晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

WBCフライ級世界戦!

2009-11-30 15:34:23 | スポーツ

 先日の世界戦、審判団は3:0の判定で亀田選手の勝ちを宣言した。果たして3:0ほどの差がある試合だっただろうか。まるで内藤チャンピオンが挑戦者のごとく最初から飛ばしすぎた観がる。きおい立った内藤選手の顔面へ狙い済ました亀田選手のストレートがよく当たっていたことも事実である。いわゆるカウンターパンチである。

 有効打をどう捕らえるかも見解が分かれるところであるが最初から最後まで内藤選手の手数は多かった。よく当たってもいた。私はプロでもなければボクシングの経験も無い。しかし、これまでの判定を見ている限り、積極性も採点に加えられたこともあれば、手数の多さを評価されたことだってあるではないか。そんな観点から総合するとドローの判定があってもよかったはずである。勿論内藤選手の防衛である

 テレビ放送はあの悪名高きTBSであった。昼間もゴルフ放送中に観客の列へカートが突っ込んだ事故まで起こしている。内藤選手もTBSには散々おもちゃにされてきている。それや是也を総合するとスポンサーサイドの陰の力が働いたようにも感じさせる判定だった。

 内藤選手も立派であった。不服そうな顔もせずに自分の力が無かったと素直に反省している。どこかの誰かがこんな評価をしてくれているかと新聞を見たが誰も書いていないので私が書いた次第である。

 内藤選手の再挑戦を望みたい。徹底的なアウトボクシングをやればどうなるか。実は今回それをやるべきだった。残念な試合を落としてしまった。悔やまれる試合であった。


定年退職後の注意点。

2009-11-17 09:59:24 | 暮らし
 今回は胃がんだという。なぜ?どうしてと思わざるを得ない。聞けば、退職後糖尿病と肝臓には注意を払っていたようだが、肝心の胃については検診を受けていなかったというではないか。軽い糖尿を患い毎月かかりつけの医者(少し歳を召した)にみてもらっていたようだが、血液検査の数値にこだわりがあったような気がしてならない。聞けばいたって健康といっていたのだ。

 それが先月、何らかの症状があってか、かかりつけの医者の紹介で胃カメラを飲んだところ、十二指腸までカメラが下りていかないという。胃の2/3くらいを腫瘍が増殖していたらしき説明だった。即、大学病院で検査を受けたが、レベル4との話しであった。その後CTやらMRIやらで全身を検査したようだが、とりあえず食事ができるような手術をすることになったという。がん治療は体力が回復してから放射線等の治療に入るとのことであった。

 それもこれも、退職後のがん検診を怠ったことが、ここまで悪化させてしまった原因らしい。何も胃カメラを毎年呑む必要は無いと思うが、せめてバリュウムくらいは飲んでおくことが重要ではないか。がんとしては一番見つけやすい胃がんで命を落とすようなことだけはどうしても避けたいと思っている

 成人病検診は毎年必ず受けよう。そして一つ二つは特別検診を受けていたほうがいいようだ。私の場合は、PSA検査とエコーによるチェックをお願いしている。今年は胃カメラも飲んだが、酒飲みにしては以外にきれいな胃だとほめられてしまった。ひとまずは安心か?

居あい抜きの極意

2009-11-13 12:47:40 | 暮らし

 仲間に、居あい抜きの達人がいる。ある時こんな話しをしていた。これは、どこかに書きとどめておこうとマイプログに掲載することにした。

 抜くな抜かせるな! 

 切るな切られるな!  

 少し古い話しだが、武家社会においては、これぞ極意といわれていたことと感心したしだいである。  

 最近新手の振り込め詐欺が横行しているという。居あい抜き流に言えば

聞くな 話すな 教えるな とでも言いたい。

口座番号、カード番号絶対にもらしては駄目だぞー


蓮池薫さんの「半島へふたたび」を読んだ。

2009-11-13 09:49:13 | 日記
 拉致が無かったらどんな人生を送ることになっていただろうか?当時中央大学へ進学できたことは、それなりの才能を持っていた方に違いない。ある日突然彼女(現奥さん)と誘拐され北へ連れられてしまった。以後24年の間、北による洗脳教育をされ、日本語の翻訳を仕事としていたと記されていた。現地で結婚されお子さんにも恵まれたが拉致につぎ親子離れ離れの苦悩の生活にも陥れられていた。帰国当時のあのやせ方は、尋常の食生活ではなかったことがしのばれていた。

 今は柏崎国際大学で韓国語講師としてまた韓国語の翻訳家として地位を築き上げられている。お見事というか天晴れというか賞賛の言葉が浮かんでこない。  

 本の中で韓国作家孔枝泳(コジヨン)女史の死刑囚とのノンフィクション作「私たちの幸せな時間」の中の一説が紹介されていた。   

 人間として一番大きい罪は?そして一番大きな罰は?との問いかけがあった。勿論一番大きな罪は人の命を奪うこと、人の自由を奪うこととあった。

 全く連日の事件をみるたびに、ややもするとあまりにも軽視されてしまった大事な倫理観、社会通念が消えうせてしまったような気がしてならない。そもそも韓国ではクリスチャンが多いと聞く。彼女は立派な死刑廃止論者でもある。  

 まずは、一読を!

市橋容疑者やっと逮捕!

2009-11-11 08:43:47 | 注目の話題

 昨日の一連の報道を見ていて、961日という長い日数はかかったがひとまず犯容疑者が逮捕されたことは喜ばしい限りである。今朝の報道では、市橋容疑者の両親の姿にアミがかかっていてはっきりしなかったが、夕べのあるテレビから流れた父親の顔かたちは市橋容疑者と瓜二つであった。

 もっと早くテレビに姿を出してくれていれば、早期逮捕につながったはずだと悔やまれる一瞬であった。個人の尊重、肖像権の問題、プライバシーがどうのこうのといわれるが、親であれ、子であれ、親戚であれ犯罪者をかばうことはできない。むしろ率先して協力することが罪を軽くしてやる手段にもなることを学ばなければならない。

 聞けば父親は外科部長まで勤めた医者であるという。母親も開業歯科医であるといわれるが、子を思う気持ちは十分に理解できるが、立派に成人しているとはいえ子の犯した罪は共に背負っていくしかない。

 生きるために土木作業をしていたといわれるが、メモをとって確り仕事をこなしていたという上司の発言に対して、それを聞いた母親は私の子に間違いないと誇らしげに言っておられた。勉強の進め方はよしとしても何よりも大切な人の命、命の尊厳を教えてこなかったのか?病める家庭教育、難しい親子関係を垣間見た事件である。


死刑廃止論は時期尚早!

2009-11-10 13:19:19 | 注目の話題

 連日の事件に辟易している。ついこの間までテレビジャックをしていた酒井法子の問題などその影も薄くなるような凶悪な事件が連続して起きている。埼玉の詐欺事件、鳥取の同様な事件、最も痛ましいのは島根の女子大生殺害事件である。犯人は女性を含む複数人のような気もするが、あまりにも惨い殺人事件である。

 なぜ、こんな事件が起きているのだろうか。警察の捜査能力の低下?刑法の軽さ?倫理教育の欠落?こんな世の中になってしまったのは何が影響しているのだろうか?世も末のような感である。

 日本の刑法が軽いために海外から窃盗グループやら強盗たちが日本に入ってきているという話である。中国では簡単に死刑を言い渡されたり、しかもその刑の執行も早いと聞く。目には目を歯には歯を!日本では近代化の課程で仇討ちの考えはなくなってしまった。戦後のマッカーサー教育においてもあだ討ち的な芝居、映画等は全面的に禁止されてしまった。

 被害者家族にとってはまさに敵を討ちたいはずである。法治国家である以上個人では果たせないが、その代役として検察、警察があるはずである。それが頼りない。

 国と国の間では、報復手段は残されているではないか。先制攻撃に対して報復攻撃、専守防衛など何の力も無いはずである。

 この二三日大きな話題となっている英国人英会話教師殺人事件も含め上記3事件の早期逮捕、早期裁判、早期決着を全力でやってもらいたい。さもなくば、また類似の悪質な事件を誘発しそうな世の中である。

 警察に依存しているだけではなく市民の協力も必要である。もはや無関心でいられない。人を見たら泥棒と思え位の観察眼が必要ではないか?


人の生き方?

2009-11-04 17:19:10 | 暮らし

 小さな社会の中の出来事を見つめてきた。小さいとはいえ一部上場まで果たしたオーナー会社での出来事である。今、リストラだとか、派遣斬りだとか、減給、賞与カットとか、派遣村問題だとかいう以前の日本企業における一般的に見受けられた事象である。

 オーナー社長も70前にして命を落としてしまった。C型肝炎からの肝臓がんによる死であった。勿論3号までお持ちのようであった。爾来、50歳代後半で命を落としていく社員或いはOB社員の死に方をみていると、ある一定の法則が見えてくるのである。それは交際費の使い方であった。昭和の良き時代の出来事ではあるが、年間2千万円以上の交際費を使う人は、命を失うという社内の決まりごとがあった。確かに、一人や二人ではなく次から次へと若くして死んでいった。

 勿論この人たちはゴルフもうまかった。年間250ラウンドもこなせばうまくならないほうが不思議なくらいである。ゴルフの後はお酒である。よく遊び、よく飲んだ人たちだった。皆さんシングルプレイヤーであった。

 これも生き方の問題。太く短くなのである。見事に若くして死んでいった。こんなことが本当にできたのだろうか。できたのである。不正経理或いは事件になりかねない法律すれすれのことで切り抜けていたはずである。これまた汚れ役を演ずる経理マンが常に横にいるのである。

 私などは細く細く永く、食事も麺類を中心とした食生活を送っている甲斐もあって、まだ大病に襲われずにすんでいる。

 生き方としてどちらがいいのか?どちらを選択するのかそれぞれの判断である。

 それにしても事件が多すぎる。何とかならんものなのか。どこのどなたにお願いしたらいいのやら。