晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

従軍慰安婦問題。

2007-02-25 16:24:47 | 政治、経済

 久間防衛大臣の発言を待つまでもなく、このところ日米関係がギクシャクしている感じである。戦後、日米安全保障の関係から、すべてをおんぶに抱っこの状態が続いていたが、そろそろ自国の国土、国民、国益は自国で守る体制を整えない限り、内政干渉に近い論理を押し付けられてしまう結果になりかねない。軍事力を持つこと自体悪いことではない。ましてや国連が、十分に機能しているとは思えない現状から、経済大国に見合う軍事力を持つことは当たり前のことであろう。やすやすと侵略を受けたり、攻撃を受けないためにも最大限の防衛力を持つことを推奨したい。

 今回の問題にしても、アメリカ議会に国際司法裁判所を委ねた覚えはない。二国間の問題について、第三者であるアメリカにとやかく言われる筋合いはないはずだ。

 日本人は奥ゆかしい人種である。のどまで出掛かっていても、その言葉を飲み込んできたことを知らせてやりたい。   それは、

 あの忌まわしい一般人をも巻き込んだ沖縄戦、長崎、広島に落とした原爆。この事実は人類史上決して許される行為ではないはずだ。さらにいえば、ベトナムで使用した枯葉剤の問題も然り。ベトチャン、ドクチャンで代表される奇形児の問題に、今も悩まされているという。そろそろ、こうした力による一方的介入は、おしまいにしてほしいと思う。

 これまで、敗戦国日本人は、何一つ恨み節を言ってこなかったではないか。中国、満州においてどれほどの日本人女性が屈辱をなめていたか。それこそ狼軍団に襲われた小動物の様相であったはずだ。敵は自動小銃を向けて襲い掛かってくる、その恐怖はなんといって表現できるだろうか。近隣諸国もいい加減に醜い誹謗中傷は止めにしたらどうだろうか。

 過去は過去、世はすでに21世紀に入っているのだから。


宮崎県県会議員に物申す。

2007-02-23 17:55:41 | 日記

 ありがたい話で、新知事誕生から連日の報道、まさに日本の中心的存在にまで格上げされた感じである。間違いなく宮崎県は再生するはず、頑張れひがしこくばる知事である。 最大派閥の自民党議員の質問において、なぜ新知事の名前をこうも間違える議員の多いことか。情けなくなる。党を代表して質問する限り、リハーサルというか質問内容について何回となくチェックされての登板であるはずである。それが何たる不始末。導入部分の肝心の知事の名前を発音できないのだ。

 相手の名前を正しく発音する事は、日本において礼儀の基本とされている。しかも、天孫降臨の宮崎においてこの体たらくはないのではないか。呼び名を間違えた議員は間違いなく落選の憂き目を見ることだろう。覚悟すべきだ。なぜか。全国的に有名となったそのまんま東氏は冗談家でも、漫談家でも、漫才師でもなく立派な知事として生まれ変わっていることを認めなければならない。

 その点、県議会議長はさすがである。知事への態度が一変している。田舎侍は所詮田舎侍である。自分は偉いと思ったときそのとき地獄への道のりをたどっていると思えばいい。

 人間あくまでも謙虚に、民主主義は選挙民のためにある。選ばれた方々は、粉骨砕身世のため、人のために働くべし。懐のために働くべからずである。


旅ー一軒宿ー温泉。

2007-02-20 11:14:15 | 日記

 添付写真をご覧ください。まるで氷の芸術。ライトアップされたまさに氷点下の森である。某旅行会社のツアーで先だって寒さを忘れて魅せられてきたばかりであります。

 まだ訪れたことのない方は、一度計画されてはいかがかと思います。日本三大名湯の一つ下呂温泉に泊まって、夜の氷点下の散策を体験してみてください。

 

 


格差社会を生きる。

2007-02-16 05:36:41 | 日記

 今も昔も格差は当然存在している。当たり前といえば当たり前であり、今も存在するというインドのカーストほどのことではない。今騒がれている格差とは何なのかを考えてみた。

 明治、大正、昭和、平成と年号は改まっても永きに渡って君臨した徳川幕府の幕閣の流れを汲む一握りの人たちが厳存していることも事実である。その遺産を食いつぶした家系、今も維持拡大している家系さまざまである。富、財産とは何なのか。所詮は高きから低き流れる水の如し、使えばなくなるものだ。

 戦後、財閥解体と農地解放により企業も個人も等しく打撃を受けてしまったが、やはり財閥系は復活を遂げている。片や農業人は、大地主は何処えやら、知恵ある小作人(昔の話)たちの天下のような様相に見えてしまう。

 格差はあっていいと思うし、仕方のないものと思う。しかし、今の格差の発生原因が、納得できないのだ。

 まず第一に、派遣社員制度である。派遣会社は、早く言えば最も原始的なピンはね会社である。派遣会社の社員の資格はどうなっているのか?社会保険は(失業保険、厚生年金の三点セット)どうなっているのか。

 第二にパート労働の拡散である。今国会でも問題にしようとしているが、今の若者たちは、気の毒に思う。ニートだフリーターだと悪い面だけ取り上げられているけれども、労働環境の見直しをしていかない限り、年金制度も少子化問題もひいては高齢者社会の安全安心も危ぶまれてくるのではないかと思う。

 労使の対決、最近は全く姿を消してしまった。労使が対等の立場を確保するために組織したはずの労働組合、これがバブル崩壊後全くの御用組合と化してしまい、やたらと政治に偏りすぎているような気がしてならない。

 今は昔の話、リクルート問題も政治が絡んでいた。善法も悪法も国会で作られるもの。悪いと気がついたときには速やかに改善処置をお願いしたい。

 今朝の新聞には、NOBAに立ち入り検査がと一面に載っていた。拡大路線をとるとき必ずどこかに無理が生じている。ムリムダを省き順法精神を忘れずに!
今朝の一言追加であります。

 


いよいよ明日は、待望のバレンタインディ。

2007-02-13 12:49:05 | 日記
 日本に上陸して、日本独自の風習となって久しい。チョコメーカーの商戦に乗って年々拡大している様子。まずは、豊かさとのどかさと平和であればこその行事であります。
 
 会社人間を卒業して久しく、今では義理チョコも何もない代わりに、ホワイトディの心配もない。スーパーなどで、チョコ売り場を横目で冷ややかに見て、チョコの山を眺めながら売れ残った先を心配している。年はとりたくないものだ。


対北朝鮮外交、最後のチャンスを生かせ!

2007-02-11 19:47:28 | 政治、経済

 安倍総理への応援歌として、是非申し上げておきたい。
六者協議が始まり、したたかな北朝鮮外交に米国も中国も翻弄されっぱなしの様相が見受けられる。ここに三日の報道を見る限り、北朝鮮は相当にお金と食糧と燃料に窮している事は事実のようであります。

 
 佐々江アジア大洋州局長は、安倍総理の考えの下に連日奮闘されている様子が伺えます。国を挙げて局長のバックアップをしてあげなければと思っております。

 そこで安倍総理にどうしてもお願いをしておきたい。支持率低下、閣内、自民党内部のさまざまな問題、国会運営、これらに惑わされることなく、信念をもって北朝鮮外交を貫き通してもらいたい。拉致問題を解決しない限り、他の四カ国が何を言ってきても日本は協力できないし、また国民の了解も取り付けられない旨を明確に北へ伝えてやってほしい。今回だけは中途半端な妥協は禁物である。

 拉致問題解決の最後のチャンスとして捕らえ、粘り強く、強行姿勢で臨んでほしいと思います。拉致問題さえ解決できれば、戦後総理の中でこの難題を解決した偉大な総理として歴史に名を残すことになるはずであります。そして、ここで初めて親父を乗り越えた政治家といえるはずです。是非頑張ってもらいたいものであります。


我が家の福寿草。

2007-02-09 14:00:48 | 日記

 鉢植えの福寿草が開花しました。まだ二つしか開花しておりませんが、まずはお披露目します。

 路地ものも開花したのですが、花弁が短いので不思議に思いまわりを調べてみましたら、ナメクジが食べていたのです。以前は鉢のそこに盛大におりましたが、浮かし台を使用することでそのほとんどを退治しました。

 今度は、路地のナメクジとの戦いが始まります。ゴロタムシも厄介です。駆除のよい方法があればどなたか教えていただきたいと思います。まずは、福寿草開花のお知らせまで。


思えば遠くへきたもんだ。

2007-02-07 10:31:16 | 日記

 戦前生まれのわれわれ世代は、食うや食わずの生活の中から、やっと這い出し、戦後のどさくさから、朝鮮特需を経て高度経済成長、東京オリンピック、二度にわたるオイルショック、土地バブル、円高、超低金利などなどを経験させてもらい、やっとここに来て落ち着いて世の中を見渡せるような気持ちになれた。

 
今朝、自室に向かう階段を上りながら思わず口ずさんだ歌が、タイトルの一節だった。気持ち的には、距離を表す遠くではなく、年齢的なイメージを持って歌っていた。日本人は、敗戦のどん底をかみ締め、戦勝国米国の指導の下、民主主義を標榜し、援助を受け、どうにかここまでやってこれたのかと思う。しかしその中で失ってしまったものもたくさんある。・・・家族制度に始まり、最近では終身雇用など日本システムまでも。

 しかし、日本も本当に豊かになった。1ドル=360円時代には海外旅行など考えられなかったことが、今では年間何千万人の人が海外へ出かける時代となってきた。

 われわれ世代も健康でさえいれば、年に一二度は海外へ出かけられるようになった。考えてみるとわれわれの親たちが一番不幸な時代を生きていたように思う。すでに親孝行もできないうちに、両親とも黄泉路へ送り出してしまったが、なぜか大変申し訳なく、今となってはただ感謝の気持ちを表するしかない。

 明治は遠くなりにけり、明治、大正生まれの親たちは、対ロ、対中それに二度にわたる世界戦を戦い、本人も息子も戦地に駆り出され、家を守るご婦人方は、生めよ増やせよの国策の元に、耐乏生活を余儀なくされていた。鉄製品或いは金銀宝石類の供出に始まり、質素極まりない耐乏生活を強いられた人たちだった。やっと平和が来て安堵したときには、金融封鎖と平価切り替えに苦しめられた。母は生命保険など金輪際入らないと口癖のようにいっていたが、平成の世においても似たケースが起きているのだから不思議だ。

 今朝のテレビでは、出生率がこのまま推移すると年金支給開始年齢を67歳にしなければならないとかの試算を放送していたが、一刻も早く年金制度自体の改善改革をお願いしたいものだ。

 がむしゃらに戦後復興を担い、走り続けてきた年金受給者を苦しませることのないように、本腰を入れて制度の維持更新を希望したい。日本を支え、反映を図り、世界に貢献していける美しい国、日本を創造する意気込みを見せてほしい。特に、政治家の皆さんへ。


誰も言い出さない・・身近にある談合(協定)問題。

2007-02-05 09:29:15 | 暮らし

 昨年暮れから年が明けて今日まで、ご当地の灯油の価格はいかがですか。
私の住んでいる地域では、高値安定が続いております。18L=1,450円であります。これが不思議に、スタンドに買いに行っても、宅配ともいえる車で販売している価格も一緒であることであります。これは、協定というか談合というか、いずれかであるに違いない。

 一方、ガソリンは150円/L近くまで上昇していたが、今では122~3円/Lに落ち着いてきたようであります。灯油とガソリン、原料は同じじゃないですか。ガソリンが下がれば、灯油も下がるのが当たり前、こんな理不尽を認めている業界、団体は叩き潰すべきだ。

 今年の冬は、暖冬とも言われている。業界への天罰なんだと思う。まだ、比較的暖かいご当地においてさえ、灯油の高値は生活に結構影響している。世界規模で急進している温暖化現象、各家庭においてもCO2排出を考えていかなければならない時期に来ている。

 適正な競争、適正な価格設定、良識ある判断これらを失った企業は、淘汰される運命にある。事故を見過ごし、賞味期限をごまかし、安全に対する社内規定を緩めてきた企業が、今試練に立たされている。当然のことである。わが身に振り返り常に反省を促したい。


待ちどうしい福寿草の開花。

2007-02-02 18:26:46 | 日記
 今日の寒気で、またしばらく開花の時期を遅らせてしまったが、我が家の福寿草が今日か明日の開花の時期を迎えている。開花時の花の趣向はなんともいえないもので、その名の通り福寿そのものであります。
 
 後の処理が面倒な花の一種でありますが、大事に育てたい花の一つであります。  開花したらカメラに収め、ご覧いただきたいと毎日それを楽しみにしているところであります。

 一方雪割草は、暖冬の影響もあってか、なぜかもう一つ元気がない様子。それでもしっかり大きな花芽を見せております。例年であれば、めったに降らない雪の中で、ひっそりと白い花を咲かせているものでした。  やっぱりどこかおかしい今年の天候であります。