チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

ウサギの膿瘍(--)

2007-01-05 23:04:56 | うさぎ
ついに来てしまった。
膿瘍のうさぎさん。
どうやら歯根膿瘍の様子。

歯根膿瘍は歯の根元が細菌感染して、膿がたまる病気。

(硬いペレットが原因とも言われる事も。ウサギの歯根は開放根といって、人間や他の動物のように根が閉じていません。だから延び続けるわけですが。ですからとてもデリケート。硬いペレットを食べていると歯根に負担がかかり、噛む力は歯をすり減らすのではなく、歯を奥に押し込む方に働く。ぐいぐい押し込まれる歯根があごの骨に当たって傷ついて・・・  と、今のところ理解しているのですが)

ところがこの細菌がなかなかの小悪魔で、ちょっとやそっとの薬じゃ効かない。
というか、現在特効薬のようなものはなし。
一番は嫌気性なので、傷を開いて開放状態にして洗浄して、空気にさらす。
これを繰り返す。
とはいえ、肉体があるので中にもぐれば何のことはない。
ほとんどいたちごっこ。
で、抗生物質の登場となるわけだが、ウサギに使えない抗生物質もあるわけで。
使える薬を併用して、後は根気勝負。
それでもすべてが完治するわけではない。

で、登場したのが抗生物質をしみこませたビーズ。
これを膿を取り除いた患部に埋め込み縫合します。
薬は徐々に患部に染み出し、長期に直接患部に効くので、投薬するよりウサギさんには負担が少ない。
ただし、薬効がなくなる頃に再度の埋め込みが必要な事が。

他に広く認証されていない治験のような治療法があります。
クラビットと塩化リゾチームの併用。
さて、これは実際にどうなのでしょう。
確かにこれで快癒したウサギさんが何匹もいます。

眼窩膿瘍。歯根膿瘍。他の部分にも膿瘍は出来ます。
今の一番効果的な治療法は何なのか。
しばらく 悶々としそうです。



<今日のうさご飯>
セロリ セリ サニーレタス 小松菜 パセリ サラダ菜 
干し人参 オクスボウ・クリティカルケア ガスピタン


コメント
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