今日久しぶりに鏡をマジマジ見る機会があって、大ショック。
ある部分の頭髪の根元が、すごい勢いで白髪になってる…
暫し呆然と、鏡の前で呆けてしまいましたが、恐らく2ヶ月ばかり前に精神的大ショックを受けた影響なんだろうな、って思い当たって納得してしまいました。
…そう。精神より、身体のほうが正直なんですよ。
だから。
本当に、健康には気をつけなくてはいけないんです!
以前、勤めていた会社の北海道支店に、とてもダンディな管理職のオジサマがいました。
サッカーが大好きで、会社のサッカー部にも自ら参加し、とにかく元気でユーモアがあって、見た目もよくって。
そう、私は当時出張の多い仕事をしていて、地方の偉い方と会う機会も多かったのです。
それがある年度末、その素敵なオジサマは北海道から東京に栄転されました。
そして転勤後4ヵ月後ぐらいですか、外部会社を招いた大人数の接待パーティでお見かけしたとき。
私は思わず息を飲みました。
黒々としていた髪が、真っ白。
私は咄嗟に、抗がん剤の副作用に違いない、と推測しました。
(それまでには、髪が抜け落ちた人しか見たことがありませんでしたが。)
とにかく、あまりの変貌に、何としても顔をあわせたくなかった私。
ところが不意をつかれて、鉢合わせ。
思わず開口一番「どうされたんですか?」と言ってしまいました。
だって、言葉を選ぶ時間も、心の余裕もなかったんです…
そんな失礼な発言にも、彼は「どうしたんだろうね。ただのおじいちゃんだろ?」と悲しい笑顔。
しどろもどろになった私はとりあえず話をそそくさ切り上げ、お別れしました。
…誰が見ても別人。
私がお会いしたのは半年前。はっきり言って、見る影もありません。
あんなに、素敵なオジサマだったのに…
翌日、彼の部署にいる同期に電話をしてしまいました。
「どうしてあんなに短期間でなっちゃったの?癌なんでしょ?」
同期の答えは、「いや。そうではないらしいのだけどさ…」と言葉を濁します。
「じゃなんで?」
…どうも、対外的に相当、痛めつけられていたそうな。
その当時、私はその理由が信じられませんでした。
だって、彼はとてもタフな人だったし、何しろあまりに短期間の外見の変わりよう。
薬の副作用でもない限り…
きっと、彼は周りの人には何も言わずに闘病しているのではないか…と勝手に思い込みました。
でも。
結論を言えば、本当に精神的なものからの変貌だったようです。(後になって一緒に飲んだ時にいろいろ話してくださいました。)
2年間、その部署にいらしたときは、私などへの対応は以前通りでしたが、明らかにいつも疲れきっている様子。
そして。
その後、配属変換があってからというもの、何と!少しずつではありますが、黒髪が戻ってきたのです。
これには驚きました。
確かに、元は年齢の割りにかなり若く見え、黒髪が勝っていたのですが、
まぁ白髪状態になっても、白髪の早い人、と思えば…くらいの年齢だったのに。
お見かけするたびに、黒い部分が増えていく…。
何も人工的なことはされていなかったので、その部分が、変な場所(後ろの下部後頭部、円形)で、正直言ってフシギな現象を見る思いでした。
そして。
このような自分の周りの人のことからだけでなく、自分自身も身をもって体験しました。
あるとき突然重病に冒され、お医者様が、ついに両親に私の死を宣告したことがあります。
そんな病から立ち直った後(ご心配なく、地獄にも天国に見放され、生き延びました。完治して、今はピンピンです。
そ、この話は、フランスに来たきっかけでもあるのでいずれ落ち着いて書いておきたいと思っています)、
「若白髪は金持ちの証拠。だから私の白髪年齢は遅い!」と信じていたのに、その病の半年後くらいに、部分的ですが白髪が生え、しみじみと、身体と言うのは正直なんだ、弱いところに現れるのね、と思ったものです。
…私の場合、その時でた白髪は治りませんでしたが、少なくとも目立たないくらいには減りましたね。
それに。
元々、病気とは縁がないほうなのですが、皮膚が弱い系でかぶれやすい。
というわけで、寝不足が続くと、目の上に発疹がでたりするので、自分で「あぁ、不規則な生活だったな」と反省するバロメーターだったりしています。
…他にも、体験的な大怪我もあるのですが。(これもいつか書く機会があれば…)、気分は大丈夫!と思っていても、身体が警告を発していることって当たり前なんだ、というのが持論です。
だから。
もし、これを読んでいる方のなかで、「もともと丈夫だから平気」とか「若いから大丈夫」というのは時に寄っては通じるけど、身体の信号に耳を傾けることを私は真剣にお薦めします。
健康あってこそ、人生がより楽しめるわけですからね。
…今回の白髪大量発見は、思い当たることがあるので、やっぱり…という感じですし、寂しいけど(何しろ治るかどうかなんてわかりませんよね)、こんなんで更にブスになるなんて冗談じゃない!今からよぉし、綺麗になってやるぅ!と思った次第です。(実現可能かしらん?)
ま。今日も1日元気に過ごせたことに、乾~杯っ!
ある部分の頭髪の根元が、すごい勢いで白髪になってる…
暫し呆然と、鏡の前で呆けてしまいましたが、恐らく2ヶ月ばかり前に精神的大ショックを受けた影響なんだろうな、って思い当たって納得してしまいました。
…そう。精神より、身体のほうが正直なんですよ。
だから。
本当に、健康には気をつけなくてはいけないんです!
以前、勤めていた会社の北海道支店に、とてもダンディな管理職のオジサマがいました。
サッカーが大好きで、会社のサッカー部にも自ら参加し、とにかく元気でユーモアがあって、見た目もよくって。
そう、私は当時出張の多い仕事をしていて、地方の偉い方と会う機会も多かったのです。
それがある年度末、その素敵なオジサマは北海道から東京に栄転されました。
そして転勤後4ヵ月後ぐらいですか、外部会社を招いた大人数の接待パーティでお見かけしたとき。
私は思わず息を飲みました。
黒々としていた髪が、真っ白。
私は咄嗟に、抗がん剤の副作用に違いない、と推測しました。
(それまでには、髪が抜け落ちた人しか見たことがありませんでしたが。)
とにかく、あまりの変貌に、何としても顔をあわせたくなかった私。
ところが不意をつかれて、鉢合わせ。
思わず開口一番「どうされたんですか?」と言ってしまいました。
だって、言葉を選ぶ時間も、心の余裕もなかったんです…
そんな失礼な発言にも、彼は「どうしたんだろうね。ただのおじいちゃんだろ?」と悲しい笑顔。
しどろもどろになった私はとりあえず話をそそくさ切り上げ、お別れしました。
…誰が見ても別人。
私がお会いしたのは半年前。はっきり言って、見る影もありません。
あんなに、素敵なオジサマだったのに…
翌日、彼の部署にいる同期に電話をしてしまいました。
「どうしてあんなに短期間でなっちゃったの?癌なんでしょ?」
同期の答えは、「いや。そうではないらしいのだけどさ…」と言葉を濁します。
「じゃなんで?」
…どうも、対外的に相当、痛めつけられていたそうな。
その当時、私はその理由が信じられませんでした。
だって、彼はとてもタフな人だったし、何しろあまりに短期間の外見の変わりよう。
薬の副作用でもない限り…
きっと、彼は周りの人には何も言わずに闘病しているのではないか…と勝手に思い込みました。
でも。
結論を言えば、本当に精神的なものからの変貌だったようです。(後になって一緒に飲んだ時にいろいろ話してくださいました。)
2年間、その部署にいらしたときは、私などへの対応は以前通りでしたが、明らかにいつも疲れきっている様子。
そして。
その後、配属変換があってからというもの、何と!少しずつではありますが、黒髪が戻ってきたのです。
これには驚きました。
確かに、元は年齢の割りにかなり若く見え、黒髪が勝っていたのですが、
まぁ白髪状態になっても、白髪の早い人、と思えば…くらいの年齢だったのに。
お見かけするたびに、黒い部分が増えていく…。
何も人工的なことはされていなかったので、その部分が、変な場所(後ろの下部後頭部、円形)で、正直言ってフシギな現象を見る思いでした。
そして。
このような自分の周りの人のことからだけでなく、自分自身も身をもって体験しました。
あるとき突然重病に冒され、お医者様が、ついに両親に私の死を宣告したことがあります。
そんな病から立ち直った後(ご心配なく、地獄にも天国に見放され、生き延びました。完治して、今はピンピンです。
そ、この話は、フランスに来たきっかけでもあるのでいずれ落ち着いて書いておきたいと思っています)、
「若白髪は金持ちの証拠。だから私の白髪年齢は遅い!」と信じていたのに、その病の半年後くらいに、部分的ですが白髪が生え、しみじみと、身体と言うのは正直なんだ、弱いところに現れるのね、と思ったものです。
…私の場合、その時でた白髪は治りませんでしたが、少なくとも目立たないくらいには減りましたね。
それに。
元々、病気とは縁がないほうなのですが、皮膚が弱い系でかぶれやすい。
というわけで、寝不足が続くと、目の上に発疹がでたりするので、自分で「あぁ、不規則な生活だったな」と反省するバロメーターだったりしています。
…他にも、体験的な大怪我もあるのですが。(これもいつか書く機会があれば…)、気分は大丈夫!と思っていても、身体が警告を発していることって当たり前なんだ、というのが持論です。
だから。
もし、これを読んでいる方のなかで、「もともと丈夫だから平気」とか「若いから大丈夫」というのは時に寄っては通じるけど、身体の信号に耳を傾けることを私は真剣にお薦めします。
健康あってこそ、人生がより楽しめるわけですからね。
…今回の白髪大量発見は、思い当たることがあるので、やっぱり…という感じですし、寂しいけど(何しろ治るかどうかなんてわかりませんよね)、こんなんで更にブスになるなんて冗談じゃない!今からよぉし、綺麗になってやるぅ!と思った次第です。(実現可能かしらん?)
ま。今日も1日元気に過ごせたことに、乾~杯っ!
日記を読ませて頂き物凄く共感しました
体というのは精神よりも敏感なのかもしれないですね
といいますか、本人が無意識に忘れて押し隠そうとしている心の重圧や辛さを素直に異常として表現してしまうのでしょうね
私も夏からフランスにまだ式もあげていない
同居もしたことのない夫と移住せねばならない
状態になり(私はまだ日本、夫はもうフランスへ行っていますが)残していく親の心配や言葉関係で毎日が不安で押しつぶされそうになっていましたが
もう大丈夫!なんとかなるさと思えるようになってから昔完治した病気がまた出てきてしまいました。(今はだいぶ落ち着きました)
体の異常に気付き ああやっぱりこんなに精神的にきつかったんだと気付きました
人間の体って凄いですよね
うさ太郎さんのお話を読んで「あーわかる!!」
と言いたくて思わず書き込んでしまいました。
すみません
でもその白髪になった方が元にもどってきたようで私もなんだか]嬉しくなりました
私も中々そこまで行きそうにないです。でもどちらかと言うと、父親が私の現年齢ではあまり髪が無かったので、禿よりも良いかなと思っています。
コメント、しみじみ嬉しく読みました。
そういうわけでは、藍さんは、これから今までとは全く違った世界に飛び込むわけですね。
フランスはとても面白くて魅力的な国ですし、旦那さまと一緒で、きっと藍さんも素敵な未知の体験を山のようになさることでしょう。
と言っても、人生夢ばかりではありません。
文化や習慣の違いに戸惑ったり、大きな壁にぶつかったりしなければならないことも多々あるでしょうね。
…私も勿論偉そうなことは何もいえないけれど、昔大好きな先生に教わった教訓、
「絶対に人と比較するな。比較するのは以前の自分とだけだ。」
とかく、日本の世界に生きていると、他人との比較ばかりになりがちですが、
まずは今いる自分をありのまま受け入れて、次の一歩を踏み出すことが大事なことだと思っています。
なんだか話が一方的にズレて、変な感想になっちゃいましたが…
藍さんの、新たな出発がすばらしく、かけがいのないものになりますように。
そ、ホォ~ント、身体ってすごい、ですよねっ!
…だいぶ、身体の不調も落ち着いてきたとのことで、ヨカッタ、良かった。
何はともあれ、健康一番で、気楽にいきましょ。
また、遊びに来てくださいね。
素敵なアドヴァイス、ありがとうございますぅ。
そう、実はこちらに来る前、限りなく茶色に染めたことがあるのですが。
いやぁ、顔に合わないんですよ~。
眉毛や睫が黒いし(こちらも染めればよかったかしら?)、言うなればコケシ顔ですからねぇ。
それに。
母方の祖父が、物心についた頃にはすっかりツルツルで、
その祖父と私が60年違いの干支だったもので、皆が「おじいちゃん似だ、ソックリだ」なんて言う。
てっきり、私は大きくなったら禿げになるのでは、という心配してました。
ですから、なるべく髪は人工的に痛めつけたくない。
という結論に今は至っていて、あまり染めたりしたくないんですよね~。
(染料ってスゴイ臭いがするので、絶対髪に悪いと私は思うのです。)
それに。
おばぁちゃんになったとき、綺麗な白髪が似合う可愛いおばぁちゃんになりたいんです…
男性の禿げは、でも私そんなに嫌いじゃありません。
とにかく、日本で時々見かける、隠さんが為の9:1分けだけは止めて欲しい!と思ってました。
フランス人はその点、潔くてよろしい!と思っています。
ありがとうございました!(ぺこ)
その先生はとても素敵な方なのでしょうね!
フランス行きが楽しみになったかもしれません
ほんとうにありがとうでした!
ちなみに私もハゲ嫌いではありません(笑)
…返信コメントをありがとう、です。
何気ない小さな言葉でも、大きな力を持っていることってあるんですよね。
人とのコミュニケーションって、本当大事にしたいなって思います。
うふっ、そうですよね。
男の人って、全国共通に髪の薄さを気にしすぎる気がするんですけど。
ま、頭の形はポイントかも。。。