日本の安全保障を考えるとき、日米関係は重要であり、今のところ米国頼みであることに違いない。しかし、戦後復興期の援助を受けたことも事実であるが、復興を果たした後の米国への加重な軍事援助をしてきたことも事実である。 冷戦状態が崩壊した後しばらくは一国支配をしてきた米国であるが、ベトナムでの敗退後、アフガン、イラクと立て続けに戦争を仕掛けてきたが、その解決の糸口さえ見出せないままである。
その間に中国の台頭があった。台湾問題にしろ、万が一日本に向けられる威嚇行為(あえて何処からとは言わないが)があったとしても米国は日本を守るどころか見放すであろう事は疑いのない事実のようだ。
目覚めよ!日本人。自分の国は自分たちで守るという基本を忘れてはならない。さきの敗戦により、骨抜きにされてしまった日本人の魂を今こそ呼び覚まさせなければならない。何処の誰が日本を守ってくれただろうか。何処の誰が拉致問題を応援してくれただろうか。確かに、冷戦時代にはソビエトからの侵略の恐れはあったかもしれない。それを防ぐための防波堤になってくれたことも事実であろう。今は、そのような状況にない。
米下院で従軍慰安婦問題を可決したという。戦後60年も経過した今、米国は何を血迷っているのだろうか。韓国も友好国であろうが、日本は国連に対しても過大な金銭的支援をしてきたではないか。常任理事国入りも不賛成、従軍慰安婦についても謝れという、こんな勝手な国米国の言うことばかりは聞いていられない。
米国大使の面会を断った意図はおそらくは別のところにあるのかもしれないが、最近の一連の日米関係のいきさつからみて、グッドタイミングの対応であったような気がする。
頑張れ民主党、頑張れ小沢代表である。