキが気になって仕方ない。 ユキになめてもらうのが、ことのほか大好き。
そのくせ、気分の八つ当たりをユキにする。
「文句あるなら、ちゃんといいなさい。して欲しいことがあるなら、自分でも積極的に出てきなさい。自分では何もせずに、文句言うのはヤメなさい」 これが、いつもシジミにかーさんが言ってる事。

それにしても、あまりにお話が面白いので(先生ごめんなさい)、予約していませんでしたがユキも見ていただきました。

《ユキは臆病。ちょっとずるいところがある。いつも虚勢を張っているところがある。》
これも正解。一見脳天気であっけらかんとしているようですが、いきなりショック症状を起こす子は、根が神経質。具合が悪くなると、立ち上がりに手を焼くタイプ。シジミの方が、根が太い。
自分の方が弱いことを分かっていながら、シジミが許してくれるならマウントして「アタチは強いのよ」ってやっている。でもそれは虚勢だから、シジミが「何を!」ってやると、ダッシュで逃げる。
いたずらも、わかっていてやっている。かーさんが見ていると、時々こちらを気にしながら、どこまで許されるかを見ているところがある。

まぁ、イロイロなウサギさんを長い期間見ていると、分かる事かもしれませんね。
かーさんは毎日人間の子を見るように見て、ユキやシジミがどんな性格か分かった上で、極力ストレスのない生活をさせようと思っていました。だから本当は、「私が知らない性格を言われたらどうしましょ」って、ちょっとヒヤヒヤでした(^^;;
だから、先生がおっしゃったことで「えっ?そうなんですか!」という事がなくて、ホッとしました。
先生には
「出来るだけ、その子の性格に無理なく飼ってあげたいと思っています。だけど迎合はしません。ウサギ達にも、こちらに合わせてもらおうと思っています。」
動物を飼うって、そういう事だと思っています。
基本は押さえて、あとはそれぞれの環境やできることを折り合っていかなくてはイケマセン。

で、結局シジミは肝臓がいま一つで最後の一押しが足りない、という事でフラワーメレディーを。
ユキは胃から十二指腸にかけてが基本的に弱い、という事で漢方を処方していただく事にしました。

フラワーレメディは、お花の力をかりる治療法。イギリスでは、昔からの民間療法としてありました。
西洋式漢方みたいなものです。興味のある方は、下記をどうぞ。
バッチホリスティック研究会

シジミにお薬を飲ませる時は苦労しましたが、今回は簡単♪
フラワーレメディは飲まなくても、皮膚に付けてもOK。 
なので、シジミにはマッサージで使えばOK。マッサージは嫌いじゃないシジミ君♪
一方薬を飲まなくてはいけないユキ。
こちらはクリティカルケアに混ぜれば、がっつくように食べてくれます。
朝晩2回も大好物のクリティカルケアが食べられるのです。
文句を言うどころか、「かーさん いいのー?♪♪」って大喜びのユキです(^^;;

さてさて、3週間後にはどうなっているでしょう?
とても楽しみな、かーさんです。
あ、きち先生にご報告しなくっちゃ!
それに診察の予約も取らなきゃね(^^)


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ちょっと上向きなシジミ

2007-06-12 23:16:06 | タラコ唇騒動記
ここ数日 シジミがよく顔を出します。

今日も、ママちんが戸棚を「何かないかなぁ~」って漁っていたら。
まずユキがすっ飛んできました。
一緒に戸棚に頭を突っ込んで(笑)
「わたあめ もう ないねー」 と ママちんとユキが話しています(^^;;

その後ろから、シジミがそーーーっと遠慮がちに首を突っ込んでいます。
「今日は わたあめ ないのよ」


昨晩はサークルを脱走して、一緒にかーさんのベッドを狙っていた2匹。
(あわや、飛び乗られてビックリする前に、目が覚めました:笑)
こんな姿が、うれしくもあります。
物事に興味が出てきたのは、気分が上向いているから。
ソファにも飛び乗るようになって、炎症はまだまだ治まらないけれど、薄皮を剥くように良くなっているのかな?
こういう微妙なバランスの時は、特に気温差に気をつけます。
急な温度変化や暑さにバランスを崩すと、あっという間に具合が悪くなりますからね。


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定期健診

2007-06-10 03:33:03 | タラコ唇騒動記
土曜日 きち先生診察日

今日は定期の検診日でもあるので
「まずはユキちゃんからいこうかな」
「ユキは最近快調で、お尻もいつもきれいなんです。下痢もしないし、どうしたのでしょうね」
ユキの尿道口は、ちょっと曲がっています。
だからおしっこでぬれたり、そこへ軟便をしたりすると、ただれて脱毛して真っ赤になりやすい。
それがこのところきれいなんです。
ですから毛がしっかりふっさり生えてきていて・・・
「おおー。本当だ。(@@) とてもきれいだね。へー」
「このところシジミにばかり手がかかっているので、シジミに気がとられて、気が付いたらユキの方が、っていう事がないように気をつけてはいるのですが」
「そうそう。ウサギさんって、そういうところがあるのね。以前ね、聞いた話ですけれど。病院に来るウサギさんで、いつも大人気のウサギさんがいたんですって。皆がカワイイカワイイって、人気者。ところがある時他の小さなウサギさんが来て、そちらにみんなの注目が集まるようになった。そうしたら、病院でオシッコやウンチをするようになったんですって。飼い主さんは、今までこんなところでしなかったのに、って。」
「あ、ボクはここにいるぞ!って:笑」
「そうそう(^^) やきもちね」
「今日は左目がなんとなく涙目かな?って。昨日まではなんともなかったのですけれど」
「うん。歯かもね。ちょっと見て見ましょう。 
 おや、歯に緑のものがついてますね」

「やだー(^^;; さっきお弁当のシソを食べていたんです。」
「ああ、シソかー(^^)」
「ウサギってごっくんすれば、きれいになっているんだと思ったのに。これじゃ、歯磨きさせたくなりますね。」
「ちょっと前がぎざぎざしているけど。この臼歯はナナメに伸びてきているな。いつもは・・・(カルテを見る) ああ、いつもこの方向にナナメでしたね。」
「早めに処置した方が」
「うん。気持ち切っておきますか。反対側は・・・うーーん。それにしてもこの臼歯は大きいなぁ。」
ユキは左の臼歯の1本が、とても大きいようなのです。
ナナメに伸びている臼歯をカットして、切歯を短く調整して。
「そう言えば、ねじれてきていた切歯。もっと横に向いてしまっているのかと思ったのですけれど。」
「うん。これくらいならね」
「でも、この根元が問題ですよねー」ねじれが歯茎に影響が出なければ良いのですが。

「そう言えば、体重なんですけれど。2100g台って、これくらいがちょうど良いのじゃないかと思うのですけれど。腰骨など触っていて、これ以上触れるとどうなのかと思って」
「いや、正直言えば2000切るくらいが、って思うのですよ」
「でもネザーとか純血種ならともかく、この体長を考えると。この子達、ただの「う・さ・ぎ」ですから(^^;;」
「あははは。レントゲンとって見なくちゃわかりませんよ。ウサギさんは内脂肪がつきやすいですから」
そっかー。以前レントゲンを見せてくださったものね。
体の表側じゃなくて、内側の内臓側に脂肪がたまるんです。
だから外見にだまされないようにしないと。
でもユキは快調そのもの。動きが軽くて、キラキラしていますからね。

「さて、ユキちゃんはお返ししましょう。次はシジミ君ね」
シジミは悪くはなってはいない。おおむね良好かな?と言う感じですが。
「新たに発見したことが1つあるんです。前肢の指がやっぱり白くカサカサで、地肌が赤い。
と言うことは、体の末端に症状が出ているということで、思いついて耳の中を見てみたら、やっぱりうっすら白くカサカサだったんです(--)」

「どれどれ。本当だ」
「鼻腔・上気道の炎症はだいぶ治まってらしく、やたらヒーヒーいう事はなくなりましたが、どうやら気(神経)が立つと少々ヒーヒー言う。例えば、抱かれたくないのに抱かれたとか。」
「なるほど。お腹の方は、かなり良いですね。肌の色も良いし、このあたりはこのまま毛が生えてくるでしょう。
そう言えば、エンセとウサギ梅毒の検査結果が出ました。Ezは (-)、ウサギ梅毒は(+)でした。
でも梅毒の方は、ほとんどのウサギさんが持っていますからね。それに、あれは一目で分かる症状がありますから、今回の原因じゃない。」


そうなると・・・
「やっぱり漢方とか。近くにおくだ先生がいらっしゃるので、どうかな?って思うのですけど。漢方獣医学会に所属してらっしゃるようだし。」
「ああ、おくだ先生ね。確か漢方の他、フラワーレメディーやホメオパシーもやっていましたね。 うん、良いかもしれない。こうなったら、西洋医学だけでなく、そういったものも含めて総合治療と言うか。良いかもしれない。一度なんとおっしゃるか、聞いてみたら?
はい。シジミちゃん オシマイ。えーっと、薬は・・・」

「この間から、クラビットは飲んでいませんよ。」
「そうね。このままで良いでしょう。このまま様子を見て、金曜日あたり電話で様子を教えてください。FAXでも良いですよ。それで次回、いつ診るか決めましょう。」

と言うわけで
土曜日、おくだ動物病院に連絡し、副院長先生の予約診療を取りました。
お忙しくて診察日が少ないので、30日の午後になりました。
「それまでに、飼い主さんの氏名・住所・連絡先。ウサギさんの種類・色・性別・年齢や今回の病気の事などを、FAXしてください。」
ああ、なるほど。
漢方などの方面ですと、どんな生活をしているか、どんな食事内容か、どんな性格か、なども必要情報。穏やかな人と、興奮しやすい人では、同じ症状でも薬の処方が違ってくるのです。
と言うわけで、飼育環境や飼育暦、既往歴から今回の発病から今までといった基本情報を詳細に作るので、手一杯な土曜の夜でした(^^;;
それにしても、発病から今までをブログに残してあったのは、思わぬお助け。
だって、記憶だけじゃ忘れたこともあったでしょう。
飼育暦の方は、我が家に来た当時の事をウサギ掲示板に書いたのを拾ってあったし。
おかげで詳細を書くことが出来ました♪

でも・・・・・・
このところの病院通いと病状のヤキモキと、基礎情報書きで、ぐったりきてしまった。
うーーーん。少しはお休みしなくちゃなぁ。


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