晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

みのさんお疲れ様!

2013-10-28 13:40:25 | 注目の話題
 この一ヶ月、週誌上をにぎわせていた「みのさん問題」に終止符が打たれた。しかし、今日もテレビ各社はその問題を取り上げていたが、なんと低俗なテレビ局ばかりかと嘆かわしい限りである。

 確かにみのさんの言われるとおり、成人した人間の犯罪行為に対して親が責任を取る必要は全く無いのだが、マスコミに身をおく立場から(公人というひともある)考えると事件発覚時から身の処し方について速やかに今回のような結論を出すべきだったのではないかと思う。

 記者会見のみのさんの発言に対して3点ばかり苦言を呈しておきたい。
一つは、人身骨肉、住まい、資産その他洗いざらい調べられたという点、何をおっしゃいますか。これまで事件があるたびにその親御さんから親戚までテレビカメラは追っかけていたはずだ。責任問題とは関係ないところで面白おかしく報道してきた過去をどう説明するのだろうか?以後このような報道をすべてやめるのだろうか。やめるべきであってもやめきれないだろう。それは視聴率との関係から各局が競って同一問題を追いかける低脳な記者というかデイレクターがいるからだろう。

 その二は、子供の教育というかしつけについてである。厳しい親だった、わるいことをすれば殴る親だった、小遣い銭も一定のものしか与えなかった云々というくだりである。厳しくしつけていれば今回のような事件は起こさないはずである。幼少期にものの善悪をしっかり身につけさせてやる必要があったのではないだろうか。どこかに甘えさせた教育があったとしか思えない。よその家庭の教育の仕方に関してどうこう言う筋合いは無いが、今後もおしゃべり(報道番組等で)を続けたい意向であるようなので一言苦言としておきたい。われわれ世代の親子の関係は、接する時間も無かったが、間違ったことをしでかしたときは拳骨の一つや二つは食らわせていたはずだ。それを厳しいというのは誤りだろう。わが子に対しては愛の鞭も必要だろう。一般的に誤解を招くような発言は注意してもらいたい。

 その三は、最後のバカヤロー発言である。私の感ずるところ勿論お子さんに対するように受け取れるが、それであればそのようにあとのフォローが必要であろう。息子にはそういって分かれましたとかの。私の直感では、会見場にいた人たちすべてに対し、また世間一般の人たち、そしてテレビ関係者に対して発せられた言葉のように思えてならない。

 テレビに出演したコメンテイターの一人としてこの問題を取り上げた人がいないのもやはりこの世界、人材不足というかあまりにも軽薄な人たちが多いのではないだろうか?おしゃべり上手だけでは、問題の本質を見間違いそうで仕方が無い。