今日の新聞で灰谷健次郎さんの訃報を知りました。
折に触れて読み返す本のひとつが「せんせいけらいになれ」「兎の眼」です。
どちらも読み返す度にその都度の不安を取り除いてくれる本です。大好きな本を挙げてくれといわれればきっとこの二冊はお薦めするでしょう。
ご自分の意見をきっちりと語られる方でした。97年の神戸事件のときの対応は潔いと思いました。
でも「天の瞳」をお書きになった頃からの作品はあまり好きではありません。
「灰谷教」とでも言うべき独自の考え方にうなみが嫌悪感、重圧を感じるようになったからでしょうか。
72歳。今の時代には若い死です。ご冥福をお祈りします。(写真はせんせいけらいになれの角川文庫版 ネットより)
折に触れて読み返す本のひとつが「せんせいけらいになれ」「兎の眼」です。
どちらも読み返す度にその都度の不安を取り除いてくれる本です。大好きな本を挙げてくれといわれればきっとこの二冊はお薦めするでしょう。
ご自分の意見をきっちりと語られる方でした。97年の神戸事件のときの対応は潔いと思いました。
でも「天の瞳」をお書きになった頃からの作品はあまり好きではありません。
「灰谷教」とでも言うべき独自の考え方にうなみが嫌悪感、重圧を感じるようになったからでしょうか。
72歳。今の時代には若い死です。ご冥福をお祈りします。(写真はせんせいけらいになれの角川文庫版 ネットより)