チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

ウサギの口角炎

2007-05-31 23:25:21 | タラコ唇騒動記
昼間会社から病院へ連絡を入れる。
「いかがですか?シジミちゃん」
「傷の直りが悪いのか、口をモゴモゴさせて、よだれも出ています。あまり食べないので、ウンチも細かいのしか出ません。夜になりますが、診ていただけますか?」
と言うことで、会社からすっ飛んで帰宅。

今日はママちんお仕事お休みなので、車で連れて行ってくれました。
あいにくの雷雨だったので、とても助かった♪

「どうですか?」
「ひどく悪いと言うのではないのですが、やはりあまり食べないんです。だからミジンコウンチで。自分から出てきてイスに飛び乗ったり、ダンボールビリビリして遊ぶこともあるんですけれど。
今日はなんとなく微熱がこもっていると言うか。よだれも出ているので、抵抗力が落ちているせいで舌の傷の治りが悪いのかと思って。それに唇全体がなんとなく腫れて炎症をおこしているでしょう?唇もユキのようにしまっていると言うのではなく、なんとなくルーズになっているし。きっとこの調子で、鼻腔も炎症を起こしているので、(空気の通り道が狭まって)ヒーヒー音が出るんだと思うんです。」

「どれどれ・・・」
シジミを診た先生。開口一番
「ありゃりゃ。口角炎を起こしていますね。これは痛かったでしょう。コレになると、みんな食べられなくなるんです。」
と、とても困った顔。
確かに上下の唇の合わせ目、口角がただれて茶色いカサブタ状のものがこびりついています。
「これは本当に痛いんですよ」
「ぴりぴりする感じなんでしょうね。それに口全体が腫れているでしょう?」
「なるほど、そうですね。どれ、口の中はどうかな? うーーん。ヨダレが多くて見えにくいな。(綿棒で口の中のよだれを除いて) ああ、傷は赤みが消えて白くなっているし、だいぶ良くなっていますよ。でももう少し歯を処置しましょう」

「これになったら、投薬は一切中止です。」
「人間ならケナログでも付けたいところです」
「うん。でもウサギさんはなめてしまうからね。何にもしないのが、一番です。するならお湯で拭いて上げるくらい。」

とりあえず処置が一段落したところで、昨晩考えた「ウィルス説」を聞いてみた。
「うーーん。私は反対に”ウィルスではない”とか、一つずつ(原因と思われるものを)排除していきますね」
「今回は抵抗力が落ちているんじゃないかという話ですが。(うんうん)漢方はどうでしょう。私も数年前更年期障害になった時に、漢方薬局で調合してもらって、時間はかかったけれど良くなったので」
「ああ、そうおっしゃっていましたね。私は普通の獣医師が漢方があるからと漢方薬を使うのは反対なんです。でも、漢方をきちんと勉強した漢方医がちゃんと全身症状を見て処方するなら、それは良いと思っているんです」では、その線も追ってみましょうか。
「今日は一応点滴(皮下補液)をしておきましょう」

で、気になっていたので
「今回はだいぶ時間もかかっているので、内臓機能の方も気になってるんですが」
「そうね、私も血液検査をしようかと」
「お願いします」
「では、点滴は結果によって変えるかもしれないので、結果が出たら」

と言うことで採血を。
普通はウサギの耳の静脈から採血する方が安全。
でもユキのような白い耳なら分かりやすいけど、シジミはグレー。その上
「この子は血管が細いね」
と言うことで、耳の真ん中を走っている動脈から。
(ちなみに、動脈から採血するのは技術と経験が必要)
「緊張していると、血管が細くなると言うことはありませんか?」
「それはないんですけれどね、なかには針を刺したとたんに血管を収縮させてくれる子がいるんです(^^;;
でもこの子は大丈夫ですね

と、あっという間に必要量を。
「動脈からとりましたからね。ちょっと抑えておかないと、出血させちゃう」

で、結果。 一つ一つ説明してくださって
「どれも問題ないんですよ。」
「よかったぁ~」
「いえ、この状態でなんともないというのが(--) これで肝臓が悪いとかなら、そこを集中して治療してみるんですが、ご覧のとおりどこも問題ない。多少の貧血は、食べていないからでしょう。心配する値ではありません」
そうか、ますます全身のバランスが崩れて、抵抗力が落ちてきていると言うことか・・・
「気になるのは、こうして(仰向けかかえ)いると、片側の瞳孔だけ収縮するんですよね。一応エンセの検査も出してみます。(この子達は・・・) ええ、陰性でしたけれどね。でも最近あの検査もどうかな?って。」
「ああ、元気な時は隠れていて検査に引っかからないんじゃないか、という」
「そうそう。」
以前先生はそんな感触があると言っていらした。
で、今回も何かにつけ、ちょっと気になるようなことを言っていらしたのです。

炎症を起こしている口角にお薬付けてもらって、点滴して、痛み止めのお薬飲ませてもらって・・・
それにしても、ずーーっと痛いんじゃないの? 遊んだりもするわよね?
「何かで気が入ると、痛みを忘れるんですね。」
なにか、人間の子供と同じだわ(^^;;

多少あれこれしてもらったおかげか、診療後の待合室でオベントをもしゃもしゃ食べるシジミ(^^)
何でも良いから、沢山食べてね。
明日また様子を報告してくださいと言われ、それ次第で次の診察日を決めましょうと。
いつも遅くにすみませんm(_ _)m
本当にありがたいです。

さて、かーさんは漢方医を探さなくちゃ。



青空にすくすく伸びる子がいます。
ジューンベリーと肩を並べて・・・
あなたは、だぁーーれ??

下をたどると・・・

ロゼッタ状で冬越しした チコリ でした(^^;;
それにしても、去年はこんなに(150cmはある)伸びなかったわよ。


コメント (8)
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ウサギのウィルス性疾患

2007-05-30 23:47:24 | タラコ唇騒動記
シジミは何とか食べているものの、とても通常通りとは言えません。
ただ、時々自分からあちこち出歩いたり、イスの上に飛び乗ったりとするので、闇雲に状態が悪いと言うわけではなさそうです。
ただ、じっとしていても「ヒーヒー」という呼吸音がします。
口の割れ目も、ユキのようにしまっていない。
どうにも、炎症を起こしているのは確実なようです。

色々考えてみました。
お尻は尿道口部分のくっきり左半分が腫れている。
その周辺腹部が炎症の為か、赤くカサカサのアトピー状ではげている。
排尿や排便に異常はない。
口は唇がちょっと湿性湿疹気味。
この状態が気管支や鼻腔、涙管にも、おきているんじゃないか。
ウサギの鼻腔は大変狭いので、炎症を起こしていれば、ヒューヒュー言うのも当たり前。
本人としては、呼吸ルートが腫れているので、苦しいのだろうと思う。
お尻はどんどん広がる様子はないし、完全にブロック状態で発症していることを考えると、何らかのウィルスではないかと考える。
口・呼吸系は、お尻をなめたことにより感染したのではないか。
日和見的(健康時は発症しないけど、抵抗力が落ちてくると悪さをする)なウィルスなら、ヘルペスと同じに抵抗力を付けると良いかもしれない。
それにしても、いったい何のウィルスだろう?

漢方はどうだろう?
漢方ねぇ。ど真ん中にヒットすれば、結構効くんですよね、コレが。
その線も含めて、明日相談しようかな。
そろそろ血液検査で、腎肝の状態も調べておいた方が良いかもしれないし。
舌の傷の状態の確認と、痛み止めでも処方してもらうか。

モノリスさんの検査待ちもあるけれど、時間がかかればつらいのはシジミ。
体重も落ちてきているから、基礎体力の貯金がなくなると、何かする余裕もなくなる。

何とか少しでも楽にしてあげたくて、あれこれ、あれこれ、考え続けるかーさんです(--)

どなたか、思いつくことがあったら、お声をかけてくださいm(_ _)m



ジャーマン・カモミール
広くおなじみのハーブティー。そばで庭遊びしていると、ほのかに香ります(^^)
ジャーマン・カモミールは一年草。ママちんが一つ二つは持ち込んだのですが、それ以外にも生えている。どうやら去年のこぼれダネがあったようです。
ママちんの学校では、一抱えもある株に育っていたのですが・・・
やはり土作りが違うのでしょうね。


コメント (4)
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ぐったり・・・・・・

2007-05-29 23:57:10 | タラコ唇騒動記
最近お尻(臭腺)の炎症で病院通いをしているシジミ。
まったく原因不明で、ただいま検査に出しているところです。
で、一応クラビット主体の薬を飲んでいるのですが、「お腹を壊さないか注意して」と言われていました。ここ数日、ちょっと食いが落ちてきている。体重も下降気味。
ともに、フンフンフガフガという呼吸音も聞こえる。
なんとも気になってはいたのですが、昨日の夜の診察では早急な症状はナシ。

今日8時近くに帰宅して、しばらく様子を見ていると、シジミの様子が変。
どよんとしているというか、目がキラキラしていない。
「ちょっといらっしゃい」と抱いてビックリ!
軽いのです! キミ!明らかに一日食べてないでしょう!
餌の野菜が残っている。
トイレを見たら・・・寒天ゼリー状がついたウンチのかたまり!
抱いているうちに「ヒーヒー ヒューヒュー」と喘息時の気管支炎のような音。
それも唇が開いて!ウサギの開口呼吸は危険信号です。

大慌てで電話!
「シジミがショック状態を起こしそう。食べてなくて、腸炎を起こしています。
 少なくとも補液が必要です!」とヘルプコールを留守電(時間外になると留守電になるのです)に入れました。
折り返しの連絡を待つうちに、シソをあげてみる。
匂いはかぐのです。でも食べるのをあきらめる。
ん?右側下によだれのアト、発見!
ヒーヒーの呼吸音はかなりします。お願いショックは起こさないで!

9時半。先生から連絡があり、様子を聞くと「それは危ない。今からこられますか?」
これから行ったら10時を過ぎます。
かーさんとしては迷惑を返りみずの気持ちですが、本当にいいのでしょうか?
「これから外来のウサギさんが2件ありますから。いらっしゃい」と、地獄に仏のお言葉(TT)
もちろんママちんの運転ですっ飛んでいきました。
ユキも付き添いで連れて行きます。
こういう不安定な状態の時こそ、いつもそばにいるユキを連れて行く価値があると思っています。

車の中でも「ヒーヒー」言っているシジミ。
車の音や振動に慣れないシジミを落ち着かせる為に、「良い子の良い子のウサギさん」となでながら、歌を歌い続け・・・
ついたのは10時半過ぎ。

「移動のショックで、少し元気になっていない?食べないかな?」
確かにお弁当に持参したシソを少々食べました。
「うーーーん。でもその目は普通じゃないね」と診察が始まりました。
二人してあれこれ…「口の中がただれているとか?」と口の中を見てもらいました。
「ああ…これははひどい!舌がざっくり切れています。歯がめり込んだ感じで」
シジミは不正咬合がありません。
考えられるのは、炎症が粘膜部分を弱くしていて、普通なら削る必要のない程度の臼歯のぎざぎざでも、切れてしまった? 
唇もなんとなく荒れているので、臭腺と同じ状態が起こっていると考えられます。
肺はきれいな呼吸音なので、どうやら気管支、鼻空などの粘膜部分がやられているかも。
いったい原因は何の菌やら???
でも肺の炎症を起こしていなくて、よかったぁ。

とりあえずショックを起こさないよう注意して、歯を滑らかにやすりをかけてくださいました。
こういう時こそ、無麻酔で処置できるきち先生がありがたい!
用心しながらなので、ちょっと時間はかかりましたが、無事終わり。
食べられなかったので、脱水気味。
皮下補液をしていただき、ケトアシドーシス予防にビタミンと食慾増進のプリンペランを加えてくださいました。
「あまり使いたくないけれど」とおっしゃりながら少々のステロイド(口内炎に効くからでしょう。傷治癒のために)と痛み止めを経口投与。
うーーん。さすが上手にシリンジで飲ませます(^^;;

「これで大丈夫でしょう。クラビットは3日やめて様子を見て、明後日当たり様子を知らせてください。その時また指示します。ヒーヒーの呼吸音も、ステロイドを投与したので、3時間ぐらいすると治まるかも」

待合室で、歯が当たる痛みから開放されたシジミは、シソや明日葉を食べています。
食べたくても、痛くて食べられなかったんだよね。
「お腹すいて、力が出なかったんだよね」と先生もニコニコ顔。
ちなみに「体が軽い!」と思ったのは、体に張りがなかったからだそうです。
体重はさほど変わっていませんでした。

それにしても、昨日はなんともなかったのに?
「こういうことは急におきるものです。特に昨日今日は体調を崩して食滞を起こすウサギさんが多くて。ウサギさんだけでなく、犬さんも体調崩す子が多いんです。今日来ていただいてよかったです」
昨日の昼間はあれほど暑かったのに夜は寒かった。今日はもう6月になると言うのに、昼間の風は冷たかった。調子を崩しやすいようです。
その上、シジミは炎症と投薬があったので、あれこれ一時におこったのでしょう。

いつもアセアセの飼い主に「今日診て正解だったんですよ」とおっしゃる先生。
飼い主の気持ちを軽くしようと思ってくださっているのでしょうし、待ったの効かないウサギさんを考えると、時間も考えずに診てくださるのでしょう。
本当にありがたいことですm(_ _)m

にしても、帰宅したら夜中12時を回っている・・・
ああ、食欲もないくらい疲れました。
でも診て頂けたし、大丈夫と言われたし・・・
ママちんも、先に帰宅していたおとーさんも、ありがとう!
付き添い看護ウサギのユキも お疲れさん!
でも本当に元気になるまで、やっぱり心落ち着きません。
補液で体が冷えるのを防ぐ為に、今夜は軽くホットカーペットをつけました。
明日の朝は、少しでもよくなっていると良いな。



コモン・マロウ 
のどの痛みや炎症に薬効がある。この花をお茶にすると、ブルーのお茶に。
それにレモンを入れると、ピンク色に変わるそうです。
やってみようかな♪

コメント (6)
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これだから かわいいんです♪

2007-05-28 23:55:22 | うさぎ
まず、醜い足は目に入れませんよう、お願いします。(笑)

かぁーさん~  ナデナデして~


ん~♪


うふん♪


ん~ ぴとー・・・ しゅきぃ~♪♪


ひとしきり甘えると、出動です(^^)
あ、ユキ ごみ食べるのはやめなさい。




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季節の花

2007-05-28 05:20:44 | 植物
そろそろスカシユリが、咲き始めるようです。
ここ数年咲き続けたカサブランカは、今年はお休みのようです。
子球が沢山出来ていますが、咲くまでには3年位はかかるでしょう。


去年ママちんと二人で気に入って、切花から挿し木した子ですが、1年目でちゃんと花をつけてくれてビックリしています。
実際はもっと明るい紅色です。


アジサイと言うと、お茶花に使えるのでいくつか山アジサイを持っています。
どれも大きくて直径5・6cmの、控えめな花たちです。
きれいな空色でしょ?


こちらは濃いピンク


そして濃いブルー

ほかに普通のアジサイが2種ほどあるのですが、咲くのはまだ先のようです。

サルビアのホットリップス。
冬の間も咲き続けましたが、本来の花色の白赤に色づくのは今の季節。
どうやら温度が関係するらしく、暑すぎても寒すぎても、白の花になってしまいます。


ちょっとうれしい発見が、ホタルブクロ!♪
山野草は消えやすいものですが、今年も無事に花をつけてくれました。
もうちょっと増えてくれるとうれしいのですが。


季節?って感じではありますが、桜たちの葉影になったラン棚に咲いているのが分かりますか?(^^;;


真ん中上の方に見えているオレンジが、この子。
デンドロビウムですが、品種名は??? 
お店にホット苗のまま、大量に入ってきた子達です。


真ん中下のほうにかすかに見えるのが、このランババ。
誰がつけたのやら、ネーミングセンスを疑っちゃう(--)


あれこれまとめて押し込んで、大したお世話はしていないのですが、いったいにランたちは環境さえ合えば咲いてくれます。野生に近いほど、年に1度の水肥くらいで咲いてくれます。
他にもエピデンドラムが咲き続けていますし、どうやらこのラン棚は環境として合格のようです(^^)


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