晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

腹芸という言葉は死語になってしまったのか?

2007-08-01 18:33:22 | 政治、経済
 私も一度はやってみたかったが、中々できるものではない。政治家の特性としての腹芸の妙技である。自分の本心も見せず、周りの情勢を感知し、鷹揚に構えている姿。戦後の首相吉田 茂氏から始まり田中角栄首相までの人物には、少なくともこれぞ大物、余人の近寄りがたい威厳と風貌と知恵があった。

 安倍首相を始め閣僚に至るまで田中真紀子女史ではないが、凡人、凡人何処といってわれわれと大差のない人たちが政治をやっているように思われて仕方がない。
参院選の大敗も予測され、その後の安倍政権は死に体であることを知っていながら誰も俺がやると言い出せない自民党党員、すでになだれ現象は極致に至っている。

 週刊誌情報によると11月解散、12月選挙のスケジュールが進行中とか。せっかく、上昇気流に乗っている経済を冷え込ませないようお願いしたいものである。

 全く話は変わるが、今日は老人医療控除の手続きをしてきた。ありがたいことに還付金を請求すれば、自己負担10%で済むという制度である。歳を取ることで、こんなありがたい制度があるということを知らなかった。ありがたい制度は十分活用していきたい。日本も見捨てたものではないんじゃないのー。ただし、この制度は収入制限がある。要は、低所得者層の救助策なのだろうと思うけれども、一円だって無駄にできない。何しろ年金生活者なのだから。感謝、感謝、Thank you very very much!