福田総理を始め、政治家の皆さんにはもう少し国を憂え、この国の将来について真剣に取り組んでもらいたいと思う。新テロ特措法がどうのサブプライム問題がどうの自民党が或いは民主党がどうのと騒ぎ立てている。マスコミも一緒になってつまらない問題を追い続けている。それでいいのか?
そうした中、円高は進み株安は底なし沼の様相である。ガソリン、石油は何処まで上がるのか。それらの影響により、物価は静かに値上がり傾向にある。おかしな法律を創って派遣社員を増大させ、パート社員を増やし給料は一向に上がらない状態である。どこか何かが狂い始めていることに気がつかないのだろうか。
あれほどまでに問題になった日銀の福井総裁は居座り続け、金利も異常な低金利を続けている。誰のための低金利なのか?国の借金と銀行の救済のために十数年も放置してきた無策の結果が今日の不況を生み出していることに気づかないはずはない。上から下まで無責任体制が蔓延してしまっているのだ。
「日本人の品格」とか「女の品格」がヒットしているとかであるが、ここに至っては品格云々と高貴なことを言っていられないはずである。なりふり構わずがむしゃらに改革を進め経済も教育も世界のトップを目指さなければならないと思う。
世は乱れ、連日の殺人事件、強盗事件の連続である。こんな日本に誰がしたである。まずは、政治家が率先垂範、自らの身を清め政治に何が求められているかを真剣に考えてほしいものである。その姿勢を見せてこそ次の選挙で勝ち残る方策であること間違いないと思うのだが。
後日談(1/20追記)、今日の週刊誌情報によると日銀の福井総裁の任期は、この3月だそうだ。後任候補については、自民、民主それぞれが推薦しているようであるが、政策的には大きな変化はないような記事であった。先日とある政治家だったか経済学者がいっておられたが、少なく見積もってみても国民の預貯金は1千兆円あるはずだ。この金利を2.5%で計算しても25兆円の金利がつくはずである。これを消費すれば景気も速やかに回復基調になるとか、これは間違いなく真実である。株安円高がこれ以上進むようであれば、ますます金利をいじれなくなってしまいそうだ。そうなると日本沈没の日もさほど遠くないかもしれない。せいぜい海外旅行にでも出かけて鬱憤を晴らすことにしよう。