バイトで六甲アイランドへきています。高いマンションに人工の川きれいな町なのに閉塞感が漂います。タイムマシンで時空を越えてきたような気分にさえなります。あの高いマンションのなかでは私たちの生活と変わらない空間と時間が流れているはずなのに。うなみはきっと雑多な町のなかに、生活の匂いに、安心感を求めているんだと改めて思いました。だから昭和が好きなんだと。
「Oオー」大田垣晴子責任編集という雑誌をよく買います。特集が楽しいです。銭湯ライフの特集号は秀逸でした。彼女の作品に初めてであったのは「話の特集」に連載されていた「サンサル」でした。今のオーに繋がる彼女の原点のような作品です。「セイちゃん」は彼女の子供の頃を描いたもので、70年代リアル子供のあるある感がいいです。うなみには女兄弟がいませんが女兄弟ってこんな感じなんでしょうね。
気がつけば咲いていて気がつけば散ってしまってました。毒の花といわれていましたね。田舎のお弔いは土葬だったので山に向かって歩く葬送の列と秋の夕日、道の脇につけた蝋燭の炎のゆらぎ、彼岸花の朱が強烈なイメージで残っています。今世と来世の間に咲く花のような…。
パチモン大王Vol.3。フィギュア王に連載中の唐沢なときさんの連載をまとめた自主出版です。昭和紙系駄玩具がてんこもり。何度でもゆるゆる笑ってしまう~。詳細は公式ウェブサイトhttp://www2.big.or.jp/~karaman
もうすぐお月見。今年は9月18日だそうですね。子供の頃は川の土手にすすきと萩をとりにいっておかぁはんがつくった関西風月見団子をお供えして月見をしました。この少ししょっぱいだんごと甘いこしあんの味が好きです。姿も愛らしいですよね。写真は商店街の和菓子屋さんの月見団子。タイトルは関西風月見団子の形の由来より。本来は小芋をお供えして豊作を祈ったんだとか…。
ファミレスで食べたランチのデザート。昭和心をくすぐります。あとウェファースと缶詰のさくらんぼがついてるともっとうれしいな。。あれって頭がキーンとならない為についてたんですって。なんでついてくるのか子供の頃は疑問でした。
ユニークな名前のボン牛乳、HPで調べるとボンミルクの名前で今も宅配商品としてありました。180ml瓶入り乳脂肪3.9の加工乳です。スーパーの特売なんかで一番売られている牛乳が乳脂肪3.5だからちょっぴり濃目ですね。瓶は四角で懐かしい感じです。牛乳と加工乳の違いは、牛乳が絞ったままの牛の乳を加熱殺菌してあるもの。もちろん水などで薄めてはいけません。加工乳は牛乳に牛乳から加工されたクリームや脱脂粉乳バターで成分を調整したものです。書いてると瓶入りの牛乳が飲みたくなって来ました。
探して歩いてる訳じゃないんですが近所のお屋敷の牛乳箱です。黒塀の立派なのひさしに守られて色あせも少なく綺麗な状態で残っていました。毎日牛乳の箱ですね。マークの上に書かれた商品名はボン牛乳。ユニークな名前です。
近くの商店街のおもちゃ屋さんです。看板のお人形さんの服装が70年代風でエンゼルハットとパンツのフリンジが可愛いです。昨年お店のばあさんが亡くなったので閉店しました。お店が開いている頃は日だまりにような緩い時間がながれていました。先日通りかかったら周旋やさんが店の前でお客さんと話しておられたんで、新しい借り手がつく前に看板が外される前に撮っておきたかったんです。