晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

「パチンコ天国」日本の醜態・・・クライン孝子・大計なき国家より

2014-07-30 04:56:04 | 暮らし
 韓国では2006年にパチンコが法律で禁止された。台湾でも同様という。全く知らなかった。
パチンコ産業大流行、今ではギャンブルと化し、これにより一家離散、サラ金地獄、人生破滅に追い込まれている多くの人たちがいる。韓国でできたものがなぜ?日本でできないのか。

 セウォル号事件では三流国家と見下していたが、なになに日本こそ三流国家ではないのか。

 パチンコに係わる企業の大半は在日という。しかもその大きな資金が、北朝鮮に還流してきたというから恐ろしい。なぜ、日本では放置されてきたのだろうか?昔あったような温泉宿のパチンコとは大違い。今では何万円も使ってしまう。サラリーマンも主婦もあったものではない。総パチンコ狂となっている。パチンコ屋の駐車場で子供を置き放しにして死なせてしまった事故、事件はあとを絶たない。

 パチンコがよくて大賭博場がいけないのか。こちらは富裕層が主体である。どこかの製紙会社の御曹司のように何十億円もつぎ込んでもたいしたことにはならない。主要都市に一つくらい作ってもいいのではないか。

 パチンコに話を戻せば、なぜ日本で禁止ができないのか。理由は簡単明瞭、膨大な広告料に群がるマスメディア、政治献金等々この問題は放置されたままである。

 クライン孝子女史の言われるとおり、大計なき国家、日本の末路そのものであろう。政治家の劣化、世襲政治家の横行、職業化した政治全くもういやだ!
 

三回目のゾラデックスでスタートする8月。

2014-07-29 04:06:52 | 健康
 ゾラデックス、これご存知の方は経験者或は医療関係者しかいないだろう。今増えつつあるという前立腺がんの内分泌療法で使用する注射である。結構高額な治療であるが、切らないで直すならこれしかないようだ。

 月一回の注射だが、これをだいたい一年間続けなければならない。その後放射線による完治的処置がなされる予定である。ばっさり切って短期間の治療を選択するか、悩むところであるが私は手術を避けた。なぜかといえば、麻酔が怖い、手術も怖い、その後の生活品質(QOL)の問題たとえば尿漏れの問題がある。また手術しても再発防止のために内分泌療法が使用されることもあるようだ。ならば最初から内分泌療法を受けたほうがいいと判断した。

 放射線治療にしても日進月歩、今ではMRIで患部を見ながら照射するトモセラピーを設置している病院が増えてきたようだ。それでも全国的にはまだ38病院程度と聞く。

 内分泌療法の先生は、数年は経過観察してくれるという。方や放射線治療の先生は10年くらい追いかけてくれるという。現在76歳プラス10年は結構長く感じられる。これからずっとがんとのお付き合いが続くことになる。

 現在、治療に入って三ヶ月目になるが、生活はまるで従来どおりである。変わったところでは、晩酌を止めていること、朝立ちがなくなったことくらいでやはり男、きれいな女性を見ればきれいだと感じる。生活レベルは快適そのもの、勿論頻尿はあるが、これも前立腺肥大症の治療も継続しているから悪化はしないだろう。

 これまで友人、仲間の中で前立腺がんの手術をしたした人、放射線治療をした人が何人かいるが、誰も本質的なことは言わないようだ。なぜがんが見つかったのか?なぜその治療を選んだのか?その後の生活レベルは?等々あまり語りたがらない。ということは何か不都合が起きているような気がしていた。

 私の場合、十数年前からPSA値が基準値を超えていた。かかっていた某大学病院では生検検査を進められたが、麻酔が怖いという一点で通院を止めてしまった。以後内科医で三ヶ月ごとにPSAを見てもらっていた。これが下がることはなく徐々に上昇12~3までになっていた。

 インターネットはありがたいもの、最悪生検を覚悟して頻尿の治療に入ったのが昨年の11月。この病院ではMRI装置を使った生検で痛み、苦しみは全くなかった。ただし個室入院で二泊三日お金はかかったが、ホテル同様快適だった。従来型の針生検は避けたほうがいい。結果に大差はないのだから。

お足!

2014-07-25 18:37:31 | 暮らし
 まさに、お足!昨日今日とお金がまとまって出て行く。
昨日は車検で12万円、今日は屋根工事を見積もってもらったが60万円とのこと、月内に工事をすませるとのことだからこれも支払わなければならない。こちら年金生活者、いよいよ持ってマンションへの住み替えを考えなければならない。これが終の棲家探しになるはずである。

 又、健康面では11月、12月にかけて前立腺がんの放射線治療が始まる。連続38の治療、一回4千円弱の負担になる。こちらは高額医療とかで帰ってくるはずだが、一時的に支払いは発生する。

 これが浮世の常、酒も飲みたい、うまいものも食いたい、いいものを着たい、旅行もしたい、馬鹿言ってんじゃないよ!既に余生だ。静かに、暮らすのもひとつの生き方。つれずれなるままにか?

我が家の悩み・・・女房殿のめまい治療の後遺症。

2014-07-23 05:11:28 | 健康
 三年前の3/11大地震前後から女房殿のめまい症が始まった。某大学病院耳鼻咽喉科では原因分からずトラベルミンの処方くらいしかしなかった。それから2年が経過したとき、名医といわれる大先生を紹介された。週二回の注射と薬の処方、一年間通い続けた。

 結果は、めまいは治ったが、ふらつきと歩行困難が残ってしまった。杖も必要になってしまった。これ完璧に薬による後遺症、薬害ではないだろうか。

 昨日、某大手新聞に自律神経失調症の治療を受けて、重篤な後遺症を発症、仕事も勤め先もそして母国に帰国したある外人教師の例が挙げられていたが、全くその類の症例は多くあるのではないかと実感した。

 聞くところによれば、自律神経失調症なる病名は日本にしかないという。その治療薬は桁外れに処方されているというのだ。自律神経失調症の成れの果てが躁、欝らしい。これらに使われているのが、精神安定薬、抗不安薬、抗欝薬である。

 聞けば、これらの処方箋は内科医でも出しているという。飲み始まると止められない習慣性或は依存症的なところもあり、又ひどくなれば後遺症が必ず残る。あり地獄である。ひどいときは精神錯乱まで起こすというのだ。怖い。

 良性頭位性めまいは薬では治らないというのが定説のようだ。めまい体操などもあるようだが、万人向けではないらしい。メリスロンくらいで対処していたほうが無難のようである。その先を望んで、メニエール病と同じ治療に入るとこれが抜け出せない、むしろ症状を悪化させる場合が出てくるのだ。まさにわが女房殿がその一例である。

 精神内科、メンタルクリニック、心療内科、一部耳鼻咽喉科などで処方する薬は、精神安定剤。抗欝剤、抗不安薬ばかりである。時にはビタミン剤(B12)が含まれるが、だいたい効果がある反面その裏側には副作用があることを心して服用を始めることだ。薬の害は本当に怖い、特に神経系統に作用する薬は、処方する医者だって経験はないはずだ。神経づたづたこんな状況にならないために、ご用人ご用心。インタ-ネットはありがたい。何でも教えてくれる。感謝、感謝である。

マレーシア航空機撃墜事件と日本。

2014-07-20 04:47:54 | 注目の話題
 またもや起きたマレーシア航空機の事故、状況的地域的に見て親ロシア派の仕業に違いない。
民間機をミサイルで打ち落とすとはどんな言い訳も通用しない。紛争地域における誤爆、誤射は日常茶飯事だが、今回の事件は一度に300人近い人の命を一瞬にして奪ったのだ。何があろうとも赦せない。

 なぜ紛争地域の上空を飛んだのか?などと馬鹿なことを言ってる御仁もいるが、当時も300機近くの飛行機が飛んでいたというではないか。大体高度一万メートルの高さを飛んでいたのだ、軍用機かどうかの判断は、できたはずである。

 それにしても、同機には子供80人、HIV研究者が多数乗っていたという。研究会合があったのかもしれない。亡くなられたご本人たちおよびご家族の皆さん、それから関係者の皆さんにお悔やみを申し上げたい。

 これまでのプーチン大統領の領土拡大政策、これを認めるわけにはいかない。国際舞台で非難されているが、徹底した孤立化を進めるべきだろう。その責任の一端を日本も果たすべきであろう。
 
 領土問題があるから対ロシア制裁を特別視したいとか言われているが、北方領土は帰ってこないことを覚悟すべきである。故郷を持つ人たちには酷かもしれないが、領土奪還よりもまずは自由に行き来ができる環境を作るべきだろう。墓参もしたいだろう。それを支援することのほうが先ではないか。 

 クリミア半島問題、ウクライナの内戦問題、最近では北方領土の投資も増えているという。こんな状態の中、四島は帰ってこないと考えるのが順当かもしれない。施政権の及ばないところを奪還することよりすでに施政権のある島々を守ることのほうが優先されるべきではないか。

 安倍総理に求めたい。

しっかりして欲しい不動産業者!

2014-07-19 15:00:11 | 暮らし
 どうやらマンション建設が好調なのは、東京だけのようだ。それも湾岸エリアに集中している。
先だっても一般道を使って都心のデパートに出かけたが、新しい道ができていたり、オリンピック施設が集中している地区では、道を新しく建設していたり、変わり行く姿がちらりと見えてくる。

 ところが、首都圏周辺では不動産は値下がりが続き、戸建てよりマンションのほうが高値がつけられている実態である。どうやらこれまでの開発或は街づくりが間違っていて、以前高値で購入した物件が、軒並み下落、買い替えもできない状況に追い込まれている様子が見えてくる。

 デベロッパーもそうだが、街の不動産業者もその辺の見誤りをなくさない限り、まだまだ価格下落は続くだろうし、扱い物件も増えてこないだろう。大体古くなったとはいえ、戸建ては駐車代は要らない、管理費は要らない(別に維持管理費はかかるのだが)趣味の菜園もできる、騒音の心配もないといいとこ尽くしなのだが、それが評価されないなんておかしいじゃないの。ある高級分譲地の値下がりを見ると気の毒で仕方がない。これも運、不運の分かれ目か?それでは済まされないだろう。

花をつけるまで10年の歳月が。

2014-07-18 13:43:23 | 暮らし
 今年初めて花をつけてくれた。
10年ほど前、日吉の花屋さんで購入、以後どんな花を咲かせるのか大事に育ててきた。昨年11月ごろに花芽らしきものがつきかけていたが、かれてしまいがっかり。

 この春あきらめていた花芽が又育ち始めてくれた。結果は写真のとおり見事に咲いてくれた。ところが名前が分からない。洋らんの本を調べてみたが、ポピュラーな物ばかりで調べ切れなかった。

 それでもランの花は寿命が長い、しばらくは楽しめそうである。

薬の副作用。

2014-07-17 17:09:14 | 日記
 この一年間、女房殿のめまい治療に同行してきた。耳鼻咽喉科をはじめ精神内科、心療内科、メンタルクリニックを立て続けに受診してきた。

 めまいの原因としては、老化による耳石の関係とか精神的なものとかいろいろあるようだが、結局のところ躁、うつの治療薬として使われているものと同様なものが多いように思われた。

 耳鼻咽喉科では日本で一二とも言われる大先生の治療を一年近く受けてきたが、よくなるどころか返って悪くなるような状態に陥ってしまっている。つまり薬では治らないということかもしれない。

 めまい体操を編み出し治療している先生もいらっしゃるようだが、とてもとても予約が取れる状態ではない。DVD付の本も出版されているが、それを見て簡単にできるものでもないらしい。

 躁もうつも又めまいもそれで苦しんでおられる患者たちは、全国で相当数に上るはずだ。めまいを中心とした診療科もまだまだ少数しかない。それも治療薬としては似たり寄ったり、精神安定剤、抗うつ剤、血流改善薬、ビタミン剤等々に限られてくる。時にはトラベルミンの処方も大病院で行われている。

 しかし、効能が強い薬ほど副作用も強く出てしまう結果を招きやすいようだ。時には命にかかわるような重篤な事態を招くこともあるという。それに習慣性或は依存症的な状態に陥ることもあり、神経に関する薬剤は注意が必要だろう。

 これを現代病という一くくりで片付けることはできない。めまい或はふらつき、こんな苦しいことはないようだ。安全な薬の開発、安心できる治療法が急がれる時代になった。決して派手さはないが、こんなに喜ばれる治療はないのではと思う昨今である。いい先生がいれば紹介してほしい。

「大計なき国家、日本の末路」  クライン孝子著を読んで。

2014-07-14 14:46:31 | 政治、経済
 表記の本を読み始めた。
孝子女史おっしゃるとおり、日本の戦後政治はアメリカべったり、アメリカの言うことを聞いていればすべてよしとする甘ったれで過ごしてきたようだ。

 戦後処理において、文化も伝統も自らの国を守る軍隊を持つことも又戦う意思も考えも捨て去ってしまったようだ。

 まだ、数ページしか読んでいないけれども同じ敗戦国ドイツとはまるで違った国家観を作り上げてきた。今となっては致し方ない。用はこれからの国づくり、国家観作りが重要だろう。

 安倍第二次内閣において、次々と手が打たれてきた。方向としては間違いないはずだが、近隣には訳のわからぬ無謀な国がある。法律の上に党がある。裁判所の判定も政治に引きずられる。盗んだものも返さない。ありもしないでっち上げ歴史を吹聴する。けんか(戦争)は仕掛ける。理由なく他国の島を占拠する。これらのことを平然と国家の意思でやらかす国がある。

 被害者妄想というのか、70年も前のいやもっと数百年前のことまで持ち出してはうらみつらみを言い立てる。全くやりきれない。

 日本政府も人が良すぎる。文句をつけられれば金を出していた。その金で復興したにもかかわらず、感謝もしない。驚いたことに世界第二位の経済大国に未だ持ってODAとかいって金を出しているという。全くこのくそ暑い中、やりきれないやら情けないやら。

メンタルクリニックに同行。

2014-07-09 18:20:15 | 暮らし
 今日は女房殿のお付で、メンタルクリニックを受診、患者の動向を見ていると約1/3は男性だった。

 ストレス過多、人生或は将来への不安、職場での軋轢、子供のこと、或はもう少し踏み込んでセックスのことなど今ではメンタルクリニックおお流行である。

 普通の人には、なんでもないことだが、本人は大真面目、不安で仕方が無い。病名は自律神経失調症くらいか?

 精神安定剤もいろいろ、ただし薬に頼りすぎるのは良くないのではと素人考えをした。最終的には、薬では完治しないはずだ。

 まずは自分は病気ではない、治療など必要ないという強い意思が働きさえすれば徐々にではあるが快方へ向かえるのではと感じた次第。 

 しかし、本人は大変つらい思いをしている。それがこの病気のわからないところかもしれない。

 躁も鬱もこの延長線にあるようだ。心してのんきに暮らしたいものである。

近藤誠先生の「がんもどき」は、本当らしい。

2014-07-08 04:44:44 | 暮らし
 がんになってもおりないがん保険については前回悔しい思いを書いた。全く日本の生保のセールスウーマンを使った勧誘も問題だと思うが、通販型保険は趣旨説明が不足するのも問題であろう。

 ところで私は近藤先生の本は大概読ませていただいた。切らずに治せ!がんもどきがん、転移の無いがんはがんもどき等々近藤理論は信じていいように思っている。
 
 私も前立腺がんが見つかり、幸い転移もなし、初期のがんであることもあり内分泌療法と放射線治療の併用を選択した。それには小さいときのトラウマがあり,麻酔と体にメスを入れるときのあの音が今でも脳裏を掠めている。今は電気メスでやるのだろうが,できるならば体にメスを入れることは避けたいと願っている。

 放射線治療これも日進月歩、トモセラピーという最新治療法がある。まだ全国にも20数軒しか設置病院は無いけれどもこれはMRIの画像を見ながらがん細胞へ直接照射することができるために周囲の細胞を傷つけることなく照射が可能であるという。まだ治療は始まってないけれども年末に掛けて38回の照射をする予定となっている。

 私のかかる予定の病院では今のところ前立腺がんだけの治療を行っているが、肺がん、乳がん、食道がん、それに脳腫瘍等には効果絶大であるといわれている。がんは切らずに治すのが一番だ。

 昨日某病院で聞いた話だが、脊髄狭窄症の手術を二回も受けたのだが、腰は曲がっており、さらに痛みもとれなくて痛み止めの薬をもらいにきたという患者さんにあった。何のための手術だったのか?執刀した先生はアメリカに留学しているという。

 話は替って、今の医療と調剤薬の不思議な関係を記した本を読んだ。今、うつの患者は数十万人いるそうである。病院にいけば必ず薬を処方されるが、これが効いたという話はあまり聞かない。製薬メーカーの営業マンばかりでなく社を上げてプロモーションを展開しているという。

 世界一抗うつ剤を飲んでいるアイスランドでは,一向にうつ患者が減らないというのだ。これを「アイスランドの矛盾」というそうだが、SSRⅠ、SNRⅠ(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)の効果を疑う医療者もいるというお話である。

 私の妻もこの二三年めまい症で苦しんでいるが、投薬を飲めば飲むほど症状が悪くなってきた。良性のめまいは、薬では治らないと心得たほうがいい。血行をよくするというビタミン剤とうつにも使われるような睡眠導入剤やら精神安定剤を出されていたが、症状は悪くなるばかりであった。
これらも製薬会社と医者そして調剤薬局の連合軍にしてやられているかもしれない。

 大体が治療費と薬価が同程度というのもどこか間違っていないだろうか。病院の周りには調剤薬局が軒を連ねている。客の呼び込みまでしている薬局もある。駐車場にはガードマンまで雇っている。これが今の医療現場の実態である。この辺を正さない限り、保険行政はいずれパンクするだろう。そうなる前に何とか手を打つべきなのだが?