晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

なんとも締まらない国会議員のクールビズ。

2009-06-29 14:21:29 | 政治、経済
 私が古いのか、やっぱり背広姿にはネクタイが似合う。これが世界標準だと思っているのだが、今官邸においても議会においてもなんとも締まらないノータイスタイルが大流行のようである。

 確かに、暑いときはネクタイなど邪魔でしょうがない。人に会わない時は胸ポケットへしまいこんでいたものだが、ノータイが冷房温度を一度でも上げる効果があったり、CO2削減にどれほど効果があるのか、あったとしても知れたものだろう。

 どうやら議員諸先生方のレベル低下とやる気の無さ加減は、このクールビズスタイルになって増幅したように思えてならない。

 締まらない。決まらない。何もかも先送りである

 国会において、重要法案を審議する人たちが、だらしなくボタンをかけずに胸までさらけ出している姿を見るたびに憤りさえ覚えるのである。おまけにお昼寝などしている姿は、全くいただけない。あらゆる交通機関のパスを所持し(中には彼女とのデートに新幹線をただ乗りしていた議員もいたっけ)高額な歳費をもらい、活動費も税金でまかなわれている特権を持っている人たちである。せめて、身なりくらいはしっかり緊張感の出る姿でいて欲しいものである。

 もっとまじめにやって欲しい。中身が無いのであれば、せめて格好だけでもまじめなスタイルをして欲しい。昔から言われているではないか。馬子にも衣装だと。

 先日は、横須賀市長に33歳の青年が見事当選した。千葉市長も30代である。
テレビによくお出になる塩爺こと塩川先生は、昨日のテレビ番組で何度も何度も東原さんといっていた。周りの人が東国原さんといっているそばから、東原さんというのには情けないやら、お気の毒やら人間思い込んだらなかなか抜けないこともあるのだなとわが身を振り返る絶好の機会になった。

 人間ある程度年を重ねたら、静かに回顧録でもつづっているほうがいいのかもしれない。生き恥とは言わないまでも、これも太平楽、日本社会全体に緊張感をなくしている現象の一つかもしれない。

 特にマスコミのディレクターは、みんながみんな右へならへの感がある。テレビもつまらなくなってしまった。

死に仕度。

2009-06-26 14:21:33 | 日記

 古希を過ぎたころからすこしっづつ身辺整理に入っている。捨てることが苦手な戦前派は、結構つまらないものまでとっておく習性があるようだ。何年もの間一度も使わないものまで後生大事にしまっておくのだから始末が悪い。

 これまでにも背広類は、ずいぶん処分してきた。古い下着は、海外旅行の際に竹の子生活よろしく現地で捨ててきた。今年は、重い荷物のひとつである図書類の処分に取り掛かった。これまでも市役所の図書コーナーへずいぶん置いてきたが、最近Book Offが開店したので一二度持参してみた。何のことはない、運び賃にもならない買取価格だった。それなら市役所の不用品へまわしたほうが気持ちがいい。Book Offには二度と持参しないつもりである。

 今日も本箱をのぞいてみた。懐かしいもの、大切なもの各種雑多あったが詩を書いたことのない私が、初めて書いた詩が出てきた。母にささげる詩だった。

 母に捧ぐ(享年92歳)

 明治は遠くなりにけりの感
 死期には何の不足も無いが
 その人生の波乱に満ちた道程は
 筆舌に尽くしがたい
 ただ自分の人生を悔いることなく
 戻ってこない金銭貸借
 対人関係の軋轢
 何も語らずに口をふさいで逝ってしまった母
 いまさら何を語ろう
 いまさら何を食べたかろう
 いまさら何が欲しかろう
 ただ供養あるのみ

                 合掌
 平成6年5月、一周忌の席で発表させてもらった。
 私が何を言わんとしていたか、中には頭の痛い人もいたはずである。
 今日は、身辺整理のつもりが、変な方向へ話が飛躍してしまった。許されよ!である。

 


麻生総理の最後の決断!

2009-06-17 17:30:21 | 政治、経済

 今日の党首討論を拝見して、次の選挙において自民党は、結党以来初めての惨敗を喫するであろうことがはっきりしてしまった。どうみても自民党或いは麻生総理を頂点とする政府与党には勝ち目がないことがはっきりしてしまった。

 自民党の崩壊と公明党の堕落、崩壊が始まったような気がしてならない。そもそも政教分離のはずが、貧乏人を対象とした生活支援、葬儀の簡略化で人気を得た創価学会支援のもとに公明党が、政治活動を始めたこと自体問題なのである。次の総選挙には、あの有名な大川隆法氏率いる宗教団体からも候補者を出してくるという。宗教対決が見られるかもしれない。

 要は、頭の悪い総理を選んだ自民党政治に問題があるのだろう。選挙に勝てる顔を選んだはずが、とんでもない総理の椅子にしがみつく男を選んでしまったのだ。時代が違う、経済状況も違う、バブル期のいけいけどんどんの時代であれば、麻生さんも生きた政治を展開できたかもしれない。しかし、すでに日本の経済力も落日の感がある。米国はどこを向いているのか?北朝鮮は暴発するのではないか?中国はどんな戦略を立ててくるのか?またロシアはどうなのか?日本を取り巻く環境は、きわめて厳しいものがある。

 単なる政権争いでは済まされない大問題が山積していることを認識すべきである。われわれ年寄りは、昭和を懐かしんでいればいい。そうは行かないこれからの青少年たちに、われわれがだらしなかったつけを残していくわけにいかないだろう。

 本当の平成改革をやってくれる政党、政治家はいるのか。次の選挙までしっかり見据えていかなければならない


病と健康。

2009-06-10 05:17:15 | 日記
 人間は、幼年期、少年期、青年期、壮年期、老年期それぞれの段階で病魔という試練を受けるようである。私は生まれてまもなく、扁桃腺を患い、そのころタクシーも少ない時代に母はタクシーで大病院へ走ったそうである。幸い、命は救われたのであるが、以後20年間づうっと冬の季節には一二度扁桃腺で悩まされ続けてきた。ペニシリンのお世話に何回なっただろうか。

 少年期には、膝に水がたまる病気をした。病名は忘れたが、何度か注射器で水を抜いてもらった記憶がある。そして、青年期、肝臓からくる湿疹に悩まされた。後で分かったことであるが、どうもB型肝炎を患っていたらしい。20年も経過したとき、肝臓の検査をした。勿論血液検査であるが、B型肝炎の形跡が残っているとのことであった。酒も相当飲んだ。飲むというより浴びていた感じである。終電車で、終点まで行ったことも何度かあるくらいである。

 壮年期には、鼻の奥で血管が切れる事故にあった。水道の蛇口をひねったような出血であった。おかげで、これを機会にタバコもやめられた。高脂血症と血圧コントロールを心がける毎日である。

 老年期に入り、今のところ病気とのお付き合いはない。ちょっとPSA値が高い程度で、経過観察の状況である。できれば、このまま病魔には襲われないことを望むばかりである。

老いは徐々にくるのではない。

2009-06-08 08:58:25 | 暮らし
 「乳がんと大腸がんは、外科医であればどこで手術を受けても大差がない。食道がんと肝臓がんは医者を選んだほうがいい。すい臓がんは、いずれにしても大変厳しい状況である」と書いてあった。

 近親者で、この類のがんにかかったものがいないので状況その他どのようなものなのか知りえないのであるが、がん細胞の増殖はすごいものであるらしい。できればその類の病に冒されることなく寿命を全うしたいものと願っている。

 タイトルにもさせてもらったが、老いとは徐々にくるものではないらしいある日突然に襲ってくるというかあるきっかけにより急激に老いるのだというのである。老いは必ずやって来る。できるならば遅いに到来を願いたいと思っている。