晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

自然の美を損なわない技術。

2008-07-29 08:50:10 | 
 ヴィリュニスからカウナスへ向かうバスの中から、珍しい橋の建設現場を見つけてカメラを向けた。急いだのとバス中からという悪条件で、ピントが少し甘い感じだが、情景は分かってもらえると思う。

 要は自然の美を損なわないために、アーチ部分を下部に持っていったすばらしい工法だと思えるのである。色ずかいが少し気になるところであるがこれもお国柄なのか?或いは危険信号なのか?確認はできない。

 いずこの国も世界遺産登録を目指し、また観光客を呼び込もうと必死である。
特に、共産圏に組み込まれ遅れてしまった経済復興、文化財復旧工事を懸命に手がけている国々が、物価も安くサーヴィスも良い。旅先を決める参考となれば幸いである。

ダイエットについてトラバ練習。

2008-07-21 19:35:30 | 注目の話題
 現役を引退してすでに5年が経過した。50代後半から高脂血症と高血圧に悩まされ、降圧剤とコレステロールカット剤を服用していた。当時の体重69kg腹囲90cmくらいだったかと思う。

 現在、体重61kg、腹囲82cmここまで落としても降圧剤のお世話になっている始末。一度上がった血圧は中々容易には落ちてくれない。特に困ったことは、スポーツジムなどでのトレーニング時において脈拍数がすぐ130程度まで上がってしまい、次のアイテム進めないことである。以後ジム通いはやめてしまった。

 ところで、私のダイエット法であるが、兎に角食べないこと。別にカロリーを気にしているわけではないが、少しずつ残すことを覚えてから胃袋が小さくなってきた。ラーメン屋さんのラーメンはとても食べきらない。従って外食は少なくなっている。

 偉そうなことをいっているが、アルコール量だけは少しも減っていない。これが私の悩みである。

ビリタのビーチにて(エストニア、タリン)

2008-07-21 15:10:07 | 
 バルトの海は、塩分が薄いために湾内では海水が腐りやすいそうだ。日本人にはちょっと匂いが気になるところ。しかし、対岸はヘルシンキであり、船で行き来するための港には大型船が停泊していた。光線の関係であまりよく取れた写真は少ないのだが、次回に掲載してみようと思う。

 兎に角、大気が綺麗なこともあり、空の色は青く、海の色も鮮やかである。空に浮かぶ雲も綺麗なこと、気温の割には清々しい。

リーガの写真。

2008-07-18 15:11:23 | 
 東洋人は、めったに見受けないのであろう。黒髪のといっても白髪頭であるが、目も黒い人種が珍しいのであろう。成人は別としても、子供の視線がそれを物語っている。街頭で、電車の窓から或いはお店の椅子の上から珍しそうな視線を送ってくる。大人も子供も純朴そうな風情をかもし出している。

 バルトの国々を廻っていると厄介なことが一つだけある。通貨がそれぞれ違うのである。勿論交換レートも違う。リトアニアは、リタス1Lt=50円弱。ラトビアはラッツ。1Ls=235弱。エストニアはクローンである。1EEK=10円程度である。買い物のたびに、円換算しながら比較検討する。しかし、概して物価は安い。チョコレートがおいしい。リトアニアの琥珀も安い。ラトビアの革製品も面白い。ただちょっと匂いが気になる。エストニアのクリスタルは安くて綺麗だ。お土産に最適。どの国もビールは安くておいしかった。

 つづく

バルト三国へのたび。

2008-07-11 13:57:41 | 

 天皇、皇后両陛下も訪れた杉原記念碑、記念館のある町それがリトアニアのカウナスである。麻生前外務大臣も大臣在任中に訪れている。

 本来であれば、ノーベル平和賞ものであると思うが、前に記したとおり本国の指示命令に背いた行為であるため、政府の推薦を受けら無かったのかもしれない。一度関連図書をお読みになるといいと思う。涙なくして読み進むことができない感動の連続であるはずである。

 物価が安い、チョコレートがおいしい、琥珀が安い、クリスタル製品が安い、治安が良い、空気が綺麗である、延々と広がる平坦地(丘陵とはいえない)、牧草地、菜の花畑、またリトアニア人は男も女も美しい。スタイルもいい(ただし未婚女性に限る)本当に良いことずくめなのである。おいおい写真を公開するつもりである。


 写真説明(旧領事館の門である。門には希望の門、命のヴィザと刻まれていた)

 


麗しのバルト三国を訪ねて。

2008-07-09 10:09:16 | 社会、文化

 今回のたびの最大の目的は、杉原千畝の功績をたどることであった。日本国内での評価、評判はあまり聞くことが少ないが、イスラエル政府から外国人に与えられる最高位の勲章「正義の人」をいただいている。日本のシンドラ-としてテレビ放映もされているが、見た人は少ないかもしれない。私自身も見ていないが、「6、000人のビザ」を読んで明治大正期には世界に誇れる人物が排出していたことを感じざるを得ない。

 これまで、日本政府も支援、応援ができないような感情的実体があったのではないだろうか。外務省本省の支持命令にそむいて、ビザを書き続け、退去命令を少しでも引き伸ばして、一人でも多くのヤダヤ人を救おうとした事実に対して、帰国後退任を迫られていることからもうなずけるのである。いわば、家族も自分の将来もなげうって、ただひたすら人道的見地からとった行為である。並の人にはできることではない。

 岐阜県八百津町には、記念公園が造られたとのことであるが、今度は八百津を訪ねてみたいと思っている。世界のミスター杉原、正義の人ミスター杉原、感動をありがとう。日本人として一人でも多く方々が、記念館を訪問し、その業績をたたえてやってほしいもである。

 ただ、これらの事実も、その発端はミスター杉原に救われたユダヤ人が、苦労の末に捜し求めて、たどり着いた結果からである。日本国内よりはむしろ世界の中での評価が高い、こんな人は珍しいと思う。