昨日のテレビ朝日のTVタックルを見て、これがトップ政治家、トップ評論家、トップエコノミストの出席する番組なのか、憤りさえ覚えた。 番組前半は、派遣法或いは内定取り消し問題等政治、経済界の問題について激論を戦わせていたようであるが、あのオチャラケ風刺劇が全くもっていただけなかった。 何だこれは、今までの真剣な意見とはまるで違った雰囲気である。年末をどう過ごしたらいいか、路頭に迷っている多くの解雇された労働者の前で、こんな悠長な芝居をやっていていいのか?それも政治家たちが演じているのである。先ほどまでの意見は、ただのゼスチヤーだったのか。
しかも、メイン司会者は世界的監督であるビートたけしさんである。この一年テレビ朝日系の番組は、マンネリ色が強く、面白くなくなってしまった。日曜10時に始まるサンデープロジェクトにしても全く見たくなくなってしまっている。むしろそのあとのスクランブルのほうが魅力的番組になってしまっている。もっといえばCATVの愛川欽也のパックインジャーナルのほうが今起きている問題を深く掘り下げた番組になってしまっている。
いずれにしても、マスコミももっと真剣に番組作りに取り組んでもらいたいものである。国民は常日頃の怒りを何処へぶつければいいのか。何処に訴えたらいいのか。日本の再生に向けて、みんなが力を合わせて取り組まなければならないときであろう。
この一年、わがブログに訪れていただいたすべての方へ感謝いたします。
そして、どうぞ良いお年をお迎えください。