晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

ヨーロッパの国々。

2007-08-24 09:38:37 | 社会、文化
 ヨーロッパを見てみるといい。紀元前2,000年の昔から、取ったり、取られたりの歴史を持つ。勝ったり負けたりといってもいい。それが恨みつらみとして、いがみ合ったり、憎みあったりしているだろうか。

 残念ながら、日本が行ったただ一度の侵略行為が、手を変え品を変えて攻撃の対象になっている。歴史をちゃんと学ぶべきだ。世界列強の手が、中国本土へ広がりつつあった当時、むしろ日本の力を利用しようとした動きさえあったのだ。確かに、部分的には行き過ぎた軍部の行動、作戦もあったのは事実ととして、それが節目節目にエスカレートして取り上げられるのはどうかと思う。

 アウシュビッツでは、惨たらしい処刑が組織的に、大々的に行われていた。何百万人とも言われるユダヤ人が、列車で或いはトラックで運び込まれてきた。殺人を効率的に機械化するために、ガス室を作り老若男女、乳飲み子さえも無差別に殺戮していった。

 しかし、ヨーロッパ各国はヒットラー、一人を悪者としてドイツを認めている。国境も複雑に接し、人種も入り混じり、宗教によるつながりを強めていった。ヨーロッパ人の知恵であろう。今、ユーロ圏として、その輪が広がりつつある。やはり先進国というか、文化人というか、歴史から学んだというか、生き方として近隣諸国との付き合い方においてアジアの参考にすべきところか?


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