真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

創価学会の会員数は?

2010-05-24 21:56:40 | 創価学会問題

面白いものを見つけました。

もしかしたら、アンチの方はすでにご存知の方も多いかもしれませんが、創価学会の不透明な会員数に関するデータです。

下のリンクは宗教行政を所轄する文化庁のデータより、各宗教の会員数を割り出したものです。

「日本における宗教の概要」

ここの日蓮系の項目にある「日蓮正宗」の会員数の箇所に「註4)94%減」とあります。

註4では何が書かれているかと言うと…

註4) 5年前の日蓮正宗の信者データ576万人は、創価学会員を含んでいたが、その数を差し引いたので約34万人と激減した。そのことから、逆に、信者数等のデータを公表していない創価学会の会員数は、542万人と推定される 

とあります。

このデータ、10年前のものですが創価学会の会員数ははだんだん減少していると言われています。活動家の方も、全国的に人材不足であるということはさまざまなブログで声を上げられています。

今の創価学会、公称827万世帯です。

ちょっと差が激しすぎやしませんか(汗)。

ま、あくまで「公称」と「推定」ですけどね。

前回記事の「池田大作の品格」(小多仁伯 著)にも、この会員数の隔たりは述べられています。

 私が創価学会の本部組織センターに勤務していたころ、当直責任者として担当していました。
 まだ、コンピューターの導入前でしたので、正月には全国から方面別に「正月勤行会参加者数」の報告を受け、当時の北條会長に集計し提出していたのです。
 正月勤行会に参加する人の構成は活動者プラス記念行事にのみ参加する人たちで、この数がほぼ創価学会のA級活動家なのです。
 今でも鮮明に記憶していますが、北條会長が亡くなる前年の昭和五十五年の
正月勤行会参加者数は百八十万人ほどで、残りの人数を足しても二百万人を超えていませんでした。
 その時の対外的公称世帯はたしか七百四十万世帯と記憶していましたので、実際の数字のと隔たりを強く認識したことがあります。

A級会員が200万人弱で文化庁データからの「推定542万人」ならば、納得できる数字ですね。幽霊会員が活動家と同じくらいいても別におかしくないので。

大きく言いたい気持ちは分かるし、そうせざるを得ない状況であるのは自業自得とはいえ間違いないでしょう。

しかし、ちょっと誇大広告がすぎやしませんかね?

上の正月の勤行会の参加者や公明党の得票数からも、公称の800万世帯以上の数字は正確とは言いがたいことが明らかです。

一事が万事、このような大げさな表現をするから、ウソで固めなくてはならなくなってしまうんでしょう。一事が万事、こうだから何かあってもまたウソだろう、大げさだろう、とされてしまうんでしょう。

正式な数字を出したくないなら、それはそれで構いませんが、あまりに大きな隔たりはその分だけ不信感も大きくなるということを知っておいたほうがいいのではないでしょうか。