図書券が手に入ったので「上京ものがたり」「女の子ものがたり」を買ってきました。特に「女の子ものがたり」は効くものがありましたね。3人の女の子が出てくるのですがその3人誰もに自分を重ね合わせてしまいました。昭和の少しだけ田舎の空気が私の周りにまとわりついて離れません。あの頃ちゃぶ台の脚が一本足りないような生活、人々がうなみのまわりにも息づいていました。この作品を読むと自分は大人さんのはずなのにずっとよしよししてくれる手を探し続けて生きているのだと思います。いいかげん自分で自分を大切にする術を覚えろよと自分に言いたくなってしまいます。
お勧めの本です。
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