晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

相撲協会に物申す。

2007-08-31 10:09:56 | 注目の話題

 それにしても失礼な男である。すでに横綱失格、破門もしくは引退勧告をしても良いのではないか。

 この一ヶ月に及ぶ電波ジャック、マスコミジャックを何と思うのだろう。ただ黙して語らず、何処が悪いのか、何が不足なのか、それより今後相撲界に戻ってくる意思があるのか、あれほどみごとなモンゴルでの逃避行は一帯誰が企画し、その主体(主犯)は誰なのかだ。

 
ここに至っては、一人横綱だけを罰するわけに行かないだろう。相撲協会の北の海理事長と高砂親方、問題を紛糾させ、収拾できなかった責任は大きい。ともに辞職はやむなしと思う。こうでもしない限り、モンゴルとの友好関係も損なう恐れがある。

 ただし、朝青龍には退職慰労金など必要ない。なぜか?それは日本の国技とされる相撲を傷つけ、協会を無視し、師弟関係を崩壊させ、国家間の友好関係をも傷つけかねない罪は大きい。一日も早い協会の決断を求める。


相撲の世界はこれまで・・・次は政界秋の陣だ。

2007-08-29 18:42:56 | 注目の話題

 世界的な映画監督びーとたけし先生のコメント、大変すばらしく拝聴いたしました。
本日、成田空港でたまたま出くわした某テレビ局のインタビューに対して、外国人を越える日本人の横綱が出現することが、問題解決の早道と言ってのけた。

 さすが世界的に活躍する人のコメントとして、これほどすばらしく本質を突いた言葉はなかった。留任した伊吹文科大臣(なぜこの人が留任したか疑問であるが)、松浪文科副大臣(文科副大臣とは知りませんでした)のコメント、政治家がしかも直轄下部団体の不祥事というか揉め事に対して軽々しく、的外れなコメントはすべきでない。あなたたちの一言が問題を大きくもし、問題をこじらせてしまうことに留意すべきである。早々に慰問した地元大物政治家もいたが、こんな問題で人気取りというか話題性を振りまいてもらっては困るのだ。

 いよいよ来月からは、臨時国会が始まる。年金問題、テロ特措法の延長問題、事務所費等政治と金の問題、行政改革の道筋と公務員の削減問題等々一歩でも二歩でも前進させてほしいものと思う。刀尽き、矢尽きて解散総選挙にいたる道筋がはっきりしてきているが、美しい国を造る前に美しく散ってしまいそうな内閣改造だった。一人舛添大臣の人気だけで、この政局を乗り切る事は難しいだろう。

 ケセラ・セラ・・・凡人は楽し、毎日たわごとを言っていればいいのだから。


騒動の口直し。

2007-08-29 11:37:41 | 社会、文化

 みのもんたの朝ズバッ!でも、もういいよ!とこの話題を取り上げたくない雰囲気であった。どっからどうみても、すっきりしない後味の悪い結末である。

 これから後に起きる問題については、一人高砂親方が責任を負うとの記者会見であった。当然のことであるが、こと朝青龍関と親方の関係はなぜか理解に苦しむ関係であるようだ。親方とひと悶着したという結婚披露宴関連についても、脱税問題があったという。

 しかし、今後精神病治療を行うとの事であるけれども、減俸処分にあってはいるが、月々の給与は支払われるのである。何処でどのような治療をし、これがどのくらいの期間になるかなどもはっきりしていない。全く馬鹿げた話である。盗人に追い銭みたいな話である。

 せっかくだから横綱双葉山の美談をご紹介しよう。
横綱は、片方の目は義眼であった。小さいとき吹き矢に当たって失明していた。しかし、父親は誰が吹いた吹き矢かを知っていながら死ぬまでそれを明かさなかったというのである。「恨まれる者より、恨む本人にとってどれだけマイナスになるか、分別を踏まえた深い愛情の故だった」と。美談中の美談である。双葉山自身もそのハンディを秘したまま無敵の相撲をとり続けたという。話の対比としてはあまりにももったいない話であるけれども、今朝一番の感動だったので日記に書きとめた次第である。


安倍改造内閣がスタート。

2007-08-28 07:04:11 | 政治、経済

 組閣後の安倍総理の記者会見を聞いた。美しい国づくり、改革への情熱等について熱弁をふるっているのだが、どう聞いても軽々しく、その熱意が伝わってこない。

 組閣の人選にいては、これ以上の人材がいないと思われるほど、苦労の跡が伺えるのだが、果たして人気は再浮上するのだろうか。要は安倍総理自身の人気が上がるかどうかなのだ。

 私は以前から、総理の所信表明、記者会見、国会答弁等を聞いていて、どうしても総理の意とするするところが、伝わってこないような気がしていた。声は出ているのだが、口先だけで言葉を発し、腹の底からじわっと沸いてくるような熱意、信念らしきものが伝わってこないのだ。なぜなのか?

 どうやら、総理の発声法と話法に問題ありと思えてきたが?これは一朝一夕に直るものではない。ということは、総理の資格ありやなしやの問題になってきてしまう。断崖絶壁にある自民党を守れるかどうかの瀬戸際である。ここ一番、腹から声を出して訴えてもらいたい。国民の生活を守ってもらいたい。まもなく開かれるであろう国会において、所信表明もあれば、党首討論もある。今度こそ政治生命をかけた戦いとなるであろう。

 安倍改造内閣の人気は浮上するのだろうか?もうこれ以上、下がることはできない。下がればハイソレマデヨである。

 


高尾慶子女史の「イギリス・ウフフの年金生活」を読んで。

2007-08-27 10:13:29 | 暮らし

 今日は、第二次安倍内閣の組閣がある。あわせて党役員人事も刷新される。マスコミ界、特に政治担当記者は今日一日取材合戦で大変な思いをすることだろう。しかし、いずれにしても先の参院選敗戦処理内閣になるはず。トップが替わらない限り誰がやっても大差がないはずだ。すでに年明け早々の解散総選挙は確実視されている。

 ところで、高尾女史によると英国の福祉はすばらしい。日本の現実をみると何と情けない事か?戦後60年にわたる自民党一党独裁政権によって、官僚主導の立法、行政に依存してきた付けが、今噴出している感じである。今後ますます高負担低福祉が続きそうである。各種健康保険制度、始まったばかりの介護保険制度、年金制度、失業保険制度どれを見ても安心してお任せできない状態である。給付は悪くなるばかりだ。

 
高尾女史の図書から英国の福祉の現状を抜粋をしてみよう。
1.病院、歯医者、お産の費用一切ただ。(生まれて死ぬまで)
2.女性60歳から、男性65歳から年金受給開始。しかも公営住宅、交通費無料。
 介護費も地区役所から支給される。(国籍にかかわらず20年間英国内で働けば 
 年金受給資格が発生する、しかも生活費として十分とか?)
3.60歳になるとクリーニング代半額。75歳になるとテレビ受信料がただになる。
 映画も半額割引を受けられる。
4.教育費は公立校であれば無料。
                     等々

 ‘01年各国の国民負担率を掲載すると
英国        50.2%(うち消費税17.5%ただし食料品にはかからない)
独          55.3
スウエーデン   74.3
米国        35.2
日本        35.5(日本は‘04年) との事。

 これだけを見ると、高負担、高福祉と見えるかもしれない。しかし、日本はすでに手遅れの状態ではないだろうか。なぜか?それは嘗て受給者が少ないときに大盤振る舞いをしてきたこと。グリーンピアその他蓄えられてしかるべき年金積立金を無駄遣いしてきたために現役世代が年金受給者を支えなければならなくなってしまったことによる。この責任は一体誰が取るのか?

 
高尾女史によれば、米国を最高のお手本としてきた政治手法に問題があったという。確かに、米国にはホームレスが多いという。私もこの5月にヨーロッパ5カ国を廻ってきたが、ホームレスというか日本でいうブルーテント生活者は見かけなかった。ただ一人見かけたところはポンペイの港だけだった。さあ、どうする日本。新閣僚諸氏は国民に愛想をつかされないよう頑張ってほしい。身体検査だ。身の下検査だ。そんなくだらないことで辞任に追い込まれないことを願う。

 兎に角、福祉大国スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェイこれらの国を参考にしてほしい。
 


ヨーロッパの国々。

2007-08-24 09:38:37 | 社会、文化
 ヨーロッパを見てみるといい。紀元前2,000年の昔から、取ったり、取られたりの歴史を持つ。勝ったり負けたりといってもいい。それが恨みつらみとして、いがみ合ったり、憎みあったりしているだろうか。

 残念ながら、日本が行ったただ一度の侵略行為が、手を変え品を変えて攻撃の対象になっている。歴史をちゃんと学ぶべきだ。世界列強の手が、中国本土へ広がりつつあった当時、むしろ日本の力を利用しようとした動きさえあったのだ。確かに、部分的には行き過ぎた軍部の行動、作戦もあったのは事実ととして、それが節目節目にエスカレートして取り上げられるのはどうかと思う。

 アウシュビッツでは、惨たらしい処刑が組織的に、大々的に行われていた。何百万人とも言われるユダヤ人が、列車で或いはトラックで運び込まれてきた。殺人を効率的に機械化するために、ガス室を作り老若男女、乳飲み子さえも無差別に殺戮していった。

 しかし、ヨーロッパ各国はヒットラー、一人を悪者としてドイツを認めている。国境も複雑に接し、人種も入り混じり、宗教によるつながりを強めていった。ヨーロッパ人の知恵であろう。今、ユーロ圏として、その輪が広がりつつある。やはり先進国というか、文化人というか、歴史から学んだというか、生き方として近隣諸国との付き合い方においてアジアの参考にすべきところか?

絶対に言ってはいけないこと!

2007-08-23 19:04:30 | スポーツ

 勝負の世界は、勝つことにこしたことはない。しかし、負けて得することもあるのだ。負けるが勝ちということわざもある。純粋な青少年を率い、指導する立場の人間が、理由はどうあれ決して言ってはいけない言葉があるはずだ。広陵高校の中井監督はとんでもないことを口走ってしまった。

 広島広陵高校の8回裏守備において確かに、佐賀北2番バッターへのボール判定は、2-3からだけに微妙なところである。この一球があの歴史的に残る逆転、満塁ホームランを生んだのだから。しかし、審判は塁の後ろで見ているのだ。ダッグアウトにいる監督がどうこう言う筋合いのものではない。判定は神聖なものであることを生徒に指導する立場にある人間だ。試合当事者である監督は、その判定について決して口にしてはいけない言葉をはいてしまった。。判定に不服というのだ。私も帝京戦において、スクイズ判定について大いに不満のブログを書いた。結果的に審判の判定は正しかったのだと思えてきた。何しろ対戦相手は優勝校になってしまったのだから。

 決勝当日の甲子園観客席の人たちは、判官びいきではないが佐賀北に応援していた気配がある。私も嘗ての印象は、広島野球というか広陵高校の試合運びについて決して好ましい野球とは思えない点が過去の試合に幾つもあった記憶がある。それは強いチームだけに、試合巧者というか汚い試合運びみたいな点が、目に付きすぎることであった。爾来あまり応援したくないチームの一つになっている。要は、汚い野球をする最右翼にいるチームと思っている。

 しかし、今回は伝統校にふさわしい堂々たる試合運びで、優勝間違いなしと思っていた。中盤はこれで優勝間違いなしとして、テレビ観戦をやめてしまっていた。しかし、あの劇的逆転劇は、しっかり見せてもらった。あんなことは普通の人間にできる事ではない。あの副島選手は幸運の星を持って生まれてきた人に違いない。天晴れ佐賀北高校!おみごと、最大限のほめ言葉を送りたい。


おみごと佐賀北高校!

2007-08-23 10:29:52 | 教育
 誰も予測できなかった佐賀北高校の優勝、おめでとう。
何もかも記録尽くめとか。何しろ野球留学生なし、進学校で県立、専用のグランドなし、赤点を取ると野球部にいられない、県大会優勝まで誰も注目しなかったチームである。

 片や広島広陵高校、7回までのワンサイドゲーム、このまま優勝を疑った人は誰もいなかったはずだ。これまで完璧に押さえ込んでいた野村投手に何があったのだろうか。くいの残る一球だった。

 甲子園の超ラッキボーイたちは、これからどんな人生を送るのだろうか。勿論推薦枠などではなく、通常の受験によって進学するだろうが、何処の大学にいくのだろうか。早稲田が、このバッテリーと副島選手を受け入れると二年連続夏の甲子園を制した選手を集めることになる。神宮は、更に観客を集めることになるだろう。早大の黄金時代を築くか?六大学野球が面白くなりそうな気配を感じる。

帝京高校無念!

2007-08-19 14:30:36 | スポーツ
 帝京ナインご苦労さんでした。勝てた試合であったと思うが、無念にも勝ち越しをかけた12回表の攻撃。スクイズの判定はアウト、私の見たところ手が先のように見えた。

 タッチは肘より10センチ手前のように見えた。手がベースを捉えていなければ別だが、タイミングは間違いなくセーフであったように思えた。

 しかし、審判の判定は神聖なもの、これも致し方ない。

 それにしても佐賀北高校は立派であった。13回、3連打により勝ち越し点を上げた。おみごとでした。

日本の教育は大丈夫か?

2007-08-18 09:55:05 | 教育

 高校で分数の復習があるという。もしかして中学の間違いじゃないのと思った。こんなことで、日本の教育は大丈夫なのだろうか。ひところ騒がれた「ゆとり教育」。ゆとりとはなんぞやである。もしかしたら、教育に携わる教員を始めその周辺にいる人たちへのゆとりサービスであったような気がしてならない。

 一方では、大学進学率が50%を越えたとか。結構なことである。高校進学率は100%になった。問題は進学率云々ではないはずだ。教育の質の問題をしっかり捕らえなければだめだ。日本の学生の知識水準(能力)は、世界のレベルには遠く及ばない。中国、韓国、台湾、インドより劣っているとか。インド式計算などの本が売れに売れている。こんなこと中学受験塾ではとっくの昔に教えていた。

 将来を担う若者を育てる教育は、果たしてこのままでいいのだろうか。安倍総理は愛国心とかなんとかいって教育基本法を改正した。法律の問題ではなく、文部省を始め日教組それから各地の教育委員会等へメスを入れていかなければ、日本の教育レベルの改善は果たせないと思う。果たして何処まで改革しようと思っているのだろうか。

 今、公立学校は崩壊寸前のようだ。何しろ教育者といえるような先生がいない。オールサラリーマン化し、悪がきなどをまともに指導教育などおかしくて仕方がないといった風情である。生徒側に求める前に、教育する側が改めなければだめだ。資格更新制度とかなんとかの話ではない。指導者の誠意と熱意をつよく求めたいと思う。

 公立学校の教員は、勿論公務員。報酬も退職金も年金も民間レベルをはるかに超えてしまった。われわれ世代では、教員にでもなるか!の世界であったが、どうしてどうして結構狭き門になっているという。そのわりに質の低下が?そうかも知れない。何しろ分数を高校でやっているのだから。


生きる勇気と死ぬ勇気。出る勇気と辞める勇気。

2007-08-16 10:10:37 | 注目の話題

 朝青龍関も出てきて記者会見をする勇気を選ぶか自宅マンションにお籠りを通し、引退の道を選ぶのかそろそろ決断しなければならない時期に来ていると思っている。最近のメディアは、視聴率中心の番組作りに余念がない。注目される話題について、各テレビ局、新聞、週刊誌記者が群れ騒ぐ傾向にある。問題が解決するまで追いかけ続けるであろう事は想像できる。どうする横綱である。

 なぜ、出てこれないのだろうか。なぜ、謝罪会見ができないのだろうか。なぜ釈明をしないのだろうか。なぜ不満をぶちまけないのだろうか。一体相撲界に残りたいのかそれとも引退をしてモンゴルへ帰りたいのだろうか。

 週刊誌情報によると横綱はモンゴルでいろんな事業を手がけ、すでに立派な事業家であるという。なぜそのようなことができたのかじっくり考えてほしい。

 モンゴル通貨モンゴル・トゥグリフと円換算は分からないが、横綱が日本の相撲界に君臨し、優勝回数を重ね稼ぎまくったお金がものをいったことを考えてほしい。韓国と日本の経済比較は1:10くらい中国とは1:100くらいはあったかもしれない、モンゴルとはどうかしらない。しかし、日本円をジャブジャブ送金し、モンゴルでは超資産家、超有名人になっているはずだ。

 これまでこれたのは本人の努力もさることながら、協会、親方、ファンあってのものなのだ。感謝の気持ちが少しでもあるならば、ぼろぼろの姿でも何でも良い、出てきてご自分の心境、今後の身の振り方くらいは発表するのが相撲界最高位にある横綱の使命ではないだろうか。時間は問題を解決してくれない。こじらせるだけである。


殺して忘れる社会。

2007-08-14 15:21:40 | 注目の話題

 この種の騒ぎが大きくなればなるほど、いろんな人種がわれこそはと名乗りを上げてくるものだ。先日は大阪寿司を持参した地元選出の島村議員が登場、今日は松浪議員が登場、何か筋の通らない話をされていた。

 この種の問題に関して、政治家が出演するのはどうかと思う。ただでもモンゴルとの国家間の問題になる恐れも出てきているときに、政治家が出てきてあれこれ発言することはやめるべきではないだろうか。国会休会中とはいえ自粛してほしいものである。

 今回の問題は、朝青龍のお母さんの発言どおりであると思う。しっかりしたことをいっておられた。
相撲の世界は厳格な伝統としきたりを持っている。その中で、規律違反をしたのであれば、処分を素直に受けるべきである。」我が息子が間違っていたことを認めたような発言であった。お父さんは、身勝手なことを言っていたが、やはり母親の子供を思う力は強い。

 いずれにしても、問題を起こしたのは横綱本人なのだ。身も心も千々に乱れて苦痛であるだろうけれども、ここはメディアの前ではっきり謝罪したほうが良い。時間をかければかけるほどメディアは追いかけ続けるであろう。これがこの世界の現実なのだ。


ヒロシマ ナガサキ

2007-08-11 11:48:53 | 注目の話題

 広島に引き続き長崎でも去る9日原爆犠牲者慰霊平和記念式典が行われた。被爆から62年、これからも8月には、この悲惨な事実を語り継ぎ、犠牲者の御霊安かれと祈り続けられることと思う。

 この4月、市長選のさなかに凶弾に倒れた伊藤一長前市長の核兵器廃絶に向けた遺志を引継ぎ、若い田上市長が立派な平和宣言を表明した。地元選出の国会議員であり、防衛相であったあの方の「しょうがない」発言にも、しっかり釘を刺していたように思う。

 「ヒロシマ ナガサキ」の関連取材において、原爆症に悩む姉妹の話があった。姉が飛び込み自殺をしてしまったとき、人間には「生きる勇気」と「死ぬ勇気」があると述べられていた。生死を乗り越えてきた人にしか言えない重い言葉であると感銘した。

 日本も米国のお陰とはいえ、平和と経済発展を遂げてきた。やや平和ボケの感はあるが、何がどうあろうとも世界平和と核廃絶に向けた運動は続けなければならない。

 8月15日、また終戦記念日が近づいてきた。戦争犠牲者となった多くの戦没者に御霊安らかにあれと祈願いたしたい。        合掌


テレビは凶器だ!

2007-08-08 19:38:25 | 政治、経済

 テレアサ系列日曜番組サンデーモーニングをこの十数年楽しみにし、これを見続けてきた。しかし、この一、二年メイン司会者である田原総一郎氏の番組進行、発言、ゲストとのやり取り等何から何まで鼻についてきてしまった。それこそテレビという武器を後ろ盾にして、時には強く、時には声を荒げ、時には権力に媚、相手によって対応が強くも弱くもなる氏の司会進行の有り方について、どうにも不快感を覚えるようになってしまった。

 そろそろ氏の降板の時期にきていると思われるが、そうとも言い切れない。なにしろ政治番組において発言力のある著名なコメンテイターであり、司会者という地位を磐石にしてきているからである。

 よく見ていて御覧なさい。これまでの番組進行を見ている限り、彼自身が生き延びるため、テレビという凶器を持って葬られた人、褒め上げられたが世の制裁を受けてしまった人たち、屍累々である。
 
 たとえてみれば、オーム教の上裕氏同じ早稲田出身ということで褒めちぎっていた時期がある。最近ではホリエモンである。特別ゲストとして何回出演していたことか。

 それやこれや見てきたが、やっぱり彼のやり口についてどうしても同意できないことばかりが鼻についてきてしまった。そんな時、愛川氏がテレビは凶器であるの発言を聞いて、これだと思った。放送倫理その他電波法の縛りではなんともしえないものがあるだろうし、公共性のある電波の扱い、放送のあり方、司会進行の立場等についてもうすこし慎重になってもらいたいものと思う。

 今回の参院選においても、タレント性の強い候補者がやはり強かった。テレビに出演する回数の多い人ほど当選してきているのも事実。中々難しい時代になってきてしまった。


納得できない朝青龍の病状。

2007-08-07 18:14:21 | スポーツ

 何から何まで、納得できない。この一、二年の横綱の成績、行動その他もろもろを見ていると何か彼個人の力の及ばないところで何かが動いているような錯覚を覚えてしまう。それが、何なのか分からない。

 今回のモンゴルでのサッカー試合出場問題、これだってどうして夏巡業を放り出して行ってしまったのか、誰か説明してほしい。何があったのだろうか。中には、政府筋の(何処の政府か?)要請を受けたとかいっているけれども、これも不確かな情報だ。

 面会した二人の医者 が、最良の環境における治療が望ましいという。私に言わせれば、あまりにも早い病状の現れは、納得できないのだ。一日二日で鬱が発症するという前例があるだろうか。死刑の宣告を受けたわけではないのである。金銭的にも何不測ないはずである。ゆっくり静養すれば良いではないか。何しろそれだけのことを起こしてしまったのだから。

 もし、うつ病が本当であるならば、自分で起こしてしまった今回の事件を反省しても悔やまれて仕方がないということではないか。大いに反省してもらいたい。モンゴルに帰れば直るのであれば、帰ればいい。しかし、その場合は相撲協会から離れ、治療に専念すればいいと思う。まだ若いのだから。

 それにしても、高砂親方は弟子の育て方を間違ってしまった。やりたい放題、好き勝手に放置したつけが、今になって降りかかってきてしまった。親方の責任も大きいのではないだろうか。