発災から3カ月以上が経った熊本南部豪雨災害。
大きな被害を受けた人吉市での聞き取り調査に参加しました。
球磨川に近く、大きな被害を受けた商店街の調査でした。複数のチームに分かれての調査。
私が受け持った通りは、ほとんどが「全壊」で、人気のない建物が並んでいました。
中でも球磨川に近い1軒で、持ち主の方とお話を聞くことができました。
「全壊で解体を考えていたけれど、『築100年以上の建造物を壊すのはもったいない。歴史的価値がある』という建築士の方々の助言で、再建を決意した」とのことでした。
しかし、かなりの資金が必要となるので覚悟が必要だと、また近隣のほとんどが解体を予定されているので、そういう中で我が家を再建して、果たして活用していけるのかの不安もあるとのことでした。
街を呑み込んだ濁流によって、一変してしまった地域再生の道のりは遠く、険しいと思われます。
建物の再建はもちろん、街を、地域を、生活をどのように再建していくのか、「公の支援」なくして復興は果たせません。
被災者のみなさんの実情、その声をしっかりと聞きとりながら、寄り添った復興支援をすすめていくことの大切さを痛感しました。
全壊の家屋が立ち並ぶ中で、もともと観光スポットとなっていた通りには、ポツンぽつんと店が開かれていました。
その中の1軒、刃物屋さんに立ち寄り、包丁を買いました。
以前、友の会旅行でも来たことのある「みそ・しょうゆ蔵」も開いていました。
早く、元のようにたくさんの方々が訪れる街に復興してほしいと思います。
大きな被害を受けた人吉市での聞き取り調査に参加しました。
球磨川に近く、大きな被害を受けた商店街の調査でした。複数のチームに分かれての調査。
私が受け持った通りは、ほとんどが「全壊」で、人気のない建物が並んでいました。
中でも球磨川に近い1軒で、持ち主の方とお話を聞くことができました。
「全壊で解体を考えていたけれど、『築100年以上の建造物を壊すのはもったいない。歴史的価値がある』という建築士の方々の助言で、再建を決意した」とのことでした。
しかし、かなりの資金が必要となるので覚悟が必要だと、また近隣のほとんどが解体を予定されているので、そういう中で我が家を再建して、果たして活用していけるのかの不安もあるとのことでした。
街を呑み込んだ濁流によって、一変してしまった地域再生の道のりは遠く、険しいと思われます。
建物の再建はもちろん、街を、地域を、生活をどのように再建していくのか、「公の支援」なくして復興は果たせません。
被災者のみなさんの実情、その声をしっかりと聞きとりながら、寄り添った復興支援をすすめていくことの大切さを痛感しました。
全壊の家屋が立ち並ぶ中で、もともと観光スポットとなっていた通りには、ポツンぽつんと店が開かれていました。
その中の1軒、刃物屋さんに立ち寄り、包丁を買いました。
以前、友の会旅行でも来たことのある「みそ・しょうゆ蔵」も開いていました。
早く、元のようにたくさんの方々が訪れる街に復興してほしいと思います。