「責任感がない」「一から出直しを」沈黙続ける吉川衆院議員に厳しい声
18歳の女子学生との飲酒疑惑が浮上し、自民党を離党した吉川赳衆議院議員。いまだ、沈黙を保ったままの吉川議員に対し、同僚議員、さらには有権者からも厳しい声が相次いでいます。 <吉川赳衆院議員>「(5月27日にその女性と焼き肉に行った?)記事を見てから対応します」 一部週刊誌に18歳の女性と飲酒を共にし、4万円の小遣いを渡したなどと報じられた吉川赳衆議院議員。 <吉川赳衆院議員>「(国民に説明するという気持ちはある?)内容によっては」 記者の問いかけにこう語った翌日に自民党を離党しましたが、依然として、説明はないままです。 <岸田文雄総理「議員辞職につきましては本人が事実関係を説明する、説明責任を果たしていく。その中で自ら決定すべきことだと」 吉川議員も所属した「岸田派」の会長を務める岸田総理は「議員辞職は自分で判断すべき」と語り、世耕参議院幹事長は、比例で復活当選していることも踏まえ、「議員辞職を求めていきたい」と述べるなど、吉川議員を取り巻く状況はより一層厳しさを増しています。地元静岡県の有権者からも怒りの声が聞こえてきます。 <地元の有権者>「倫理に欠けるというか。立場があるから、見られていると思って行動しないといけない」「まず、説明をするべきなんじゃないですかね。じゃないと示しがつかない」「責任感がないなと思っちゃいます」「議員を辞めて一から出直したほうがいい」 静岡市で街頭演説をした野党、国民民主党の玉木代表も批判しました。 <国民民主党 玉木雄一郎代表>「離党したということは事実として認めたんだと思います。であれば、離党で済むのかどうか。議員の身分は重いですから。こういうことが政治に対する信頼を損ねていくのは非常に残念だし、我々としては悔しい思いです」 週末には、自民党公認の参院選立候補予定者と一緒に写ったポスターが慌てて撤去されたほか、富士市にある吉川議員の事務所は静まり返っていました。自民党県連の関係者は…。 <自民党県連関係者>「電話しても出ない。議員辞職するかどうかを決めかねているから、表に出てこられないのではないか」 突然の離党から3日。疑惑は深まるばかりです。吉川議員には、一刻も早いしっかりとした説明が求められます。
静岡放送(SBS)
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自民党を離党したという事は、実際にそうした行為があったのだろう。
常識的には議員を辞職するのが当たり前だけど、何もしないでも
高額報酬を得られる美味しい職業を辞めるのには未練があるのだろう。
未だに説明責任を果たさないのは、世間に恥ずかしくて出てこれないのだろ。