心を育てる「絵本の世界」・・・子ども劇場「絵本読み聞かせ講座」

7月2日、県立劇場の会議室で熊本市子ども劇場主催による絵本読み聞かせ講座「親子で楽しむ絵本の世界」がありました。

前半は、「熊本子どもの本の研究会」の木村一恵さんによるお話。
「子どもの成長発達に沿った絵本の選び方」、「読み聞かせで大事にしたいこと」、「読み聞かせで育つ子どもの力とは」の3つの視点でお話をされました。
子どもの身近なところに絵本があることの大切さ、リビングに段ボールに入れてでも本を置いてほしい。
子どもたちの耳や目は、読み聞かせからいろんなことを聞いて、絵本の隅々まで見ていること。
生きていく上で大切なことを気づかせてくれる、教えてくれる絵本をいつもそばに置いてほしいと。

後半は「The　ちゃぶ台」で役者を務める木内里美さんによる絵本の朗読でした。
くすのきしげのり作の「おこだてませんように」、くどうなおこ作の「のはらのうた」を、素晴らしい語りとパフォーマンスで聞かせてくださいました。

ずっと大切にしてきた読み聞かせ、再確認したことと、新たな発見と。
たくさんのことを学んだ講座でした。
会場には、子ども連れの親子のほか、保育士の方など、いろんな顔ぶれがあり、その感想にもたくさんの気づきがありました。