晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

虚像の中で生きた。

2007-03-28 20:04:36 | 日記

 酒もタバコもやられないお人が、肺気腫による呼吸不全で亡くなられるとは。
それにしても神経をすり減らしながらの芸能生活が長いだけに、何処となく少しづつ命をすり減らしながらの生活だったのかもしれない。お疲れ様でございました。これからはゆっくり天国でスーダラ節でもお披露目ください。

 植木さんが、生前インタビューの中で「私は虚像の中で生きてきたのかもしれない」とコメントされておりました。今となってはこれがどういう意味なのか、どうしてそう感じられたのか伺うすべもありませんが、人間所詮は浮き草稼業、虚像であれ、実像であれ、今の姿がご本人の実力であることに違いないと思う。

 よくサラリーマンの悲喜劇を演じてこられました。無責任という言葉もはやらせました。しかし、あの当時日本人は少し真面目過ぎていたのかもしれません。そんな世情をもう少しゆとりを持つようにといってくれたのかもしれません。よき時代でした。

 われわれ世代も後10年で同じ年代になります。これからどんな生き方ができるのか。どんな楽しみがあるのか。どんな日本になっているのか。期待を持ちながら明日を頑張りたいと思う。

               合掌


家族の絆と人権。

2007-03-23 22:34:21 | 日記

 受付にて、ご夫妻にあてたコメント用紙をいただいた。私は、率直な感想として次のように書かせていただいた。

 横田ご夫妻の本当の春はもうそこまで来ております
健康にご留意されて頑張っていただき、めぐみさんとの再会を果たされることをお祈りいたします

 
この程度のコメントしかできなかった。最愛の娘さんが、ある日突然姿を消して20数年、拉致されたとわかっての10年、まだ娘さんは帰ってこない。よくぞここまで健康を維持しながら頑張ってこられたものと感銘しきりでありました。

 国家の治安、国民の安全、安心、人権の確保すべては国が国民に対して補償すべき事項であります。これができない国であれば税金を納める義務も果たしたくありません。お話では、新潟県警は延べ3万人にも上る人員を導入し、国内事件として捜査をしてくれたそうであります。よくぞやってくれたと関心いたしました。そこまでの捜査があったればこそ、何か不可思議な力が加わったことが理解できたのかもしれません。

 今回の6者協議も不調に終わりました。今日のA紙夕刊によれば、北朝鮮産あさりが中国産として日本に入ってきているとか。日本国民一人一人が本気になって北に対抗していかない限り、拉致問題も核問題も解決できないと思います。漁業関係者もこの辺の事情をご理解いただいて協力願いたいと思います。安倍政権の方針であります拉致問題が解決しない限り、国交正常化交渉はないとの公約を必ず守ってほしいとつくづく考えさせられた一日でした。

 


子を持つ親御さんへ。

2007-03-21 11:17:17 | 暮らし

 すでに56名もの命を奪ったインフルエンザ治療薬タミフル、厚労省はなぜ放置しているのだろうか。やっと開いた厚労省の緊急会議なんと深夜の会議だったとか。

 以前から何かが影響しているような気がしていたが、それが何なのか推理してみた。一つには、米国への遠慮かとも思えた。この薬は、米国製薬会社の特許がらみのような気がしてならない。もう一つは、今日の朝刊にも小さく出ていたが厚労省からの天下りである。それも直接許認可問題を担当していた課長の天下りがあったというのだ。

 高級官僚のやることなすこと、国民のためなどと考えていない。すべては、自分たちの利益のため、省庁の利益のためが主体の考え方なのだ。そのためには税金を湯水のごとく使い、お手盛り賃金をもらい、最後には天下っていく。

 命も財産も個々人が守るしか方法はない。最近なぜか官庁もだめなら民間会社もおかしい。これを正す政治家もいない。談合、賄賂、強度偽装、利益偽装、保険の不払い問題、ヤラセ問題あげたらきりがない。まるで後進国並みのレベルの低さである。

 これから、インフルエンザの流行となるとか。世の親御さんへ、できるならタミフル服用を避けよう。どうしても服用せざるを得ない病状であるなら、付きっ切りで看病してやろう。薬の注意書きには、幻覚症状が出るとはっきり書いてあるのだから。インフルに罹患して48時間以内に服用などといっているが、このデーターだって信用できないではないか。その段階でインフルかどうか診察できる医者がいるのだろうか。触診その他の旧来の診断法ではなく、データーによる診断になれきっている現代医学を身に着けた医者が多いのだ。

 健康管理は常日頃から心がけ、自然治癒力を高めておきたいものである。


魔の四国の一日。3.13

2007-03-14 10:02:44 | 暮らし

 あっぱれ若き今里機長殿。機長の冷静な判断と言動によって、乗客および乗務員全員の命が救われた。お見事でした。
 燃料を消費するための旋回飛行中、乗客の皆さんはそれこそ死ぬ思いを味わっていたことと推察いたします。それがパニックにならずに、最悪の危機脱出のための誘導をしてくれたお陰で、誰一人かすり傷も追わずに救出されたことはお見事というしかありません。
 報道によれば、ボンバルディア社の飛行機との事であるが、徹底した事故原因究明をお願いしたいものだ。

 そもそもカナダから購入せざるを得ない状況は、日米協定により日本では飛行機製造が認められてないからなのです。製造技術もノウハウも何もかもそろっているのに、米社製飛行機を買わせるために、結ばれた協定があるからなのです。戦後始めて国産化した小型飛行機YS11機は今どうしているだろうか。ホンダは日米協定の関係からか小型ジェット機を米国で製造するとの事。アメリカに向かってそろそろ対等の地位を獲得できないのだろうか。政治家の皆さん、自分の懐勘定だけでなくお国のために少しは働いてもらえないだろうか。

 一方宇和島では、湾内に迷い込んだクジラを外海へ誘導しようとした漁業関係者が、お亡くなりになってしまった。善行があだとなってしまったわけであるが、ご冥福を祈らざるを得ない。自然保護団体或いは市その他関係団体から、最高の表彰をしてもらいたいものだ。そうでもしてやらなければ、ご本人は浮かばれないであろう。
 専門家等の指導をいただきながら取った処置と聞くが、自然の力というか静かな巨大動物といえども侮ることはできないはずだ。どこかに無理はなかったか検証すべきであろう。

 


やったぞユニクロ。

2007-03-05 10:28:15 | 政治、経済

 

従来、ユニクロといえば安物と結び付けていたが、どうしてどうして最近では品質の高いものを安く供給する会社へとイメージチェンジを図っているようだ。社員もパート、契約社員を主体としていたのでは、限界が見えてきたのかもしれないし、それよりも時代を先取りするという社長のひらめきがあったのかもしれない。実際は企業は人なりといい、優秀な社員を幅広く求めたいための施策のようである。

 何しろフリーター200万人、収入基盤が不安定な若者500万人とも言われている。収入が安定しない限り、結婚も子育ても年金支払いもできないだろう。何時からか壊れかけている労働環境に一石を投じた快挙である。

 一方、ゴーンさん率いるフランスルノーでは、開発にかかわる人たちの中から自殺者が出ているとか。販売台数を伸ばすために社員に無言のプレッシャーが働いていたのか。常に理想に近いコミットメントを提示し、それを達成するために突進せざるを得ないシステムがこれから評価されることになるのかもしれない。

 両経営者の今後を見させてもらおうと思える今日の出来事でした。

 


街角!

2007-03-01 11:43:36 | 暮らし

 久しぶりに浅草の町を歩いてきた。
円安の関係か相変わらず外国からの訪問者が溢れんばかりに浅草寺を観光していた。西洋からのお客さんより東南アジア系がやや多いように感じた。

 浅草寺は東京を代表する名所なのだろう。町自体もガイドマップ(英文)を配布するなど努力の積み重ねがものをいっているように思う。

 今日は浅草寺五重塔を掲載することにした。